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他県で誤った消毒用アルコールの使用により着衣着火し、学生が死亡した事故が発生しております。
バーベキューをする際に消毒用アルコールを着火用として用意しており、火が弱かったため消毒用アルコールを加えたところ、火柱が上がり衣服に燃え移ったとのことです。
消毒用アルコールの危険性について、詳しくは札幌市消防局消防科学研究所の実験動画をご覧ください。
消毒用アルコールは引火しやすい、火が透明で見えにくい、液体のため燃え広がりやすい等といった危険性があります。取り扱いを誤ると火災や事故に発展してしまうので、正しい使用方法を理解し、万が一の時の対処法を知っておきましょう。
衣服に火が着いた際の対処法は水をかける、濡れたタオルを被せる他に、
「ストップ、ドロップ&ロール」
というものがあります。
ストップ(止まる)・・・慌てて動くとさらに燃え広がるため、止まる。
ドロップ(倒れる)・・・倒れて、体を地面に押し付ける。
ロール(転がる)・・・左右に転がり、着火している部分を窒息消火する。
水や濡れたタオルなどが近くになければ、このような対処方法を知っておくと被害を最小限に留めることができます。
これからの季節はバーベキューや花火など、外で火を使用する機会が増えるかと思います。消毒用アルコールを燃やす等危険な行為をしないことはもちろんのこと、万が一のときのために水を多めに用意しておく等の対策をしておきましょう!
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