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札幌市では、家庭から出るごみの分別状況等を調べるために、「家庭ごみ組成調査」を実施しています。
平成21年度に導入した「新ごみルール」による分別区分の拡大により、リサイクルは大きく進んでいます。
しかし、中には正しく分別されず、リサイクルされていないごみも多くあるため、更なる分別の徹底が必要です。
今後、更なるごみの減量・リサイクルを進めていくため、以下の資料や家庭ごみの分け方・出し方を参考に、引き続き適正な分別にご協力下さい。
家庭ごみの多くは、「生ごみ」と「紙類」が占めています。次いで、「プラスチック」が多く含まれています。
※家庭ごみ全体:燃やせるごみ、燃やせないごみ、びん・缶・ペットボトル、容器包装プラスチック、雑がみ、枝・葉・草
図表1 令和3年度家庭ごみ(大型ごみ・地域清掃ごみは除く。)全体の組成割合
燃やせるごみの組成は、生ごみが約4割と大きな割合を占めています。
生ごみのうち、約2割は食べ残しや未開封の「食品ロス」で、燃やせるごみの約8.3%(2.1万トン)となっています。
また、分別すれば資源物としてリサイクルできる容器包装プラスチック、雑がみ、主要古紙、枝・葉・草、びん・缶・ペットボトルがあわせて約16.3%(4.2万トン)含まれています。
合わせると、燃やせるごみのうち、約24.6%(6.3万トン)は、ごみとして出す必要がなかったり、分別すれば資源としてリサイクルできるものです。
日々の小さな心がけで、食べ残しを減らしたり、資源物の分別を行うことが、ごみの減量につながりますので、ご協力よろしくお願いします。
図表2 令和3年度燃やせるごみの組成割合
図表3 燃やせるごみに排出される食品ロスの例
燃やせないごみの組成は、小型家電が約2割を占めています。小型家電は、回収拠点に持ち込めば無料で回収されてリサイクルされるため、小型家電の無料回収のご利用をよろしくお願いします。
図表4 令和3年度燃やせないごみの組成割合
図表5 燃やせないごみに排出される小型家電の例
分別協力率とは、ごみステーションに排出されたある資源物の総量のうち、正しく分別され排出された量の割合を表しています。
「びん・缶・ペットボトル」が95%前後の高い値で推移していますが、「雑がみ」や「容器包装プラスチック」の協力率は60%を割り込んでおり、より一層の分別の徹底が必要です。
分別区分 |
令和2年度 |
令和3年度 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
賦存量 |
適正排出量 |
分別協力率 |
賦存量 |
適正排出量 |
分別協力率 |
||
びん・缶・ペットボトル |
33,900t |
32,723t |
97%
|
33,717t |
32,440t |
96% |
|
|
びん |
16,154t |
15,561t |
96% |
14,131t |
13,620t |
96% |
缶 |
7,415t |
7,053t |
95% |
8,411t |
8,184t |
97% |
|
ペットボトル |
10,330t |
10,109t |
98% |
11,176t |
10,636t |
95% |
|
容器包装プラスチック |
45,952t |
27,103t |
59% |
48,259t |
27,675t |
57% |
|
雑がみ |
22,346t |
11,664t |
52% |
20,626t |
11,618t |
56% |
|
枝・葉・草 |
22,642t |
20,789t |
92% |
20,304t |
18,253t |
90% |
図表7 分別協力率の推移
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