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更新日:2013年12月3日

風しん・先天性風しん症候群

 

風しんについて

風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症です。

主な感染経路は飛沫感染で、一度かかると、大部分の人は生涯風しんにかかることはありません。

従来、集団生活が始まる1~9歳前後の患者が多かったのですが、近年は多くが成人男性となっています。

主な症状

潜伏期間は2~3週間(平均16~18日)で、主な症状として発疹、発熱、リンパ節の腫れが認められます。

成人では関節痛や関節炎の症状がでて1週間以上仕事を休まなければならない場合もあります。

ウイルスに感染しても明らかな症状がでることがないまま免疫ができてしまう(不顕性感染)人が20%程度いると言われています。

子供では比較的症状が軽いですが、2000~5000人に1人くらいの割合で脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症を発生することがあります。

風しんの発生動向

平成25年(2013年)は、全国、札幌市ともに全数報告が始まった平成20年(2008年)以降最多の患者報告数になっています。

全国の風しんの流行状況の詳細は、風しんの発生動向のページ(国立感染症研究所)をご覧ください。

札幌市の風しんの流行状況の詳細は、札幌市感染症発生動向のページをご覧ください

先天性風しん症候群とは

免疫のない女性が妊娠初期に風しんにかかると、風しんウイルスが胎児に感染する可能性があります。

胎児に感染すると、白内障、先天性心疾患、難聴を主症状とする先天性風しん症候群という障がいを引き起こす可能性があります。

発生頻度は妊娠月齢により異なり、妊娠1カ月で50%以上、2カ月で35%、3カ月で18%、4カ月で8%程度と言われています。

特に妊娠中の女性は、風しんにかからにないよう注意が必要です。

また、妊婦だけではなく、妊婦の家族、妊婦に接する業務を行う方も、妊婦に風しんをうつさないために、風しんにかからないよう注意が必要です。(風しんの予防については、後段の「風しん予防接種」を参照してください。)

先天性風しん症候群については、先天性風しん症候群Q&A(国立感染症研究所)のページをご覧ください。

先天性風しん症候群の発生動向

札幌市ではこれまで先天性風しん症候群の届出はありません。

全国の発生状況は、先天性風しん症候群(CRS)の報告(国立感染症研究所)のページをご覧ください。

風しんの予防接種

先天性風しん症候群を含む風しんの予防には、風しんの予防接種が最も効果的です。

風しんのワクチンは風しん単独ワクチンと麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)があります。

定期予防接種の対象者のお子様(1期:1歳児、2期:小学校入学前1年間の幼児)は、MRワクチンを公費負担で接種できますので、「予防接種について」のページをご確認ください。

定期予防接種の対象者以外の方は、任意の接種となります。

札幌市では任意の接種にかかる費用の助成は行っておりませんので、接種される場合は全額自己負担での接種となります。

妊婦のご家族、妊婦に接する業務を行う方で風しんワクチンの接種歴がない又は不明の方は、風しんワクチン接種をご検討ください。(接種されるワクチンはMRワクチンをお勧めしています。)

妊娠中の女性は予防接種が受けられません。また、女性は予防接種後2ヶ月は避妊が必要です。

接種可能な医療機関は、かかりつけやお近くの医療機関に事前にお問い合わせのうえ、受診してください。

(参考)札幌市医師会の医療機関情報検索マップ

風しん予防接種に関する厚生労働省等の対応

北海道より、北海道、一般社団法人北海道医師会、北海道医薬品卸売業協会及び医薬品卸売販売業者で協議を行い、「風しんワクチン安定供給方針」を取り決めた旨、通知がありました。(10月8日掲載)

このページについてのお問い合わせ

札幌市保健福祉局保健所感染症総合対策課

〒060-0042 札幌市中央区大通西19丁目 WEST19ビル3階

電話番号:011-622-5199

ファクス番号:011-622-5168