ホーム > 教育・文化・スポーツ > 文化・芸術 > 創造都市ネットワークの活用 > 関連プロジェクト・イベント情報 > メディアアーツ創造都市札幌の人材育成ワークショップ「Creative Knock 2023-ゼロからはじめるCG制作-」 > 第1回「Creative Knock 2023-ゼロからはじめるCG制作-」開催報告(2023年8月5日)
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札幌市は2013年にユネスコの「メディアアーツ創造都市」に認定され、若手創造人材の育成に取り組んでいます。
昨年度に引き続き、さっぽろ連携中枢都市圏域の学生を含む住民を対象にしたCG制作ワークショップ「Creative Knock 2023(クリエイティブ・ノック2023)」を実施いたしました。本年度のワークショップはCG制作に加えて、最先端のAIを活用したクリエイティブにも触れる内容にアップデートされ、土日2日間での連続開催となりました。
今回は、8月5日に開催された1回目のワークショップの様子をお知らせいたします。
参加者は定員の20名となり、中学生から社会人まで幅広い層が集まりました。まずは全員が自己紹介をします。ほとんどの参加者がCG制作については「まったくの初心者」でしたが、それぞれ興味とやる気にあふれた意気込みを語りました。ゼロから学びどのような作品をつくれるようになるのか、これから楽しみな2日間がはじまります。
まずはハンズオン形式でCGモデリングの基礎を学んでいきます。CG制作ソフトはオープンソースのCG制作ソフト「Blender(ブレンダー)」を使用しました。また昨年の参加者がTA(ティーチング・アシスタント)として、今年の参加者をフォローしました。慣れない操作に戸惑いながらも、先輩参加者から教えてもらい、また参加者同士で教え合いながら理解を深めていきます。
後半はいよいよ本格的なCG制作に入っていきます。「ロボットをつくろう」というテーマで、実際に手を動かしながら様々な形状をモデリングします。編集モード、サブディビジョンサーフェス、マテリアル設定・・・聞き慣れない言葉と難易度の高い操作が要求される内容でしたが、参加者は一つひとつの工程に集中しながら取り組みました。
自分のつくったロボットを提出することを初日の目標としていましたが、その課題提出率はなんと100%!無事全員がオリジナルロボットを完成させることができました。
ワークショップ終了後は、スペシャルゲストを招いたトークセッションを実施。1日目はオンラインメンターサービス「MENTA」の創業者で、AIアーティストとしても活躍する入江慎吾さんでした。入江さんからは自分でサービスを作り出すことのリアルな体験を共有いただき、AIを活用することでそうしたチャレンジをしやすい環境になっていることをお話いただきました。参加者の皆様のモチベーションも一層上がった状態で初日を終えました。
ワークショップの様子をダイジェスト動画にまとめています。
札幌市は、文化芸術に代表される創造性を活用し産業振興・まちづくりを進め、人材育成・集積を図ることで、まちを活性化し都市ブランド向上にもつなげる「創造都市さっぽろ」の取組を進め、新しいテクノロジーを活用する「メディアアーツ都市」としてユネスコからも認定を受けています。
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