札幌市国際戦略プランを策定しました

札幌市では、平成26年3月に「札幌市国際戦略プラン」を策定しました。

この計画は、人口減少社会の到来やグローバル化のさらなる進展など、札幌を取り巻く社会経済状況の変化に対応し、新たな創成期にふさわしい国際都市さっぽろの実現を目指す総合的な国際戦略です。

札幌市国際戦略プラン

計画策定の背景

人口減少社会の到来やグローバル化のさらなる進展に伴い、世界の相互依存が強まり、観光や留学、投資先として選ばれるための都市間競争が激しさを増している一方で、海外からの観光客や外国籍市民が増加しています。

札幌市においても、これまでに経験したことのない社会経済状況の中、横断的な連携を深め、戦略的かつ効果的な国際施策を実現し、札幌の国際化を海外からの活力の取り込みと地域活性化につなげていくための総合的な計画を策定する必要があります。

以上の背景を踏まえ、国際化施策の基本的な施策である「札幌市国際化推進プラン」（平成14年度（2002年度）策定）を抜本的に改訂し、「札幌市まちづくり戦略ビジョン」の部門別計画として位置付けられる「札幌市国際戦略プラン」を策定しました。

計画の概要

計画期間

プラン本編については、平成25年度（2013年度）～平成34年度（2022年度）の10年間を計画期間とします。なお、具体的な施策等を内容とする実施計画（プラン第7章）については、平成25年度（2013年度）～平成29年度（2017年度）の5年間としています。

位置付け

「札幌市まちづくり戦略ビジョン」の国際施策に関する部門別計画であり、平成14年度（2002年度）に策定された「札幌市国際化推進プラン」の改訂版として位置付けています。

計画の内容

目指す国際都市像を「創造性と活力あふれ、誰もが住みたくなる国際都市さっぽろ」とし、その実現に向け、3つの基本方針の下、国際施策を展開していくものです。

施策の構成

札幌市国際戦略プランで目指す国際都市像は、創造性と活力あふれ、誰もが住みたくなる国際都市札幌。取組の方向性として掲げる基本方針のうち1つ目は、国際競争力の獲得、札幌の魅力発信と海外活力の取組。2つ目は多文化共生社会の実現、多様性と創造性の創出。3つ目は海外ネットワークの活用、未来へつなぐ世界との互恵的協力関係の構築。