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更新日:2023年2月7日

姉妹都市交流

  昭和49年(1974年)に札幌で開催された「シベリア博」にノボシビルスク市が参加したのをきっかけとして、両市の友好関係が育まれてきました。ノボシビルスクと札幌は、歴史、規模や地域の中心地であるなど共通点が多いことから、芸術文化・青少年交流など、多分野にわたって着実に交流が積み重ねられました。
  こうした市民交流の活発化を背景に、平成2年(1990年)、ノボシビルスク市代表団が姉妹都市提携調印のため来札し、両市長の間で「提携盟約書」と「両市間交流に関する覚書」が調印されました。
  令和2年(2020年)には、姉妹都市提携30周年を迎え、両市長によるオンライン会談や北海道札幌国際情報高校とノボシビルスク国立工科大学付属ITリツェイ校の姉妹校提携等が行われました。

 ・札幌・ノボシビルスク姉妹都市提携30周年について(2020年)

 ・札幌・ノボシビルスク姉妹都市提携25周年記念誌

ふれあい

  ノボシビルスクは、ポートランド市(アメリカ)、ミュンヘン市(ドイツ)、瀋陽市(中国)に次ぐ、札幌市の4番目の姉妹友好都市として、平成2年(1990年)に提携調印され、提携調印と同時に、文化、学術、経済、青少年・スポーツなど、30項目に及ぶ交流拡大に関する覚書が両市長の間で交わされました。
  そして20年以上が経過した現在、少年交流や文化・スポーツなど様々な分野での交流が市民に定着し、次代の交流を担う人材が育ってきています。

芸術・文化交流

  音楽・バレエ・剣道など市民レベルの交流が盛んに行われ、レベルの高い人材を育てています。平成8年(1996年)には相互の文化理解促進のため「シベリア・北海道文化センター」がオープン。日本料理、着付け、茶道、書道などの日本文化体験や日本語講座、日本の伝統行事を紹介するなど市民に親しまれています。

少年交流

  姉妹都市提携の翌年から「ノボシビルスク少年交流事業」がスタート。ホームステイや異文化体験プログラムなどを通して他国の生活習慣や文化に触れることにより、国際的視野の広い青少年の育成を図ることを目的に、中学生・高校生の派遣・受入を隔年で行っています。

ノボシビルスク市立シベリア・北海道文化センター

シベリア・北海道文化センター外観 シベリア・北海道文化センターでのイベントの様子

  平成8年(1996年)に札幌とノボシビルスクの協力のもと、相互の文化理解を進めることを目的として建設されました。建設にあたっては、北海道ロシア文化協会が大きな役割を果たしました。
  センターには、日本語ができるスタッフがおり、日本語講座、日本文化体験事業、青少年剣道大会、青少年空手大会、雛まつり、こどもの日、日本語スピーチコンテストなど、日本文化を紹介する様々な事業が開催されています。
  センターの前の公園には、札幌・ノボシビルスク姉妹都市提携10周年を記念した並木と記念石があり、市民の憩いの場としてノボシビルスク市民に親しまれています。平成12年(2000年)に財団法人札幌国際プラザと友好提携を結び、その後、日本とロシアの友好交流に貢献しているシベリア・北海道文化センターの功績が認められ、在ロシア日本国大使から表彰されました。

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