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更新日:2018年2月16日

札幌市における主な感染症の発生動向

2018年第6週(2月5日~2月11日)のデータを掲載しました。

(お知らせ)

通常、データ更新は毎週金曜日の9時に実施していますが、集計作業の都合により、2月中のデータ更新は毎週金曜日の14時に実施します。

今週の概要

うがいの絵

インフルエンザの定点あたり患者報告数が64.07(第5週:56.96)と増加し、引き続き警報レベル基準値を超えています。注意が必要です。

第6週の定点把握感染症について、上記以外で定点あたりの患者報告数が2.00以上の疾患は、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が7.81(第5週:8.41)と微減しましたが、警報レベル終了基準値を超えています。また感染性胃腸炎が2.49(第5週:1.86)と、先週より微増しています。

上記以外で定点あたりの患者報告数が1.00以上の疾患は、RSウイルス感染症が1.16でした。

インフルエンザが引き続き警報レベル基準値を超えています。全国的にも大きな流行になっている旨報道されていますので、手洗いの徹底やマスクの着用など、感染防止に努めてください。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎については、定点あたりの患者報告数が微減しましたが、警報レベル終了基準値を超えています。小児に多い病気ですので、熱やのどの痛みに注意してください。また家庭内感染が起こりやすいので、患者とのタオルの共用は避けましょう。手洗いの徹底や、マスク着用など、予防に努めてください。

「百日咳」は全数把握対象に変更されています。データ確認の際はご注意ください。

全数把握感染症について、第6週は結核の報告が3件、E型肝炎の報告が1件、アメーバ赤痢の報告が1件ありました

腸管出血性大腸菌感染症の報告が多くなっています。腸管出血性大腸菌は、きわめて少ない菌数で発症すること、2次感染が起こりやすいことから、注意が必要な細菌です。調理時や排便後などのこまめな手洗いの励行、調理時の食材の十分な洗浄としっかりとした加熱など、日常から感染予防を心がけましょう。

結核は全数把握感染症の中では最大の報告数となっています。治療可能とはいえ、治療には時間を要する疾病です。結核の知識や予防については札幌市保健所の感染症情報の結核のコーナーをご覧ください。

詳細は以下のリンクからご覧ください

感染症発生動向調査とは?

定点把握の感染症(週報告)

定点把握の感染症(月報告)

全数把握対象の感染症

ウイルスの検出状況

微生物の電子顕微鏡写真

その他の情報

お知らせ

関連情報へのリンク

 

 定点把握対象の感染症(週報告)

週報告の定点把握対象の感染症について、定点あたりの患者報告数推移のグラフと区別の患者報告数の表を掲載しています。現在注目すべき感染症に現在注目すべき感染症印、注意報レベルの感染症に注意報レベルの感染症印、警報レベルの感染症に警報レベルの感染症印をつけています。疾病に罹りやすい年齢層についてのコメントは、集計値(小児科性感染症)をもとに作成しています。

インフルエンザ定点(定点数:56)

小児科定点(定点数:37)

眼科定点(定点数:12)

基幹定点(定点数:1)

マイコプラズマ肺炎・クラミジア肺炎(オウム病を除く)・細菌性髄膜炎・無菌性髄膜炎の患者報告数を掲載しています。

 定点把握の感染症(月報告)

基幹定点(定点数:1)

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症・薬剤耐性緑膿菌感染症・ペニシリン耐性肺炎球菌感染症・薬剤耐性アシネトバクター感染症の患者報告数を掲載しています。薬剤耐性アシネトバクター感染症は、平成23年2月1日より報告の対象となりました。

性感染症定点(定点数:14)

性器クラミジア感染症・性器ヘルペス感染症・尖圭コンジローマ・淋菌感染症の患者報告数を掲載しています。

 全数把握対象の感染症

結核、腸管出血性大腸菌感染症など全数把握対象の感染症の患者報告数を掲載しています。

 ウイルスの検出状況

病原体定点医療機関で採取された咽頭ぬぐい液等の試料から分離されたウイルスの検出状況を掲載しています。今流行しているインフルエンザの型など、流行の原因となっている病原体に関する情報が得られます。

インフルエンザウイルス

感染症発生動向調査における2017/2018シーズンのインフルエンザウイルスの検査において、2月14日現在AH1pdm09型が36件、B型(Yamagata)が22件、A香港型が9件検出されています。

全国的には、2月9日現在、AH1pdm09型が1353件、B型(Yamagata)が1020件、A香港型が608件、B型(Victoria)が55件検出されています。

各シーズンのインフルエンザウイルスの検出状況

採取週別のウイルスの検出状況

病原体定点医療機関で採取された試料から分離されたインフルエンザウイルス・アデノウイルス・エコーウイルス等の採取週別の分離状況を掲載しています。表の中で、単純ヘルペスウイルスはHSV、パラインフルエンザウイルスはPARAINFと略して記載しています。

 

微生物の電子顕微鏡写真

 その他の情報

 お知らせ

  • 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」が施行された1999年第13週以降のデータを元にしています。
  • 定点とは患者数や病原体検出情報を得るため、一定基準に従ってこれら情報を定期的に報告する医療機関です。
  • 各疾患の流行状況等のコメントについては、札幌市の「感染症発生動向調査に関する小委員会」が分析評価した内容を掲載しています。
  • 「札幌市の主な感染症の発生動向」のホームページへのリンクは自由です。リンクする際は、このトップページへのリンクをお願いします。
  • 平成30年1月1日から、百日咳が全数報告の対象となります。詳しくは保健所感染症総合対策課で作成している「【医師の皆様へ】感染症法第12条第1項及び第14条第2項に基づく届け出の基準等の一部改正について(平成29年12月15日)」をご覧ください。

 

 関連情報へのリンク

(厚生労働省ホームページ)

(厚生労働省検疫所ホームページ)

(国立感染症研究所ホームページ)

(北海道立衛生研究所ホームページ)

(札幌市保健所ホームページ)

 

 

 

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