還付金詐欺にご注意ください
最近、電話で区役所や社会保険事務所などの行政機関の職員を名乗り、医療費や保険料の“還付手続き”のため金融機関等のATMに誘導する事例があるとの情報が寄せられています。
もし、医療費や保険料の“還付手続き”に関する電話がかかってきましたら、以下の点に注意して、お住まいの区の区役所保険年金課などで事実を確認し、必要に応じて110番通報するなどしてください。
札幌市からの医療費や保険料の還付手続き
- 事前の申請や通知があり、必ず書類で行います。
→ 突然、電話があってお金を返すことは絶対にありません。
- ATM操作をお願いすることは絶対にありません。
→ その場でお金をお支払いすることはありません。
詐欺手口の電話での特徴
- 「区役所保険課」「年金事務局」「社会保険事務局」と、実在しない組織名を名乗る。
→ 実際にあるかのような組織名を出して、何とか信用させようとしてきます。
→ 国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療制度の保険料に関する事務は、
区役所の「保険年金課」が行っています。
→ 「協会けんぽ」の医療給付の業務は、「協会けんぽ」が行っています。
→ 年金業務は、「年金事務所」が行っています。
- 金融機関等のATMに行くよう指示する。
- 実際には書類を送っていないのに、「事前に、書類を送付した」と言う。
- 「医療費が戻るが、手続きの期限が過ぎたので、早く手続きしてほしい」と手続きを急がせる。
あやしいと思ったら
- 相手の名前や所属、用件を聞いて、メモをとる。
- まずは、各区役所保険年金課などに電話をかけ、事実を確認する。
→ 電話の相手の教えてくれた電話番号は、別のところに繋がる可能性があります。
- 事実でないと判明した時には、110番通報してください。
還付金詐欺の被害防止啓発ポスターを作成しました。
還付金詐欺被害防止啓発ポスター(PDF:846KB)
- ご自宅の電話機の前に貼るなどご活用いただき、被害に遭わないよう十分ご注意ください。
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