ホーム > くらし・手続き > 環境・みどり > 環境保全 > 環境保全対策 > アスベスト(石綿)関連情報 > 災害時におけるアスベスト対策 > 災害時における石綿モニタリング等に関する協定の締結について
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北海道環境計量証明事業協議会(以下「北環協」という。)と札幌市は、令和5年2月7日に「災害時における石綿モニタリング等に関する協定」を締結しました。
大規模な災害により建築物等が損壊した場合に、迅速かつ円滑に大気中の石綿(アスベスト)等の飛散状況を把握し、市民の安全・安心を確保する体制を整備するもの。
石綿はその発がん性等のため、全面的に製造等が禁止されていますが、過去に建てられた建築物には石綿含有建材が使用されている可能性があります。大規模な災害により多くの建築物が倒壊・損壊した場合には、石綿が飛散して市民がばく露するおそれがあるため、大気中の石綿濃度をモニタリングすることが重要です。
国が策定した「災害時における石綿飛散防止に係る取扱いマニュアル」では、各自治体に対し、災害の影響で人員の確保等が困難になることを想定し、他の者とのモニタリングに係る連携体制を構築するよう促しています。
札幌市内で大規模な災害により建築物等が損壊した場合に、札幌市が北環協の協力を得て石綿モニタリング等を実施するものです。
協定締結式の様子