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「パーソナルアシスタンス(以下「PAといいます。)制度」とは、平成22年4月より始まった重度の障がいがある方の地域生活を支援する札幌市独自の介助制度です。 PA制度では、重度の障がいがある方に対し、札幌市が介助に要する費用を直接支給し、利用される方が、その範囲内でライフスタイルに合せて介助者と直接契約を結び、自らマネジメントしていく制度です。 |
札幌市から障害者総合支援法に基づく重度訪問介護の支給決定を受けている方で、ご自身もしくは支援する方の責任において、介助者の募集、介助方法の指導、金銭管理等が行える方が対象となります。
※重度訪問介護の説明については、総合支援法概要「福祉サービスの体系」をご覧ください。
生活保護受給世帯・市民税非課税世帯の方は無料です。
それ以外の方は1割負担(負担上限月額の範囲)となります。
1か月に利用できる介助費用の額を一定の範囲で決定し、実績に基づく請求に応じて、直接重度障がいのある方に支給します。
これまでは、事業所から派遣されたヘルパーから介助を受けていたことに対して、PA制度では、自分が選んだ介助者と直接契約を交わします。
介助者のヘルパー資格の有無は問いませんので、身近な地域にお住まいの方が重度障がいのある方の介助者となることが可能です。
決定された介助費用の額の範囲内で、障がいのある方が自ら介助者に支払う報酬の額を決定します。夜間に報酬を高くしたり、日中の報酬を低くしたりすることで、これまでの制度以上に介助時間を確保することができる可能性があります。
※報酬は交通費別で、およそ800円~1,500円/時(時間帯などにより異なります。)
PA制度は、利用する方自らが介助者を決定し、支払いも自らが行う等の自由がある一方で、介助者への指導、シフトの調整、報酬の支払い等の責任が発生します。PA制度の利用を検討する場合は、このような制度の特徴をよく理解した上で、利用するかどうかを決定してください。
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