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うらうちない川は、豊平区羊が丘展望台から豊平区福住を流れる延長約4.6kmの河川で、アイヌ語の「ウライ・ウシ・ナイ【梁(やな:魚を取る大きな仕掛け)の多い川】」が名前の由来です。
うらうちない川が流れる福住地区は明治初期に開拓され、昭和19年に福住という地名で呼ばれるようになりました。
昔のうらうちない川は自然豊かで川遊びにはうってつけの河川であると同時に、雨が降った際には「あばれ川」と呼ばれるほど水害が起こりやすい河川だったそうです。
治水整備、環境整備後のうらうちない川は川に近づきやすくなり、自然とふれあえる空間になりました。
水遊びをすればフクドジョウが見つかるかもしれませんし、ゆったりとした散策路では川を眺めながらの散歩が楽しめます。一休みしたいときはベンチに腰かけ、桜の木や川の流れに癒されてみるのはいかがでしょう。
※この地点は約100mの区間で環境整備を行いました。
地域住民のみなさんとワークショップを実施して環境整備案を作成し、協働による川づくりを行いました。
工事前のうらうちない川
環境整備案
ワークショップで作成した環境整備案をもとに、平成26年7月から平成27年3月にかけて環境整備の工事をしました。
三面張りの護岸の一部を崩し、円形護岸と階段を組み合わせた親水広場にしました。
工事前
平成26年10月21日
平成26年11月11日
平成26年12月2日
平成27年3月30日
60cmの落差工を緩やかな斜路にし、魚の行き来ができ、安全性にも配慮した魚道になりました。
工事前
工事後
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