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令和元年6月、市内で2歳の女の子が亡くなる事案が発生しました。
札幌市では、「児童虐待防止緊急対策本部」を立ち上げ、速やかに、再発防止策の検討と実施に着手いたしました。保健センターでの乳幼児健診の未受診者の状況を確認する緊急点検や、児童相談所の夜間・休日対応体制を強化したところです。
また、同時に外部の専門家の方々に事案の検証をお願いし、令和2年3月には検証報告書として手交を受け、再発防止に向けた様々な提言を受けました。提言では、「協働の視点」や「支援を受ける側の立場になって問題を理解する観点」など、市役所のすべての職場に関わる仕事の取組姿勢についても、指摘がありました。
令和2年4月には、全庁一丸となって児童虐待防止に取り組んでいくため、新たに「児童虐待防止対策推進本部」を設置しました。検証報告書で指摘を受けた内容をしっかりと受け止め、第三者による評価もいただきながら、児童虐待防止に向けた具体的な対策などを、議論していきます。
さまざまな課題がありますが、子どもの命を守ることを最優先に考え、痛ましい事案が二度と繰り返されることがないよう、全庁を挙げて再発防止に取り組んでまいります。
「令和元年6月死亡事例に係る検証報告書」では、事例の支援経過における問題と課題を踏まえて、七つの提言が示されました。
札幌市では、それぞれの提言に対応した取組方針を定め、児童虐待防止を推進していきます。
検証報告書の内容等は、「児童虐待による死亡事例の検証」のページをご覧ください。
令和5年3月、外部の有識者の意見なども踏まえ、児童相談所、各区家庭児童相談室、保健師、保育士及びその他区保健福祉部等の子ども虐待防止に関する職務に従事する幅広い職員を対象とした「子ども虐待防止に関する職務に従事する職員の人材育成ビジョン」を策定しました。
詳細は、「子ども虐待防止に関する職務に従事する職員の人材育成ビジョン」のページをご覧ください。
令和5年度第1回札幌市児童虐待防止対策推進本部会議を開催しました。
検証報告書及び外部評価報告書を踏まえた取組の実施状況や職員育成ビジョンに基づく取組などについて協議を行い、本部長である秋元市長から指示がありました。
会議資料等
令和4年度第2回札幌市児童虐待防止対策推進本部会議を開催しました。
子ども虐待防止に関する職務に従事する職員の人材育成ビジョン等の内容について報告を受け、今後の取組方針などについて協議を行い、本部長である秋元市長から指示がありました。
会議資料等
令和4年度第1回札幌市児童虐待防止対策推進本部会議を開催しました。
検証報告書及び外部評価報告書を踏まえた取組の実施状況や人材育成などについて協議を行い、本部長である秋元市長から指示がありました。
会議資料等
令和3年度第2回札幌市児童虐待防止対策推進本部会議を開催しました。
「令和元年6月死亡事例に係る検証の提言に対する札幌市の取組の評価報告書」の手交を受けての今後の取組方針について協議を行い、本部長である秋元市長から指示がありました。
会議資料等
令和3年度第1回札幌市児童虐待防止対策推進本部会議を開催しました。
検証報告書の提言に対する具体的な取組の実施状況などの報告を行ったほか、有識者による外部評価の進め方について協議を行い、本部長である秋元市長から指示がありました。
会議資料等
令和2年度第2回となる札幌市児童虐待防止対策推進本部会議を開催しました。
児童相談所における児童虐待通告の状況報告や、検証報告書の提言に対する具体的な取組の内容について協議を行い、本部長である秋元市長から指示が示されました。
会議資料等
6月24日に、「札幌市子ども・子育て会議児童福祉部会」が開催され、令和2年度第1回札幌市児童虐待防止対策推進本部会議の結果について、報告が行われました。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、審議は書面会議で行われました。
会議の経過や概要は、「児童虐待による死亡事例の検証」のページをご覧ください。
令和2年度第1回札幌市児童虐待防止対策推進本部会議を開催しました。
本部長である秋元市長から指示が示されたほか、児童相談所における児童虐待相談の対応状況の報告がされ、今後の取組方針が協議されました。
会議資料等
児童相談所にて、保育所等の保育士や幼稚園・小中学校等の先生のみなさんなど、子どもと日常的に関わる方々向けに、「児童虐待防止ハンドブック」のダイジェスト版を作成しました。全4ページとコンパクトな内容で、手元に置いてすぐに見ることができるようになっています。
「児童虐待防止ハンドブック」のダイジェスト版は、「児童相談所」のページをご覧ください。
令和元年度中に行った緊急対策や検証報告書の提言を踏まえて、児童虐待防止に関する対策を全庁的に推進し、組織横断的な取組とその進捗管理を進めていくため、新たに市長を本部長とする「札幌市児童虐待防止対策推進本部」を設置しました。
4月1日付の機構改革で、児童相談所や区の組織体制を強化しました。
児童相談所に担当局長を新設し、組織マネジメント体制の強化を行ったほか、虐待通告などの初期調査を行う職員を増やして、休日や夜間も含めて、24時間、虐待通告に対応できる体制としました。また、6つの区にて、「要保護児童対策地域協議会(要対協)」の事務局を担っている家庭児童相談室の職員を増員しました。
保健センターでは、新たに母子保健相談員を配置し、妊婦支援を充実するとともに、心理相談員を増員しました。
札幌市議会の文教委員会に、札幌市子ども・子育て会議児童福祉部会から手交された「令和元年6月死亡事例に係る検証報告書」を報告しました。
市長から市職員に向けたメッセージが、庁内イントラネットメールにより発出されました。
第3回札幌市児童虐待防止緊急対策本部会議を開催しました。
会議に出席した秋元市長から指示が示されたほか、本部長からの指示事項に対する対応状況について報告があり、今後の対応方針が検討されました。
会議資料等
「札幌市子ども・子育て会議児童福祉部会」の松本伊智朗部会長から、札幌市長あてに、「令和元年6月死亡事例に係る検証報告書」が手交されました。
検証報告書の内容等は、「児童虐待による死亡事例の検証」のページをご覧ください。
女児死亡事案について、検証ワーキンググループでの計12回に及ぶ審議を経て、「令和元年6月死亡事例に係る検証報告書(案)」が取りまとめられ、「札幌市子ども・子育て会議児童福祉部会」において審議をしました。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、審議は書面会議で行われました。
会議の経過や概要は、「児童虐待による死亡事例の検証」のページをご覧ください。
児童相談所にて、区の家庭児童相談室で使用する「家庭児童相談システム」を新規開発し、児童相談所と家庭児童相談室が相互にシステム内の情報を閲覧し、共有できるようにしました。
児童相談所にて、「児童相談システム」を改修し、虐待通報にあたって支援中の世帯に関する情報の検索機能を強化しました。
保健所にて、保健センターで実施する乳幼児健診の診査マニュアルを改定しました。
経過観察も含めた未受診者全員について原則目視により状況確認するとともに、課内会議により全ての対象者の情報共有と、対応方針の検討を行うよう変更しました。
10月1日付の機構改革で、児童相談所に「緊急対応担当部長」及び「緊急対応担当課長」を新設しました。
虐待通告事案に対する組織的判断をより迅速かつ円滑に行うことができるようにするため、虐待通告の初期調査業務を担当する部門におけるマネジメント体制を整備しました。
第1回の検証ワーキンググループ会議を開催し、座長、副座長を選出した後、事案の経過報告及び今後の検証ポイント等について審議を行いました。
なお、検証にあたっては、個人情報保護の観点から非公開で行われています。
会議の経過や概要は、「児童虐待による死亡事例の検証」のページをご覧ください。
各区の保健センターにて、平成30年度に実施した1歳6か月児健診、3歳児健診、精密健康診査未受診者のうち、日常的に子どもの状況を把握できていないケースの再点検を行い、全ての児童の安否確認を完了しました。
第2回札幌市児童虐待防止緊急対策本部会議を開催しました。
本部長指示事項に対する対応状況、検証ワーキンググループの設置による事案の検証について報告があり、本部長から新たに指示事項が示されました。
会議資料等
児童相談所にて、休日や平日夜間においても通報等への緊急時の対応を行うことができるよう、職員の勤務体制を整備しました。
札幌市議会の文教委員会に、事案の概要や札幌市児童虐待防止緊急対策本部の取組状況、検証組織の設置について報告しました。
女児死亡事案について、児童虐待の防止等に関する法律に基づく検証組織として位置づけている「札幌市子ども・子育て会議児童福祉部会」において審議をしました。
事案の具体的な検証にあたっては、外部有識者で構成される検証ワーキンググループを設置し、検証を行うこととしました。
会議の経過や概要は、「児童虐待による死亡事例の検証」のページをご覧ください。
女児死亡事案の発生を受け、直ちに緊急対応の体制を組んで対応する必要があったことから、町田副市長を本部長とする札幌市児童虐待防止緊急対策本部を設置するとともに、第1回札幌市児童虐待防止緊急対策本部会議を開催しました。
児童相談所から事案の概要等について報告があり、本部長から指示事項が示されました。
会議資料等
令和元年6月、市内で2歳の女の子が亡くなる事案が発生しました。
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