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更新日:2013年6月10日

平成25年度第4回定例市長記者会見記録

日時

2013年6月7日(金曜日)14時00分~

場所 記者会見室
記者数 16人

市長から下記の話題について発表しました。

引き続き、次の話題について質疑が行われました。

配布資料

発表内容

札幌市と道内市町村との連携促進に向けた取り組みについて

 札幌市では、「札幌市まちづくり戦略ビジョン」におきまして、「北海道の発展なくして札幌の発展はない」という基本的な考え方を明確に示しているところでございますが、この考え方に基づきまして、道内の各市町村との新たな連携事業といったものを実施することといたしましたので、お知らせをさせていただきたいと思います。

 この事業の実施に先立ちまして、道内全市町村に対しまして、札幌の都市機能の活用状況、そして現在抱えている問題・課題、札幌市に求める役割などについて、アンケート調査を実施させていただきました。

 その結果、多くの市町村が札幌の持つ集客機能などを活用しているという一方で、イベントだけでは継続的な特産品等の販売につながらないということや、効果的な広報などの課題を抱えていることが、このアンケートによって指摘されたところでございます。

 また、今後、札幌市に求める役割といたしましては、マッチング事業による特産品の販路拡大、あるいは「チ・カ・ホ」などの集客力が高い施設等の活用に関する支援も求めるということのほかに、広報への協力などが多く寄せられました。

 こうした各市町村のご意見を踏まえまして、まずは、特産品の販路拡大を支援するために、道産食材のアンテナショップでございます「道産食彩HUG」におきまして「お試し出展」事業を実施することといたしました。現在、各市町村を通じまして、生産者等に出展の意向というものを確認させていただいておりまして、7月ごろから、各振興局単位を基本としつつ、月替わりの販売を開始していく予定でございます。また、こうした連携事業を推進していくに当たりまして、各市町村からの相談受け付けや利用可能な事業紹介等を一括して行います総合窓口「つながる地域ホットライン」を市長政策室に開設したところでございます。さらに、札幌市の道内連携についての考え方などを知っていただくとともに、具体的な連携事業を一緒に検討していくために、市幹部がそのことを伝えるためにですね、各地域に直接市の幹部が訪問させていただく「ぐるっと地域訪問」を6月下旬から順次実施する予定でございます。北海道、そして地域の各振興局のご協力を得ながら、この事業をしっかり進めさせていただきたい、こんなふうに考えているところであります。

 札幌市では、これまでも、道内中核都市あるいは近隣市町村を中心に、さまざまな連携を図ってきたところでありますけれども、例えば、今年度は、旭川市や帯広市などと連携いたしまして、札幌の卸売企業が二つの都市に出向きまして、地域の食品メーカーと商談会を行う「卸売キャラバン隊」を実施することにしております。今後は、道内各地域とともに発展していく札幌というものを目指して、こうした各地域と札幌市のお互いのニーズを満たすような事業を充実させていきたい、こんな考えでいるところでございます。

 メディアの皆さま方には、今後、この取り組みにご注目いただきたいということで、きょう、お知らせをさせていただいたところでございます。

市民カード「SAPICA」の利用拡大について

 ICカードSAPICAは、交通系サービスに加えまして、行政や商業サービスでも多目的に活用できる市民カードとして誕生いたしました。平成21年1月の運用当初は、地下鉄だけで使うことができるカードとして始まりましたが、平成23年1月には、電子マネー機能というものが付加されたところでございます。現在では、市役所、区役所での証明手数料の支払いや、市内約920店舗でのお買い物にもお使いいただけるようになったところでございます。

 そして、いよいよ、6月22日から、念願でございました市内の路線バスと路面電車での利用を開始することについて、あらためてお知らせをさせていただきたいというふうに思います。

 利用拡大後は、バス、路面電車の乗車時も利用料金の10%がSAPICAポイントとしてたまっていくほか、共通ウィズユーカードと同様に、地下鉄・バス・路面電車の乗継割引が適用されることになっております。さらに、平成26年2月には、定期券サービスも開始する予定でございます。

 また、PRの一環といたしまして、記念SAPICAを1万枚発売することにいたました。6月14日には、関係バス事業者と連携いたしまして、PR活動も行う予定でございます。

 5月時点でのSAPICAの運用枚数は37万枚となっております。今後は、バス事業者3社と連携協力を図りながら、平成29年度末までには100万枚をご利用いただけるように、これを目標として普及に取り組んでいきたいと、こんな考えでおります。

 さらに、市民カードとしての利便性を高めるために、SAPICAならではの独自のサービスを提供していくことを予定しておりまして、具体的には、平成26年度中に、図書館の貸し出し機能というものを追加していく予定でございます。このほかに、民間サービスとして実施しております電子マネー事業でも、利用できる店舗の拡大にこれからも取り組んでいきたいというふうに考えております。

 このように、交通・行政・商業の各分野において、利用者増やサービス拡充に取り組むことで、SAPICAの市民カードとしての魅力向上に向けてまい進してまいりたいということでございます。

 今回、札幌の特徴を記した記念カードを1万枚発行いたします。ご利用者増加のためにPRをしていただきたい、こんなふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

プロスポーツと連携したシティプロモートについて

 ことしの3月に、北海道日本ハムファイターズ、コンサドーレ札幌、レバンガ北海道と札幌市の4者で、スポーツを見る文化の醸成やシティプロモート、スポーツツーリズムの推進などにつきまして、相互に連携して取り組みを進めましょうということで、「プロスポネットサッポロ」というものを設立いたしました。このたび、この取り組みの一環といたしまして、コンサドーレ札幌と北海道日本ハムファイターズとの連携による事業を実施することになりましたので、お知らせをさせていただきます。

 まず、明日、6月8日、愛媛県松山市で行われます「コンサドーレ札幌対愛媛FC戦」の試合会場内にPRブースを設置いたしまして、札幌の観光名所やカーリング場などの札幌を代表するスポーツ施設を紹介することで、スポーツツーリズムを含めた観光PRをすることができるようになりました。

 また、7月19日でありますが、札幌ドームでプロ野球オールスターゲームの第1戦が開催されます。これは、ご承知のように、全国のプロ野球ファンが注目するイベントでありますことから、シティプロモートのシンボルマークであります「SAPP‿RO(サッポロスマイル)」を球場内に掲出していただくなど、積極的なPRを図っていくことにいたしました。市民の皆さんとともに、札幌ドームでのゲームを盛り上げ、全国の皆さん方に札幌の元気や笑顔というものを見ていただきたいと考えているところでございます。

 なお、現在、ファン投票が行われておりますので、7月に向けまして機運を高めるためにも、多くの皆さんに投票に参加していただきますように私からもお願いをしたいと思います。

 プロスポーツ3チームは、こうした形のシティPR等への貢献のほかに、試合を通じまして、市民、道民に夢や希望を与えてくれる非常に貴重な財産であるというふうに認識いたしておりまして、今後も、プロスポネットサッポロの取り組みとして、日ハムあるいはレバンガの道外開催試合におきまして、札幌のさまざまなPRを行う予定を立てさせていただいているところであります。

 また、今、まさに、各チームと、スポーツのすそ野の拡大ということや、見る文化の醸成、シティプロモートといったさまざまな観点から取り組みを検討しているところでもございます。市政の大きな課題の一つであります除排雪マナーの啓発などの地域貢献活動についても、各チームの関係者、そして選手の皆さん方からもいろいろな提案をしていただいているところでありますので、今後もご注目いただきたいと考えているところでございます。

質疑応答

市長就任から10年を迎えて(1)

毎日新聞

 きょうで就任から丸10年が経過されまして、残りの任期は2年となりましたが、これまでの10年間を振り返って、自己採点的にお話しいただきたいのと、今後の2年間でやりたいことをお聞かせください。

市長

 ありがとうございます。

 4月の年度初めに、10年目だということでいろいろお答えさせていただいたところでありますが、思えば、10年前の6月8日が再選挙の投票日でございまして、その日の夜に当選が決まり、市長に就任させていただいたところでございます。本当に、この間、多くの皆さま方にご協力いただきながら市政を運営させていただいたことに、心からの感謝を申し上げたいというふうに思います。

 自己採点がどうなのかということは、点数は市民の皆さん方に付けていただくことでありますので、私から何点だと言うわけにはいきませんけれども、市民の力みなぎる、文化と誇りあふれる街札幌というものを標榜し、市民自治というものを実践する形で多くの課題に取り組んできたところでございます。

 昨日の平成25年第2回定例市議会の代表質問等でも、市民自治について質問があり、どういう成果があったのか、どういう課題が残っているのかということは申し上げたつもりでございます。それらのことを参考にしながら、ぜひ私が目指す札幌市のあり方というものを、いま一度、皆さま方にしっかりアピールさせていただきたいなと、そんなふうに思っているところであります。

 市民の力みなぎるというのは、まさに、市民が生き生きとこのまちで創造的なまちづくり活動をする、自分を生かし切ることによって、それが社会の発展に寄与するのだという思いを持てるようなまちにしていきたいということであります。それは、これまで、行政がやる仕事と思われていた部分も、市民が担う、究極は市民なのだということを、意識転換を図るということに向けた市役所の仕事も、また、大事なのだという思いで、1万4千人の市役所の職員は一生懸命頑張ってきたというふうに思っております。

 大方の市民の皆さん方には、そういう市役所のあり方というのはご理解を進めていただいたのではないかなと、そんなふうに思います。

 理解を進めていただいた一番大きな要因は、情報の共有化だったというふうに思います。そこにメディアの皆さん方には、大変お世話になって、懇切丁寧に札幌市の市政がどういう方向に向いているのかということを、また、市役所がどういう情報を市民の皆さん方と共有したがっているのかということをお伝えいただいたことは、この10年、本当に熱心に取材していただいてお伝えいただいたことに、本当に私は感謝しているところでございます。

 そんな意味で、ごみの有料化をスムーズに移転し、大幅な減量が成功でき、今日も人々が自分たちでやり遂げたのだという気持ちを持ち続けていただいているということなどは、非常に大きな成果だったというふうに思います。

 また、省エネ等についても、市役所は市民とともに一生懸命頑張るという姿勢を示しつつ、多くの成果を上げることができたということを、私は、市民自治の成果として誇りに思いますし、それを発展させて定着させていくということをこれからの2年の大きな課題としてしっかり展開していきたい、こんなふうに考えているところでございます。

市民カード「SAPICA」の利用拡大について

毎日新聞

 先ほどもSAPICAのお話がありましたけれども、利用拡大のほかに、よその地域では、全国交通系のカードとの相互乗り入れが進んでおりますが、形式が違うということは存じ上げておりますけれども、今後の導入についての考えをお聞かせください。

市長

 片面利用といいますか、Kitacaで、Suica系のもので、SAPICAが使える交通機関でご利用いただくということを可能にさせていただいたところでありますが、SAPICAではほかの交通機関での利用ができないという状況になっております。これは、いろいろほかのところでも使いたいという方のご意見があることは、当然、承知をしておりますけれども、このカードをつくる最初の私どものイメージといいますか、目標というものが、さまざまな市民の方々がこのまちで活躍できる、利便性を追求し、また、活躍できるということを支援できる、そんなカードにしていきたいという思いを持ってつくられたカードでございますので、ほかの交通系だけのネットワークの中に入っていくことは、一つ選択から外させていただいたというのが札幌のSAPICAの特徴でもございます。

 一部、根強いご批判があることについては承知をしておりますけれども、経費の問題、負担の問題、さまざまなことを総合的に考えた結果、今のSAPICAが市民にとって最も廉価でかつ利便性の高いものとしてご利用いただける、そんな思いで、市内のバス事業者の皆さん方とも協議をさせていただきながら、こういう形態を取らせていただいたということでございます。

市長の4選出馬について

北海道新聞

 ものすごく気の早い話ではあると思うのですけれども、10年の節目ということであえてお聞きしたいのですけれども、4選出馬ということに関して、現時点で市長はどういうお考えをお持ちでしょうか。

市長

 私どもは、4年ずつ(任期を)与えられておりますので、その期間中は、もう全力で走り続けるということでありまして、2年後の任期満了の時にどうするかということは、今、全く考えていないという状況でございます。

市有財産の管理のあり方について

北海道新聞

 それと、別件なのですけれども、札幌市の管理している資材置き場で鋼材が盗難されたことが分かって、さらに、前に900トン程度だったのですけれども、昨日、新たに2,500トンということで、言ってみれば市民の財産とも言えるわけで、それが7500万円相当失われたということになると思うのですけれども、そのことに対するご認識と今後の対応などがありましたらお願いします。

市長

 最も悪いのは、そういうものを盗っていく人間であります。しかし、盗りやすい状況をつくっていたという管理不十分さは、誠に市民の皆さん方に対して申し訳ないということは、はっきりおわびを申し上げなければならないと思います。特に、データすらしっかり整っていなかったということですね。2回に分けて発表せざるを得ないという醜態をさらしたことは、誠に申し訳ないと思っております。

 今後、こういうことのないように、あらゆる部局で管理をしている財産、市民の財産でありますので、これをしっかり管理するようにということで指示をさせていただいたところでございます。

市長就任から10年を迎えて(2)

北海道新聞

 分かりました。

 すみません、一つ聞き漏らしてしまったので。

 10年の関係なのですけれども、市長は、約40年ぶりの民間出身市長でありましたけれども、10年振り返ってみて、民間出身だからこういうことができたのではないかと、先ほどの話とちょっとかぶるかもしれませんが、もし何かありましたらお願いします。

市長

 民間で何か面白いことができたかというと、どうでしょうか…、何か評価してくださいよ。これがよかったよねと言っていただけるとうれしいのですけれども。公務員になったことがないものですから、だからできたというふうにもなかなか言えない、自分が市民として一般的に考えていたことを、市民を大事にしてほしいという思いできたことは、市民自治というのは、結構、そういうことなのかなというふうに思うのが一つと、もう一つ大事なのは、田舎からの出身の人間が札幌という大都市の市長になったということは、これは、私は、自分で結構いいことをやれたのではないかというふうに思っているのです。それは、さっき申し上げた、1番目に発表させていただきました政策に反映しているわけでありまして、北海道の発展は札幌なくしてはあり得ない、そして、札幌の発展は北海道なくしてあり得ないんだ、だから、札幌の都市機能を全道津々浦々の生産地の皆さん方にどんどん活用していただきたいということを言えるのは、やっぱり、田舎出身の市長であるからではないか、私はそういうふうに思っているのですが、評価はまたいろいろ歴史がしていただけるかもしれません。

北海道新聞

 ありがとうございます。

市公式ホームページへの不正アクセスについて(1)

「札幌もいわ山ロープウェイ」の利用状況について

HBC

 2点お願いします。

 まず、ホームページのセキュリティーの問題ですけれども、3日とおとといと立て続けに、これは、関連性は薄いということのようですけれども、立て続けに攻撃があったということで、警察のほうも取り締まりを強化しているようなのですが、札幌市として、再発防止策とか、現時点で何か考えられていること、あるいは、セキュリティーチェックなど、庁内で指示されたことがあれば教えていただきたいのが1点と、これは、もう繰り返し会見で出ている話かもしれないのですが、藻岩山展望台の件なのですけれども、最近の報道でも、利用者が減り続けているということで、市の魅力アップ構想の中で出てきたもので、運営はもちろん運営会社なのですけれども、これは、むしろ魅力がダウンしているということもありまして、現状での認識と、市として何かてこ入れする考えなど現時点であれば、お聞かせください。

市長

 分かりました。

 1点目のウイルスといいますか、セキュリティーがちょっと弱いのではないかというお話だというふうに思いますが、札幌市本体の(サーバーの)防御はしっかりできているということなのですが、外部サーバーとの関係で入り込まれてしまったというのが今回の事件のようでございます。札幌市が管理しているサーバーと同程度の、というか、それ以上のセキュリティーを保つシステムを外部サーバーに求めるということによって対応するしか多分ないのではないかというふうに思いますので、そこのところは、全庁挙げて、そのことにしっかり取り組まなければならないということで、再発防止のための指示をさせていただいたということでございます。

 もう一つは、藻岩山の利用者の問題でありますが、1年目は66万人ということで、目標は100万人だったということでありますから、それから見ますと、えらい少ないなということでもございます。ただ、利用者自体はですね、約1.5倍、リニューアルする前から比べましてですね、増えておりまして、3.11以降の旅行者減というふうなことと、それから、天候もあまり良くなかったということもありまして、観光自体に熱が下がっていたという状況の中では、66万人は、結構、頑張った数字ではないかというふうに思っておりますし、何よりも利用者の層というのですか、障がいのある皆さん方、あるいは、ご高齢の皆さんが圧倒的にそれ以前の利用状況から比べて何倍にも増えているということは、大変、新しい施設にして良かったというふうに考えております。

 さらに、おいでになった皆さん方のアンケート調査を取りますと、満足度が非常に高いのですね。非常に来てよかったと、観光地へ行って、よく何大がっかりと言われるのがありますけれども、藻岩山は、本当に上ってよかったという感想が85%以上あるということは、大変私どもは誇りに思いますし、これからも、発展していく、利用される方が増える資質を十分に備えた施設であるということを私どもは考えておりまして、多くの皆さま方に利用しやすい、また、利用していただけるようないろいろなPRをさせていただく、シティプロモートをさせていただくことに努めてまいりたい、こんなふうに思っているところでございます。

HBC

 確認ですけれども、現状で、いろいろ割引価格なんかも出していますけれども、基本的には、今、いわゆる高級路線と言われていますけれども、それはもう、その路線は正しいのだということで、むしろ推進されていくと。

市長

 そうですね。

 今度は、72万人をとりあえず目標にしようということで、年間の計画を立てているようでありますけれども、それを着実に伸ばしていくように努力をしていきたい、こんなふうに思います。

市公式ホームページへの不正アクセスについて(2)

読売新聞

 先ほども出たホームページへの不正アクセスの関連で伺います。

 2回立て続けに、外部サーバーではあったわけですけれども、これ以外にも、札幌市で、いろいろな分野で外部サーバーを利用したこういったホームページは複数あると思うのですけれども、今回は、2件相次いだわけですが、ほかにも、今、こういうご時世で、いわゆるサイバー攻撃にさらされるようになっている中で、札幌市関連のホームページでほかにも何かこういう不正アクセスなどを受けていないかといった、そういった一斉に調査をしたとか、今現在、そういったことはやっていらっしゃるのでしょうか。

市長

 ある事件が起きたときには、必ず類似のものがないかというのは、調査するというのが基本でありますので、これは、できているというふうに思いますけれども、再度確認いたしますけれども、多分何か不正のアクセスがあったときに黙っているという部局はないだろうというふうに思います。今のところ、情報が上がってきていませんので…。

事務局

 今、やっています。

市長

 今、全部でやっているそうです。そういうことです。

読売新聞

 それと、もう1点、市長が先ほど、一応、今回、こういう不正アクセスを受けて、各部局に再発防止を指示したということですけれども、その再発防止、例えばどのような指示を出したかというのを、もし具体的なものがあれば、教えていただければと思います。

市長

 これは、手を変え品を変えの、ある技術、アクセスをして侵入できることの喜びといいますか、愉快犯的なところがあろうかなというふうに思います。それに対応するというのは、非常に、世界中みんな苦しんでいるところでもありますので、これといって決定的なものは、多分、ないだろうと。セキュリティーのレベルを上げていくということには、日々、努力をしなければならないわけでありますので、また、多重防御とか、いろいろな考え方があるというふうに思いますが、それを一応張ってはいるものの、それを強固なものにしていく、日々、努力をするということに尽きるのではないかなと、そんなふうに思います。

読売新聞

 それで、実際、今回は、市の管理でない外部の民間が管理するサーバーが狙われたわけですけれども、やはり、民間のほうにも、市として、何というのでしょう、もっとセキュリティーをきっちりやってほしいと、これは、いわゆるクライアントとしての、そういう呼び掛けというのは実際に行っているのでしょうか。

市長

 先ほど申し上げたのは、そういうつもりで申し上げているところです。

(以上)

 

 この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。(作成:札幌市広報課報道係)

 

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