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※故・貝澤幸司さんの作品を除き、作品名はすべてアイヌ語です。
空間のシンボルとして、アイヌ文様を彫刻した大木の上に、翼を大きく広げたシマフクロウのオブジェ(高さ約2.5m・幅約2.4m・奥行約0.7m)を展示。
貝澤 徹
KAIZAWA TORU
アイヌ文様を彫り込んだ木の柱は、北海道平取町二風谷を流れる沙流川の下流域の水田から出土した樹齢400~500年の埋もれ木。その木の上で、シマフクロウが大きく翼を広げています。コタン(村)の守り神、コタンコㇿカムイです。私たちを見守りながら、新しい時代に向かって羽ばたいています。
道内作家によるアート作品(4作品)を、さまざまな角度から鑑賞できるよう、ガラスケース2基を用いて展示。
荒木 繁
ARAKI SHIGERU
季節は9月の初め。空は晴れ渡り、穏やかな風が吹く秋の日に、サケが力強く川を遡上してくるイメージを表現した作品。
故・貝澤 幸司(1962-2014)
KAIZAWA KOJI
アメマスが、海の底で葉巻をくわえながらパソコンを広げ、釣りの疑似餌であるルアーを検索している。釣り好きだった貝澤氏らしい、ユーモアたっぷりの個性溢れる作品。
貝澤 珠美
KAIZAWA TAMAMI
オリジナルデザインによるアイヌ文様を、白い布にグラデーションが施された糸で刺しゅうした作品。ほのかな光が文様を照らし出し、見る角度によってさまざまな表情を見せてくれる。
下倉 洋之
SHIMOKURA HIROYUKI
この作品を制作していた時、大事な人を立て続けに亡くして、しばらく手を動かすことができなかったという下倉氏。友人の助けもあり、生み出すことができた作品で、「長い冬を越え新たに命を爆発させる、その起点にある作品」と語っている。
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