ここから本文です。
ウチダザリガニは、札幌市内で分布が確認されている「特定外来生物」です。特定外来生物は、「外来生物法」により、生きたまま運ぶこと、飼育すること、野外に放すことなどが原則禁止されており、違反すると罰則が科せられます。
ウチダザリガニは繁殖力が強く、在来のニホンザリガニと競合して駆逐してしまうおそれがあるなど、生態系に大きな影響を及ぼします。札幌の貴重な自然を守るため、ウチダザリガニの生息域拡大防止にご協力をお願いします。
「外来生物法」は、外来種による被害を防止するため、平成17年6月1日に施行されました。
生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼし、又は及ぼすおそれがある海外由来の外来種のうち、特に影響の大きいものを「特定外来生物」として指定し、その飼育、栽培、保管、運搬、輸入、譲渡、野外に放つこと・植えること・まくこと等を原則禁止しています。これに違反すると、最高で個人の場合3年以下の懲役又は300万円以下の罰金、法人の場合1億円以下の罰金が科せられます。
ウチダザリガニ【外来種・特定外来生物】
【関連情報】 |
|
アメリカザリガニ【外来種・条件付特定外来生物】
【関連情報】 |
|
ミステリークレイフィッシュ【外来種・特定外来生物】
|
|
ニホンザリガニ【在来種・種の保存法特定第二種国内希少野生動植物種、札幌市版レッドリスト2016絶滅危惧Ⅱ類】
【関連情報】 |
札幌市では、「札幌市におけるウチダザリガニ防除実施計画」を令和4年3月に策定し、外来生物法に基づく主務大臣の防除の確認を受けました。ウチダザリガニによる生態系への被害を防止するため、必要に応じて防除を行い、生息域の拡大と新たな侵入・定着の防止を図ることを目標としています。
ウチダザリガニは、外来生物法により生きたまま運搬することが原則禁止されているため、ウチダザリガニを駆除し、生きた状態のまま運搬する場合は、「札幌市におけるウチダザリガニ防除実施計画」に基づき、あらかじめ防除従事者証の交付を受け、関係地域住民等に周知するなどの手続きが必要になります。現在、札幌市では、大学や事業者等との連携により防除の取組を進めつつ、市民の皆さんにも参加いただく体制を検討中です。
防除従事者以外の方がウチダザリガニを見つけた場合は、その場で殺処分していただくか、札幌市環境局環境共生担当課までご連絡をお願いします。
ウチダザリガニの防除にご協力いただいている団体等
札幌市内におけるウチダザリガニ防除数(各団体単独での防除数も含む)
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.