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犯罪被害者やそのご家族、ご遺族は、生命を奪われる、ご家族を失う、障がいを負う、財産を奪われるといった直接的な被害を受け、さらには、心身の不調といった多くの困難な状況に直面します。
<札幌市の犯罪被害者等支援に係る取組みは、以下のとおりです。>
例えば...
・ 気持ちの浮き沈み
・ 現実として受け止められない
・ 集中力の低下
・ 不眠、頭痛、吐き気、身体のだるさ、食欲低下など
例えば... 
・ 傷病等により、就労が困難な状態に陥る
・ 医療費、タクシー代、転居費用等の突然の出費
・ 家族間の関係性悪化
例えば...
・ 加害者からの報復などへの恐怖、不安
・ 特にDVや児童虐待は、加害者と同居していることが多く、
再被害の可能性が高まる
例えば...
・ 犯罪被害を思い出すことによる不安
・ 長時間の捜査や裁判等による身体的・時間的な負担
・ 民事裁判による裁判費用の負担
犯罪被害やそのご家族、ご遺族は、生命・身体・財産などに対する直接的な被害(一次被害)だけではなく、その一次被害に起因する様々な被害(二次被害)を伴うことがあります。
周囲の心無い言動、誹謗中傷等によって被る精神的な苦痛や心身の不調等の被害を「二次被害」といい、二次被害の原因は、捜査・司法・医療機関の態度、マスコミの取材・報道、周囲の噂や好奇の目で見られること等様々です。
・ 「頑張れ」「いつまで沈んでいるの」といった心無い言動を受ける
・ PTSD、うつ病、パニック障害といった疾患をきたす場合がある
・ 捜査や裁判、体調不良のための受診などに関し、休暇取得等に伴う職場の理解が得られず、
退職に追い込まれる
・ 収入の減少に伴い、生活が苦しくなり、転居が必要になる場合がある
・ インターネットやSNS等を通じて誹謗中傷を受ける
・ 報道機関により過剰な取材を受ける
犯罪被害者等が傷つき苦しんでいるとき、周囲の人の支えが大きな助けになります。日常生活の手助けや付き添いなど、助けになることはたくさんあります。犯罪被害者等の怒りや悲しみを理解し、支えになってください。あなたにもできることがあります。
・ あいさつや声掛けなど、普段どおり接すること
・ 家事、買い物等、できることを手伝うこと
・ 話し相手になり、気持ちに寄り添うこと
・ 一人では心細い場所へ付き添うこと
犯罪被害者等が再び平穏な生活を取り戻し、安心して生活ができるようになるためには、一人ひとりが犯罪被害者等の置かれている状況等を理解し、二次的被害を受けることのないよう十分に配慮することが大切です。
従業員が働き続けながら被害の回復を図れるよう、職場での理解や配慮をお願いいたします。
・ 従業員が犯罪被害に遭った場合、裁判出廷等のための休暇を取得しやすい環境整備といった対応を
始め、犯罪被害者本人の意思を尊重した個人情報の取扱いや業務量及び業務内容への配慮について
考えてみませんか?
・ 二次被害を生まないよう、犯罪被害者等が仕事を継続できるよう犯罪被害者とうへの理解を深める
ための職場研修の実施について考えてみませんか?
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