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更新日:2022年8月29日

栄養成分表示とは

栄養成分表示

平成27年4月1日に食品表示法が施行され、容器包装に入れられた消費者向けに販売される加工食品及び添加物は原則栄養成分表示が必要となりました。

栄養成分及び熱量は、食品表示基準別表第9に示されています。

〇表示内容(食品表示基準第3条)

表示が義務付けられている栄養成分及び熱量

「熱量」「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」「ナトリウム(食塩相当量に換算したもの)」の量の表示が必要です。それぞれ一定の値又は、下限値及び上限値を表示します。
※食塩相当量の算出方法:食塩相当量(g)=ナトリウム量(mg)×2.54÷1000

任意で表示することができる栄養成分

表示が義務付けられている栄養成分の量、熱量以外の栄養成分については、食品表示基準第7条に定めるところにより、任意に表示することができます。その際は義務表示の方法を準用します。

〇表示単位(食品表示基準第3条)

100g、100ml、一食分、一包装などの「食品単位」当たりの量を表示します。「食品単位」が一食分である場合は、一食分の量を併記します。

〇0と表示できる場合について(食品表示基準第3条)

食品100g当たり(清涼飲料水その他の一般に飲用に供する液状の食品にあっては、食品100ml当たり)の栄養成分の量及び熱量については、食品表示基準別表第9にある「0と表示することができる量」未満であれば0と表示することができます。

〇表示方法(食品表示基準第3条、第8条、食品表示基準別記様式2、食品表示基準別記様式3)

  • 容器包装(容器包装が小売りのために包装されている場合は、当該包装)を開かないでも容易に見ることができるように、容器包装の見やすい場所に表示します。
  • 表示に用いる文字は、日本工業規格Z八三〇五に規定する8ポイントの活字以上の大きさの文字です。
    (表示可能面積が150cm2以下及び印刷瓶に入れられた加工食品であって表示すべき事項を蓋(その面積が30cm2以下のものに限る)に表示する物にあっては5.5ポイントの活字以上の大きさの文字とすることができる。)
  • 食品表示基準別記様式2または別記様式3の栄養成分及び熱量の順を変更してはなりません。

 

食品表示基準(別記様式2)

食品表示基準(別記様式2)

 

食品表示基準(別記様式3)

食品表示基準(別記様式3)

※義務表示となっている栄養成分以外で表示しないものについては、この様式中は当該成分を省略します。
※糖質又は食物繊維いずれかを表示しようとする場合、炭水化物の内訳として糖質及び食物繊維の量の両方を表示します。

 

ナトリウム塩を添加していない食品について、食塩相当量に加えてナトリウムを表示しようとする場合は、「食塩相当量」を「ナトリウム(食塩相当量)」等に代えて表示します。(食品表示基準第7条、食品表示基準別記様式3)

 

ナトリウムを添加していない食品にナトリウムを表示しようとする場合

ナトリウムを添加していない食品にナトリウムを表示しようとする場合※ナトリウム塩を添加している食品にあっては、ナトリウムの量を表示してはなりません。(食品表示基準第9条)

 

〇栄養成分表示を省略することができる場合(食品表示基準第3条3)

  • 容器包装の表示可能面積がおおむね30cm2以下であるもの
  • 酒類
  • 栄養の供給源として寄与の程度が小さいもの
  • きわめて短期間で原材料が変更されるもの
  • 消費税法第9条第1項において消費税を納める義務が免除されている事業者が販売するもの


なお、加工食品を設備を設けて飲食させる場合は表示を行う必要はありません。(食品表示基準第3条)

食品を製造し、または加工した場所で販売する場合は栄養成分の量及び熱量についての表示を行う必要はありません。(食品表示基準第5条)

参考

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