ホーム > 健康・福祉・子育て > 生活衛生 > 衛生研究所 > 病気の集団検査(マススクリーニング) > 妊婦甲状腺機能検査の中止について
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札幌市衛生研究所で行ってきた妊婦甲状腺機能検査は令和5年(2023年)3月31日で終了しました。
検査4項目のうちの2項目(抗マイクロゾーム抗体と抗サイログロブリン抗体)の検査試薬(ゼラチン粒子凝集法)が製造中止となり、現行の検査精度を維持したまま検査を継続することが出来なくなりました。
事業を開始した昭和61年(1986年)6月から令和4年(2022年)3月までに受検した人は291,582名、検査の結果、要再採血判定となったのは3,567名(1.2%)、要精密検査判定となったのは2,206名(0.8%)でした。平成20年度(2008年度)~平成29年度(2017年度)の期間に精密検査を受けた人の診断結果は下表のとおりでした。
札幌市衛生研究所が行っていた妊婦甲状腺機能検査は終了しましたが、医療機関によっては妊婦健診で行う血液検査に甲状腺の検査が含まれている場合もあり、そうでない場合でも医師の判断で甲状腺の検査を受けることは可能ですので、甲状腺に不安のある方は担当医にご相談ください。
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