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更新日:2018年7月13日

札幌市における主な感染症の発生動向

2018年第27週(7月2日~7月8日)のデータを掲載しました。

今週の概要

うがいの絵

第27週の定点把握感染症について、定点あたりの患者報告数が2.00以上の疾患は、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が5.00(第26週:7.08)と前週より減少し、感染性胃腸炎が4.86(第26週:5.51)と前週より減少し、手足口病が3.03(第26週:2.27)と前週より増加しました。

上記以外で1.00以上の疾患は、咽頭結膜熱が1.11でした。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は小児に多い病気ですので、熱やのどの痛みに注意してください。また家庭内感染が起こりやすいので、患者とのタオルの共用は避けましょう。手洗いの徹底や、マスク着用など、予防に努めてください。

感染性胃腸炎の報告が多くなっております。2次感染が起こりやすいことから注意が必要です。調理時や排便後などのこまめな手洗いの励行、調理時の食材の十分な洗浄としっかりとした加熱など、日常から感染予防を心がけましょう。

手足口病は乳幼児に多い病気であり、札幌市では6月中旬から11月中旬に患者報告が増加する傾向にあります。外出後の手洗いとうがいの励行や、排便時の手洗いなど、日常から感染予防を心がけましょう。

「百日咳」は全数把握対象に変更されています。データ確認の際はご注意ください。

全数把握感染症について、第27週はE型肝炎の報告が1件、A型肝炎の報告が1件、急性脳炎の報告が1件、百日咳の報告が1件、風しんの報告が1件ありました。

結核は全数把握感染症の中では最大の報告数となっています。治療可能とはいえ、治療には時間を要する疾病です。結核の知識や予防については札幌市保健所の感染症情報の結核のコーナーをご覧ください。

平成30年7月11日現在、今年は札幌市内及び北海道内において麻しんの発生はありませんが、旅行する際は注意が必要です。麻しんの知識や予防については、札幌市保健所の感染症情報の麻しんのコーナーをご覧ください。

札幌市では2014年以来となる風しん患者の発生報告がありました。風しんは子供での症状は比較的軽度ですが、妊婦の方が感染すると先天性風しん症候群の赤ちゃんが生まれる可能性がありますので、注意が必要です。風しんの知識や予防については、札幌市保健所の感染症情報の風しんのコーナーをご覧ください。

詳細は以下のリンクからご覧ください

感染症発生動向調査とは?

定点把握の感染症(週報告)

定点把握の感染症(月報告)

全数把握対象の感染症

ウイルスの検出状況

微生物の電子顕微鏡写真

その他の情報

お知らせ

関連情報へのリンク

 

 定点把握対象の感染症(週報告)

週報告の定点把握対象の感染症について、定点あたりの患者報告数推移のグラフと区別の患者報告数の表を掲載しています。現在注目すべき感染症に現在注目すべき感染症印、注意報レベルの感染症に注意報レベルの感染症印、警報レベルの感染症に警報レベルの感染症印をつけています。疾病に罹りやすい年齢層についてのコメントは、集計値(小児科性感染症)をもとに作成しています。

インフルエンザ定点(定点数:56)

小児科定点(定点数:37)

眼科定点(定点数:12)

基幹定点(定点数:1)

マイコプラズマ肺炎・クラミジア肺炎(オウム病を除く)・細菌性髄膜炎・無菌性髄膜炎の患者報告数を掲載しています。

 定点把握の感染症(月報告)

基幹定点(定点数:1)

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症・薬剤耐性緑膿菌感染症・ペニシリン耐性肺炎球菌感染症・薬剤耐性アシネトバクター感染症の患者報告数を掲載しています。薬剤耐性アシネトバクター感染症は、平成23年2月1日より報告の対象となりました。

性感染症定点(定点数:14)

性器クラミジア感染症・性器ヘルペス感染症・尖圭コンジローマ・淋菌感染症の患者報告数を掲載しています。

 全数把握対象の感染症

結核、腸管出血性大腸菌感染症など全数把握対象の感染症の患者報告数を掲載しています。

 ウイルスの検出状況

病原体定点医療機関で採取された咽頭ぬぐい液等の試料から分離されたウイルスの検出状況を掲載しています。今流行しているインフルエンザの型など、流行の原因となっている病原体に関する情報が得られます。

インフルエンザウイルス

感染症発生動向調査における2017/2018シーズンのインフルエンザウイルスの検査において、7月11日現在B型(Yamagata)が55件、AH1pdm09型が40件、A香港型が63件検出されています。

全国的には、7月11日現在、B型(Yamagata)が4353件、AH1pdm09型が2265件、A香港型が3126件、B型(Victoria)が142件検出されています。

各シーズンのインフルエンザウイルスの検出状況

採取週別のウイルスの検出状況

病原体定点医療機関で採取された試料から分離されたインフルエンザウイルス・アデノウイルス・エコーウイルス等の採取週別の分離状況を掲載しています。表の中で、単純ヘルペスウイルスはHSV、パラインフルエンザウイルスはPARAINFと略して記載しています。

微生物の電子顕微鏡写真

 その他の情報

 お知らせ

  • 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」が施行された1999年第13週以降のデータを元にしています。
  • 定点とは患者数や病原体検出情報を得るため、一定基準に従ってこれら情報を定期的に報告する医療機関です。
  • 各疾患の流行状況等のコメントについては、札幌市の「感染症発生動向調査に関する小委員会」が分析評価した内容を掲載しています。
  • 「札幌市の主な感染症の発生動向」のホームページへのリンクは自由です。リンクする際は、このトップページへのリンクをお願いします。

 関連情報へのリンク

(厚生労働省ホームページ)

(厚生労働省検疫所ホームページ)

(国立感染症研究所ホームページ)

(北海道立衛生研究所ホームページ)

(札幌市保健所ホームページ)

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