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お知らせ
地区計画の計画書・計画図は、地区計画決定状況一覧よりご確認ください。地区計画の区域内で工事を行うときは届出が必要です。届出の必要な工事、届出先、届出の様式については、「地区計画の届出」のページをご確認ください。
容積率の最高限度の認定に関する必要な基準等を、「琴似本通地区地区計画の規定に基づく建築物の最高限度の認定基準」として取りまとめました。認定に係る各種取組の要件や認定申請の手続き等に関しての詳細な基準等を明示しておりますので、容積率の最高限度の認定をご検討される場合には、必ずご確認ください。
また、容積率の最高限度の認定の際には、札幌市との事前協議が必要となります。詳しくはまちづくり政策局都市計画部地域計画課(市役所本庁舎5階電話011-211-2545)にご相談ください。
札幌市では、主要な地下鉄駅周辺などを「地域交流拠点」と位置付けて、拠点のまちづくりを進めています。その一環として、地域交流拠点「琴似」において、地域の皆様とまちづくりの方向性を検討し、地区計画の策定に向けた取り組みを進めてまいりました。
琴似地区におけるメインストリートである『琴似・栄町通(琴似本通)』を対象に、「歩きやすさの向上」や「商店やにぎわいの連続性」などのまちづくりを誘導するため、「琴似本通地区地区計画」の策定に向けた取り組みを進めてきました。
【対象範囲】 ※地区計画による建築制限や容積率の加算については、都市計画道路「琴似・栄町通」に接する敷地のみを対象としています。 |
琴似本通地区は、第2次札幌市都市計画マスタープランにおいて「地域交流拠点『琴似』」に位置付けられており、多様な都市機能が集積しているとともに、バスターミナルがある地下鉄琴似駅とJR琴似駅が近接している、高い利便性が保たれている地区です。
琴似・栄町通(通称、琴似本通)は、屯田兵村時代からのメインストリートとして栄え、現在は商業施設や文化交流施設、区役所等の公共施設などが集積し、後背圏も含めた地域の生活や交通の拠点であるとともに、にぎわいの中心となっています。
琴似本通地区では建替更新による土地利用の変化が進んでおり、今後も地域の中心的な拠点であり続けるためには、これらの開発を適切に誘導・調整し、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の誘導を図る必要があります。
そこで、琴似本通沿いに商業機能などのにぎわいを生む機能を誘導するとともに、魅力的なオープンスペースの創出を促し、地域交流拠点にふさわしい、地域の中心的な拠点としてのにぎわい創出を図ることを目標として、「琴似本通地区地区計画」を策定しました。
「琴似本通地区地区計画」では、適切な高度利用やにぎわいの創出のため、建築制限を定めるほか、店舗などのにぎわいを生む機能の導入やオープンスペースの整備など、琴似本通地区のまちづくりに貢献する取組などを行う場合には、容積率の加算を行い、地域交流拠点『琴似』にふさわしいまちづくりを誘導します。
建築物の容積率の 最低限度 |
100% ただし、都市計画道路「琴似・栄町通」に接する敷地における建築物に限る。 |
建築物の建蔽率の 最高限度 |
80% ただし、都市計画道路「琴似・栄町通」に接する敷地における建築物に限る。 |
建築物の建築面積の 最低限度 |
50平方メートル(50m2) ただし、都市計画道路「琴似・栄町通」に接する敷地における建築物に限る。 |
建築物の壁面の 位置の制限 |
都市計画道路「琴似・栄町通」から建築物の外壁等の面までの距離の最低限度は、0.5mとする。 |
建築物の容積率の最高限度(まちづくりの誘導)
建築物の容積率の最高限度は、容積率加算の条件(下表左欄)の適合状況に応じて、指定容積率400%に下表右欄の値を加算する。
容積率加算の条件 | 加算容積率 最大+200% | ||
1. |
1階部分に敷地⾯積の10%以上かつ 30m2以上の誘導⽤途※1を導⼊ |
1. 2. 3. に該当 +120% 1. 2. に該当 +70% 2. 3. に該当 +50% 2. に該当 +20% |
いずれか一つを適用し容積率を加算 |
2. |
幅1.5m以上の歩道沿い空地※2を整備 |
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3. |
敷地⾯積の10%以上かつ50m2以上の 広場を整備 |
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4. |
地下鉄琴似駅との地下接続 (接続階の誘導⽤途※1の導⼊で加算容積率が増加) |
4. に該当(接続部分の状況に応じて) +30%~+50% |
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5. |
地域交流拠点「琴似」の魅⼒をさらに ⾼めると認める取組※3 |
5. に該当最大+80% (2. の歩道沿い空地を整備すること) |
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※1 誘導用途 …琴似本通において商店やにぎわいの連続性を高めるために導入する店舗(物販)や飲食店、ホテル、病院等、児童福祉施設等を指す。 ※2 歩道沿い空地 …琴似本通において歩きやすさの向上やにぎわいの連続性を高めるために、琴似本通に接する敷地の部分に設けるオープンスペース ※3 地域交流拠点「琴似」の魅力をさらに高めると認める取組 …琴似本通地区地区計画にて定めた、誘導用途のさらなる導入や屋根で覆われた歩行空間の創出など、琴似本通地区の魅力を高めると認められる取組。 |
<容積率を加算する建築物は、以下の事項を満たす建築物に限る>
適用除外
地区整備計画の内容は、主要構造部が木造、鉄骨造、コンクリートブロック造その他これらに類する構造であって、階数が2以下で、かつ地階を有しない建築物で、容易に移転し、又は除却することができるものなどについては、適用しません。
琴似本通地区地区計画の内容や容積率の加算の考え方、琴似地区におけるまちづくりの考え方などをわかりやすく示したものです。地区計画区域内において、建築などをご検討の際には、当パンフレットやガイドラインも併せてご確認をお願いいたします。
琴似本通地区地区計画(案)の内容の説明会を、以下の日程で行いました。
開催日時(終了)
開催場所︓
⻄区区⺠センター2階⼤会議室
(⻄区琴似2条7丁⽬1-21)
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