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更新日:2011年2月28日

デートDVって?

相手のことが好きで交際しているはずなのに、相手のことを「怖いな」と思ったり、相手の顔色を気にしてびくびくしたりすることはないですか?いつもそんな感じなら、二人の関係に何か問題があるのかも・・・。みんなで一緒に考えてみましょう。

そもそもDVって何?

DV(domestic violence、配偶者等からの暴力)は夫婦やパートナーなどの親しい間柄で起こる暴力のことで、殴ったり脅したり、時には優しくしたりして相手を自分の思いどおりに支配(コントロール)しようとする態度や行動のことをいいます。
DVは夫婦の間だけで起こるものと思われがちですが、実際には、高校生や大学生などの交際関係でも起こっています。このような若者の間で起こるDVを「デートDV」と呼んでいます。

けんかでしょ?

DVは、けんかとは違います。けんかは一時的に対等の立場で意見を言い合うものですが、DVはどちらかが一方的に自分の意見を通すために、暴力を使って相手を従わせるものです。従わされる方は、自分の思うように意見を言ったり行動したりすることができず、相手の言いなりになるしかありません。

よくあること?

国の調査では、「デートDV」の被害経験がある女性は13.6%、男性は4.3%となっています。女性の7~8人に1人に被害経験があることになります。デートDVは身近にあり、誰でも巻き込まれる危険性があるのです。

なぜ起こるの?

  1. 「女は男に従うべき」といった性別による固定観念
  2. 理由があれば、暴力を振るうのは仕方がないという暴力を容認する傾向
  3. 互いを独り占めして束縛する(される)ことが愛情だと思う恋愛観

など、様々な原因がいわれています。互いの意見や価値観の違いを理解し、尊重し合う対等な関係を築くことが大切です。

 

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