ホーム > くらし・手続き > 環境・みどり > 環境保全 > 大気環境・水環境 > アスベスト(石綿)関連情報 > 市有施設におけるアスベスト対策 > 煙突断熱材破損物等に係る市有施設の緊急点検の実施について
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平成28年度に、一部の市有施設で煙突内部の点検を行ったところ断熱材が剥落している事例があり、ボイラーの使用を停止して落下物を調査した結果、アスベストを含有していることが判明しました。
これを受け、各市有施設における断熱材を使用した煙突の緊急点検を実施したので、その結果についてお知らせします。
~このページの目次~ |
点検対象施設
市有施設のうち次の(1)~(3)のすべてに該当する施設
(1)しゅん工年が平成8年以前(しゅん工後に改修工事を行った建築物を含む)
(2)建築物の構造が鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造又は鉄骨造
(3)煙突で煙突用断熱材が使用されている
上記(1)~(3)に該当する点検対象施設 |
298施設 |
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断熱材等の落下があり、石綿の含有が確認された施設(※1) |
43施設 |
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断熱材等の落下があり、石綿の含有が確認されなかった施設(※1) |
19施設 |
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断熱材等の落下が確認できない施設(※2) |
1施設 |
(※1)詳細については、報道発表資料をご覧ください。
(※2)点検口がないためカメラによる調査を行いましたが、断熱材等の落下の有無は判断できませんでした。詳細については、報道発表資料をご覧ください。
煙突内部の断熱材等が剥がれ落ち、煙突内下部に落下していることが判明した施設については、断熱材として石綿が含まれている可能性があることから、ボイラーの使用停止、煙突下部の点検口や排気口の密閉等の措置を行いました。
落下物における石綿の含有の有無については、専門機関において検査し、また、大気中のアスベスト濃度測定については環境局で実施しました。
煙突用石綿断熱材等の落下が確認された施設については順次改修を実施しました。詳細については、報道発表資料をご覧ください。
結果が判明した施設 |
44施設 |
大気中のアスベスト濃度測定結果は、「0.2本/L未満(不検出)~1.2本/L」でした。
これは、大気汚染防止法に基づく石綿製品製造工場に対する敷地境界基準である10本/L以下であり、この基準と比較して影響はないと考えています。
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緊急点検時に使用を停止したボイラーからの過去のアスベスト飛散状況については、平成29年1月30日に開かれた第4回石綿問題調査検証委員会にて情報提供を行いましたので、その資料を公開します。
煙突断熱材破損物等に係る市有施設の緊急点検の対応は平成29年10月に行われた煙突の改修をもって終了いたしました。
また、煙突用石綿断熱材が使用されている煙突については、「札幌市市有施設における石綿含有建材対策要領」に基づく点検等を実施し、適切に管理して参ります。
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