令和6年度「危険物安全週間」
毎年6月の第2週は「危険物安全週間」です。今年度は6月2日(日曜日)から6月8日(土曜日)までです。
私たちの生活に欠かすことのできないガソリン・灯油・アルコールなどは「危険物」として消防法で定められています。危険物は身近にあるとても便利なものですが、貯蔵・取扱いを間違えると、大きな事故につながる恐れがあります。貯蔵・取扱いには十分気を付けましょう。
危険物安全週間推進標語「次世代へ つなごう無事故と 青い地球(ほし)」
ガソリンについて
ガソリンは身近な危険物の中でも特に危険性が高く、わずかな火種で容易に着火し、爆発的に燃焼します。
- ガソリンを入れる容器は、消防法令に適合した容器を使用しましょう。
- ガソリンスタンドでは、利用者が自分でガソリンを容器に注油することはできません。従業員に入れてもらいましょう。
- 消防法に基づき、ガソリンスタンドには、ガソリンを容器で購入する方の本人確認と使用目的の確認が義務付けられています。
- 長期間、または不必要に保管することは控えましょう。
- 保管の際には、必ずフタをしましょう。また、保管時に容器内でガソリンが気化し、内圧が高まっている場合があります。噴出を防ぐために、フタ等は少しずつ静かに開けましょう。
アルコールについて
消毒用アルコールから発生する蒸気は、火気により引火しやすく、空気より重くて低所に滞留しやすい特性があります。
- タバコやコンロなど火気の近くでは、使用しないようにしましょう。
- 密閉された室内で、多量のアルコールを噴霧しないようにしましょう。
- 詰め替えは、漏れたり溢れたりしないよう注意し、風通しの良い場所で行いましょう。
- 詰め替えた容器には、中身が「アルコール」であるとわかるよう表示したり、「火気厳禁」などの注意事項を記載しましょう。
- 容器を落下させたり、衝撃を与えたりしないよう気を付けましょう。
- 直射日光の当たらない場所で保管しましょう。