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●都市基盤河川改修事業・総合流域防災事業(1級) ●総合流域防災事業(準用) ●流域貯留浸透事業
●住宅宅地関連公共施設整備促進事業 ●障害防止対策事業 ●市単独事業
札幌市は昭和40年代以降に、急速に都市化が進みました。その結果、建物や舗装部分の面積が増加して、雨水が土の中にしみ込みにくくなり、河川への雨水流出量が増加しました。
【都市化が進む前は…】
雨水の大部分は地中に浸透したり田畑等に貯留されるため、河川への流出は抑えられていました。
都市化の進展
(開発行為など)
【都市化が進むと…】
地表面が舗装で覆われたり、森林や田畑が少なくなると、雨水が地中に浸透する能力が低下します。
この結果、河川への流出量が増加します。
このような、都市化の進行による河川への雨水流出量の増加によって、洪水が発生しやすくなります。近年では、住宅やビルなどの建築物や地下鉄駅などの公共施設の増加により、洪水が発生した場合の被害規模が大きくなっています。
昭和56年8月の洪水被害
災害年 |
起因 |
被害状況 |
---|---|---|
昭和50年8月 | 台風6号 | 茨戸川の水位上昇し内水氾濫、冠水約2,227ha |
昭和54年10月 | 豪雨 | 中小河川等氾濫、浸水家屋814戸 |
昭和54年10月 | 台風20号 | 中小河川等氾濫、浸水家屋388戸 |
昭和56年8月 | 台風12号 | 冠水約4,880ha、浸水家屋5,368戸(石狩町含む) |
昭和56年8月 | 台風15号 | 冠水約4,220ha、浸水家屋3,411戸(石狩町含む) |
平成12年7月の洪水被害
平成12年7月
平成12年7月25日
平成12年7月25日の平常時と洪水時
災害年 |
起因 |
被害状況 |
---|---|---|
昭和40年9月 |
台風 |
冠水約20ha、浸水家屋980戸以上 |
昭和56年8月 |
台風15号 |
冠水約36ha、浸水家屋542戸 |
平成6年2月 |
融雪 |
冠水約16ha、浸水家屋10戸 |
平成12年3月 |
融雪 |
浸水家屋1戸 |
平成12年7月 |
豪雨 |
冠水約0.5ha |
平成14年1月 |
融雪 |
国道12号上流付近で河道閉塞 |
冠水約0.3ha、浸水家屋16戸 |
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