札幌駅前通地下歩行空間の整備効果
開通10年目の整備効果
札幌駅前通地下歩行空間(以下、「チ・カ・ホ」という。)は、平成23年3月12日に開通し、10周年を迎えました。
開通後10年の整備効果等について、公表いたします。
チ・カ・ホ開通から10年目の札幌都心部の変化
地下でつながる札幌都心
- チ・カ・ホを含めた札幌駅前通の地上・地下の通行量は開通後9年で開通前に比べて、約2.4倍の9.0万人/日に
増加しました。また、コロナ禍の令和2年においても7.1万人が利用しています。
- 札幌都心部への来訪頻度が増加し、消費金額も増加傾向にあります。
札幌都心部の価値向上
- チ・カ・ホの開通により多くのビルが接続されるとともに、民間投資によってビルの建て替えが進み、企業の札幌都心部への集積が促進されました。
- 企業の集積が進んだことで札幌駅前通の地価は開通前と比べて、約2.2倍に上昇し、札幌都心部の価値が向上しています。
移動の質の向上
- 誰でも安全に安心して利用できる空間となり、多くの来訪者の円滑な移動を支えています。
※効果については、札幌駅前通地下歩行空間の開通が一因となって発現したと考えられるものです。
チ・カ・ホのこれから
災害時における活用
- 北海道胆振東部地震の際には多くの帰宅困難者が「一時滞在施設」であるチ・カ・ホに避難しました。
世界とのゲートウェイ
- 2030年度には北海道新幹線札幌延伸、バスターミナルの整備、周辺再開発等が計画されており、それらと一体となったシームレスな移動の実現を目指します。
調査結果
チ・カ・ホ開通までの経緯と現在までの歩み(PDF:811KB)
チ・カ・ホ開通10年目の整備効果(PDF:6,117KB)
(参考)チ・カ・ホができるまで(PDF:521KB)
過去の調査結果
チ・カ・ホ開通5年目の調査結果を掲載します。
チ・カ・ホ開通5年目の整備効果(PDF:2,785KB)
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