ホーム > 防災・防犯・消防 > 防犯・安全 > 犯罪被害者等に関する取組 > 被害者等の実情
ここから本文です。
犯罪被害に遭ったことにより、被害者等は生命や身体、財産への直接的な被害に加え、心の傷や社会からの孤立、プライバシーの侵害、経済的困窮など、多岐にわたる問題を抱えています。
例えば・・・
●働き手が亡くなったり、仕事ができなくなったりして、収入が途絶える
●医療費、刑事手続に関与する費用など、出費がかさみ、家計が苦しくなる
●家事や育児ができなくなる
●けがや精神的なショックから、仕事を休む
●仕事が手に付かなくなる
●犯罪被害を受けたことについて、事業主や同僚の理解が得られない
●自宅が事件現場となり、捜査や被害修復のため、仮住まいが必要になる
●悪い記憶がぬぐえず、事件現場となった自宅から引っ越すことになる
例えば・・・
●事件直後の混乱した状態の中、取調べに対応できない
●辛い体験を繰り返し説明することになる
●裁判に参加するため、仕事を休む
●遠方から裁判所まで通う
●弁護士費用や裁判記録の写しを取る費用などが掛かる
●法廷で加害者と顔を合わせる
●裁判に被害者の思いが反映されていないように感じる
●加害者の謝罪がない、反省の態度が見られないように感じる
例えば・・・
●治療やリハビリのため長期間入院する
●障がいが残り、介護が必要になる
●突然、事件のことを思い出し、その時の恐ろしい感覚がよみがえる
●事件を連想させる状況や場所、人を避けるようになる
●不眠やいらいらして落ち着かない気持ちに苦しむ
●意欲や希望がわかず悲観的になる
●不安や過呼吸が発作的に起きる
●頭痛や目まい、頭が重い、体がだるい、疲れやすいなどの体の不調
例えば・・・
●加害者が逮捕されず、再び危害を加えられないか心配
●被害届を出したことや法廷で証言したことで、加害者に逆恨みされないか不安
●収監された加害者が、いつ出所するのか気になる
●個人情報が加害者やその関係者に知られないか心配
●別の犯罪に巻き込まれないか不安
例えば・・・
●周囲の人や犯罪被害に遭ったことで関わりを持つ公的機関や民間団体の職員等から、心無い言動を受ける
●周囲に避けられ、遠巻きにされるように感じる
●「被害を受けた側にも問題がある」など、いわれないうわさを流される
●人に会うと何を言われるか怖くて外出できない
●報道機関の取材が殺到、過熱し、プライバシーを侵害される
例えば・・・
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.