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更新日:2012年11月1日

研究成果(平成23年度)

調査研究名 内容
「(仮称)札幌市まちづくり戦略ビジョン」策定準備支援業務

 

札幌市では、今後の社会経済情勢の変化も踏まえた、今後の札幌市のまちづくりを進めていくための基本的な指針(「(仮称)札幌市まちづくり戦略ビジョン」)を新たに策定することを検討していた。

 ビジョンの策定に当たっては、1.策定過程において様々な市民参加の手法を取り入れながら積極的な市民参加を進める「市民と共有できるビジョン」、2.今後、札幌市として力を入れて取り組んでいく「まちづくりの重点戦略」を盛り込むなど、今後の政策や事業の「選択と集中」のための重点戦略を目指していた。

本業務については、上記ビジョン策定に際し、市民アンケートを実施するとともに市民参加の手法や計画策定体制などについて調査研究をおこなった。

 

札幌圏の大学間連携に係る調査研究事業

 

札幌圏の大学間連携を推進するにあたり、現在の札幌圏における各大学の連携状況及び他都市の先進事例について調査研究をおこなった。 

 

札幌市におけるモバイルミュージアムの実践可能性に関する調査研究

 

新しい時代の博物館の社会的使命や機能的要求の変容に応えていく一つの在り方として提唱されているモバイルミュージアムの札幌における展開の可能性について、博物館構想やまちづくりを見据えて具体的な展示の実践を含む調査研究をおこなった。 

 

ソーシャルビジネスに関する基礎調査

 

介護・福祉・子育て・環境といった社会や地域の課題が多様化する中、ビジネスの手法を用いてこうした課題の解決を図る「ソーシャルビジネス」を活性化することによって、創造性のある新たな産業の創出や、より住みよい地域社会の形成が期待できる。

 ソーシャルビジネスについての振興策を検討するため、市内においてソーシャルビジネスに取り組む企業・NPO団体の実態や、事業推進にあたっての課題等を把握する基礎調査を実施する。

 

「札幌市まちづくり戦略ビジョン」にかかる経済関連調査・研究業務

 

「札幌市まちづくり戦略ビジョン(以下、ビジョンという。)」の策定にあたって、福祉、経済、都市計画などの各分野に精通した学識経験者、公募委員等で構成する「札幌市まちづくり戦略ビジョン審議会(以下、審議会という。)」にて、まちづくりの基本目標等の検討を行っていた。

 ビジョンにおける「経済」分野に関する取り組み内容の検討を進めるため、札幌市の持続的な経済成長を目指すための指針として策定された「札幌市産業振興ビジョン」において、経済成長をけん引する重点分野として位置付けられている「食」「観光」「環境」「健康・福祉」分野のうち、新たな成長分野であり、既存の統計資料では把握が難しい「環境」関連産業と「健康・福祉」関連産業を対象とした札幌市における現状の調査・分析および他都市における主要な産業分野に関する調査・分析を行うとともに、今後10年間に札幌市が行うべき経済政策案を作成した。

 

プロジェクションマッピング基礎調査業務

 

 「創造都市さっぽろ」に係る取り組みの一環として、「ユネスコ創造都市ネットワーク」への「メディアアーツ」分野での加盟を目指していることから、「メディアアーツ」の代表的事例の一つである「プロジェクションマッピング(建物などの立体物に映像を投影する表現技法)」を、「さっぽろ雪まつり」大雪像を題材に試験的に実施し、今後の展開に向けた技術的な課題などを検証した。

 

ソーシャルファームに関する調査・研究業務

 

社会的雇用の受け皿となる「ソーシャルファーム」について、札幌市における実現の可能性及び課題等の調査・研究を実施した。 

 

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