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1976年アメリカフィラデルフィアのホテルで在郷軍人会総会が開かれ、参加した221名が、帰郷後に原因不明の重症肺炎を発病し、そのうち34名が死亡するという事故が発生しました。この原因は細菌によるもので、在郷軍人会のLegion(レジオン)をとって「レジオネラ症」と呼ばれるようになりました。わが国においても、感染例や死亡事故が発生してきております。
レジオネラ症はレジオネラ属菌が原因で起こる感染症です。急激に重症になり、死亡する場合もあるレジオネラ肺炎と、数日で自然に治る場合があるボンティアック熱に分けられます。
レジオネラ肺炎は、乳幼児や高齢者、病人など抵抗力が低下している人や、健康人でも疲労などで体力の落ちている人などが発病しやすいといわれています。
感染経路としては、温泉利用入浴施設、公衆浴場、冷却塔、加湿器、循環式浴槽、中央式給湯設備等が注目されております。
また、近年、レジオネラ属菌による感染症患者は増加傾向にあります。
本市では、入浴施設のレジオネラ症防止対策の充実のため、「札幌市レジオネラ属菌自主検査指導要領」及び「自主検査でレジオネラ属菌が検出された際の対応マニュアル」を策定いたしました。
レジオネラ症防止に対しては、日頃から適切な維持管理が必要となりますので、本市の要領やマニュアル及び厚生労働省の通知文等をご覧いただき参考としていただきますようお願いいたします。
レジオネラ属菌に係る自主検査の回数、保健所への報告、検査結果の公開等について必要事項を定めたものです。
一部を除く旅館及び公衆浴場施設を対象とし、当年4月から翌年3月までの間に行った水質検査結果について、翌年5月末までに保健所へ定期報告をしていただき、水質基準に適合した内容の報告があった施設に報告済証を交付いたします。
自主検査でレジオネラ属菌が検出された場合に、営業者の皆様が、感染症予防対策及び管理方法の改善を明確かつ迅速に行うことができるよう概要をまとめたものです。
「札幌市レジオネラ属菌自主検査指導要領」で定めた規定回数の水質検査を実施した施設に対し、確認証を交付しております。
確認証は脱衣場等施設内の見やすい場所に掲示することになっております。
入浴施設の衛生管理を行う上で、日常的に確認するべき項目をまとめた点検表サンプルの配布を行っています。
下のリンクからダウンロードしてご活用ください。
先般より、報道されている旅館業の入浴施設において適切に清掃等がされていなかった等の事案を受け、厚生労働省より事務連絡の発出がありました。入浴施設のレジオネラの防止対策及びコンプライアンスの遵守について、徹底いただきますようお願いいたします。
厚生労働省が主導する令和3年度厚生労働科学研究において、「入浴施設の衛生管理の手引き」が作成されました。レジオネラ対策の一助として御活用ください。
令和4年3月、国内の入浴施設において、レジオネラ症による死亡事故が発生したことを受け、厚生労働省より、上記のとおり事務連絡が送付されました。気泡発生装置の清掃や、循環配管の洗浄消毒等の対策を徹底いただきますようお願いいたします。
新型コロナウイルス対策で休止していた施設を再開する際のレジオネラ症への感染防止対策について、厚生労働省から事務連絡が発出されています。
24時間風呂については、消毒方法等が機種により異なりますので、直接メーカーにお問い合わせください。
「レジオネラ症予防の家庭向けパンフレット配布について」のページからダウンロードできます。
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