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介護予防とは、高齢者が住み慣れた地域で生きがいや役割をもって、いきいきと楽しく暮らし続けることができる(介護が必要な状態にならない)ように、今もっている体や心の機能を維持・改善する取り組みです。
フレイルとは、健康な状態と介護が必要な状態の中間の状態を指します。
身体、心や認知機能、社会とのつながりの変化など、様々な要素が影響し合ってフレイルに至ります。
早めに気が付き、適切な取組を行うことで、健康な状態に戻ることが期待できます。
フレイル予防は、運動・栄養・社会参加の三位一体が大切です。
フレイルの入口は人によって違うので、1つの入口からドミノ倒しのようにならないよう注意して予防に取り組みましょう!
※東京大学高齢社会総合研究機構飯島勝矢「フレイル予防ハンドブック」より
札幌市では、高齢者の方々がフレイル予防や相談先の情報を得られるよう、リーフレットを作成しました。このリーフレットを活用してフレイルを予防し、笑顔でいきいきと暮らしていきましょう。
現在の健康状態はいかがですか?各項目でチェックがついた場合は、フレイルになるおそれがあります。該当の部分をふれいるちぇっくりすと
高齢期の転倒・骨折は、要介護や寝たきり状態のきっかけになります。
運動は筋力の低下を防ぐだけでなく、食欲の増進や心のリフレッシュにも役立ちます。
自宅でもできるちょっとした運動で体を守りましょう!
1.両手の親指と人差し指で輪を作ります
2.利き足ではない方の「ふくらはぎ」の一番太いところを指で囲みます
隙間ができる方は、筋肉量が少なく、転倒・骨折のリスクがあります。
介護予防センターでは、介護予防教室の開催や、地域の介護予防活動の支援をしています。
札幌市の介護予防体操である「サッポロスマイル体操」の指導も出来ます。
エネルギーやたんぱく質が不足すると筋肉が作られなくなり、さらにその不足した栄養を筋肉から補おうとするため、筋肉の分解が進み、筋力量が減少します。
1日3食しっかり食べて、低栄養を予防することが大切です!
低栄養を予防するために、主食(ごはん、パン、麺類など)と合わせて、毎日10品目をまんべんなく食事に取り入れましょう。
合言葉は「さあにぎやかにいただく」
※ロコモチャレンジ!推進協議会考案
口の機能の”ささいな衰え”をオーラルフレイルといい、フレイルを進め、要介護を招く大きな要因の一つです。口の筋肉を鍛えるトレーニングやよく噛んで食事をすることで、オーラルフレイルの対策をしましょう!
歯の健康を守るために、かかりつけ歯科医で定期的な歯科検診を受けましょう。
また、サッポロスマイル体操<口腔バージョン>で、お口の体操をしましょう。
人や社会とのつながりが薄くなることは、フレイルの原因のひとつです。
社会参加の習慣や役割がある人ほど、転倒や認知症・うつのリスクが低い傾向があります。
ご自分に合った活動を見つけ、参加してみませんか?
平成25年10月から開始し、意欲や能力のある元気な高齢者が介護保険施設などでボランティア活動を行なった際、その活動に応じて現金に交換できるポイントが付与されます。積極的にご活用ください。詳細については札幌市社会福祉協議会ホームページをご覧ください。
認知症は時間の経過とともに進行する病気です。
早期に発見して適切な治療や対処をすれば、その人らしい充実した暮らしを長く続けることができます。
相談先は、「認知症に関する相談窓口」のページをご覧ください。
高齢者のうつ病は、喪失体験や死別、転居等のライフイベント、健康面での不安などの慢性的なストレスが原因となる特徴があります。また、社会的な孤立がうつ病の引き金となることもあります。
身近な相談機関や専門の医療機関に相談しましょう。
地域の皆さんが主体的に介護予防に取り組む際のツールとして、「サッポロスマイル体操」を作成しました。詳しくは、「サッポロスマイル体操」のページをご覧ください。
高齢者自らが健康管理や介護予防に関心を持ち、自身の興味・関心に基づいた生活の目標をたて、活動を行うことを支援するツールとして「いきいきスマイルシニア手帳(介護予防手帳)」を作成しました。詳しくは、「いきいきスマイルシニア手帳(介護予防手帳)」のページをご覧ください。
地域包括支援センターは、高齢者に関する様々なご相談に専門職が応じます。また、介護予防センターは、介護予防に関するご相談の受付や、介護予防教室、地域の介護予防活動の支援を実施しております。地域包括支援センター及び介護予防センターの連絡先は、「地域包括支援センターと介護予防センター」のページをご覧ください。
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