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更新日:2019年7月19日

札幌市における主な感染症の発生動向

2019年第28週(7月8日~7月14日)のデータを掲載しました。
掲載している数値は、最新週現在の速報値です。速報値のため、後日数値が訂正される場合がありますので、ご了承をお願いいたします

お知らせ:本ページの更新は、厚生労働省及び各都道府県等と更新時間を統一するため、毎週金曜日の午後に行います。

今週の概要

うがいの絵

手足口病の第28週の定点当たり報告数は5.14(第27週:3.22)と前週より増加し、警報レベル開始基準値の5を超えましたので、警報を発令いたします。

手足口病は乳幼児に多い病気であり、夏季を中心に患者報告が増加する傾向にあります。外出後の手洗いとうがいの励行や、排便後の手洗いなど、日常から感染予防を心がけましょう。

上記以外の第28週の定点あたりの患者報告数が2.00以上の疾患は、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が3.08(第27週:3.57)と前週より減少し、感染性胃腸炎が4.08(第27週:5.68)と前週より減少しました。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は小児に多い病気ですので、熱やのどの痛みに注意してください。また家庭内感染が起こりやすいので、患者とのタオルの共用は避けましょう。手洗いの徹底や、マスク着用など、予防に努めてください。

感染性胃腸炎は2次感染が起こりやすいことから、注意が必要です。調理時や排便後などのこまめな手洗いの励行、調理時の食材の十分な洗浄としっかりとした加熱など、日常から感染予防を心がけましょう。

上記以外の定点当たり患者報告数が1.00以上の疾患は、咽頭結膜熱が1.22、伝染性紅斑が1.05でした。

全数把握感染症について、第28週は結核の報告が3件、腸管出血性大腸菌感染症の報告が1件、E型肝炎の報告が2件、侵襲性肺炎球菌感染症の報告が1件、梅毒の報告が3件、百日咳の報告が3件ありました。

結核は全数把握感染症の中では最大の報告数となっています。治療可能とはいえ、治療には時間を要する疾病です。結核の知識や予防については札幌市保健所の感染症情報の結核のコーナーをご覧ください。

札幌市では、2019年は麻しん(はしか)患者を3名確認しております。
麻しんは感染力が強く、空気感染するため、手洗いやマスクのみでは予防できません。麻しんの予防接種が最も有効な予防法といえます。詳細は札幌市保健所の感染症情報の麻しん(はしか)のコーナーをご覧ください。

札幌市では、2019年は風しん患者を7名確認しております。2018年は風しん患者を15名確認しました。
現在、例年と比較し、関東地方を中心に風しんの届出数が大幅に増加しております。風しんは子供での症状は比較的軽度ですが、妊婦の方が感染すると先天性風疹症候群の赤ちゃんが生まれる可能性がありますので、注意が必要です。風しんの知識や予防については、札幌市保健所の感染症情報の風しんのコーナーをご覧ください。

詳細は以下のリンクからご覧ください

感染症発生動向調査とは?

定点把握の感染症(週報告)

定点把握の感染症(月報告)

全数把握対象の感染症

ウイルスの検出状況

微生物の電子顕微鏡写真

その他の情報

お知らせ

関連情報へのリンク

 定点把握対象の感染症(週報告)

週報告の定点把握対象の感染症について、定点あたりの患者報告数推移のグラフと区別の患者報告数の表を掲載しています。現在注目すべき感染症に現在注目すべき感染症印、注意報レベルの感染症に注意報レベルの感染症印、警報レベルの感染症に警報レベルの感染症印をつけています。疾病に罹りやすい年齢層についてのコメントは、集計値(小児科性感染症)をもとに作成しています。

インフルエンザ定点(定点数:56)

小児科定点(定点数:37)

眼科定点(定点数:12)

基幹定点(定点数:1)

マイコプラズマ肺炎・クラミジア肺炎(オウム病を除く)・細菌性髄膜炎・無菌性髄膜炎の患者報告数を掲載しています。

 定点把握の感染症(月報告)

基幹定点(定点数:1)

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症・薬剤耐性緑膿菌感染症・ペニシリン耐性肺炎球菌感染症・薬剤耐性アシネトバクター感染症の患者報告数を掲載しています。

性感染症定点(定点数:14)

性器クラミジア感染症・性器ヘルペス感染症・尖圭コンジローマ・淋菌感染症の患者報告数を掲載しています。

 全数把握対象の感染症

結核、腸管出血性大腸菌感染症など全数把握対象の感染症の患者報告数を掲載しています。

 ウイルスの検出状況

病原体定点医療機関で採取された咽頭ぬぐい液等の試料から分離されたウイルスの検出状況を掲載しています。今流行しているインフルエンザの型など、流行の原因となっている病原体に関する情報が得られます。

インフルエンザウイルス

札幌市の感染症発生動向調査における2018/2019シーズンのインフルエンザウイルスの検査において、7月17日現在、AH1pdm09型が27件、A香港型が75件、B型(Victoria)が7件、B型(Yamagata)が2件検出されています。
全国的には、7月17日現在、AH1pdm09型が2949件、A香港型が4533件、B型(Victoria)が443件、B型(Yamagata)が44件検出されています。

各シーズンのインフルエンザウイルスの検出状況

採取週別のウイルスの検出状況

病原体定点医療機関で採取された試料から分離されたインフルエンザウイルス・アデノウイルス・エコーウイルス等の採取週別の検出状況を掲載しています。表の中で、単純ヘルペスウイルスはHSV、パラインフルエンザウイルスはPARAINFと略して記載しています。

微生物の電子顕微鏡写真

 その他の情報

 お知らせ

  • 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」が施行された1999年第13週以降のデータを元にしています。
  • 定点とは患者数や病原体検出情報を得るため、一定基準に従ってこれら情報を定期的に報告する医療機関です。
  • 各疾患の流行状況等のコメントについては、札幌市の「感染症発生動向調査に関する小委員会」が分析評価した内容を掲載しています。
  • 「札幌市の主な感染症の発生動向」のホームページへのリンクは自由です。リンクする際は、このトップページへのリンクをお願いします。

 関連情報へのリンク

(厚生労働省ホームページ)

(厚生労働省検疫所ホームページ)

(国立感染症研究所ホームページ)

(北海道立衛生研究所ホームページ)

(札幌市保健所ホームページ)

 

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