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〈スタジオにMCと外国人ゲスト3人がいます〉
(MC)
そもそも生ごみを減らすためにはどうしたらいいのでしょうか?料理をすれば生ごみは必ず出てしまいますよね。
(デレイナ)
そうですね。私は毎日料理をするし、たくさん食べる子どもが2人いるので、本当に量が出ます。
(MC)
そうですよね。この生ごみを減らすために、各家庭ではいろいろな工夫をしているんです。そこで、札幌市内の佐々木さんのお家にデレイナさんに行ってきてもらいました。佐々木さんは生ごみを減らすためにいろいろな工夫をされていましたよ。
〈VTR/デレイナが佐々木さんの家を訪問します〉
(ナレーション)
市内に住む佐々木さんのお宅にお邪魔します。
(デレイナ)
こんにちは、初めまして。よろしくお願いいたします。
(佐々木)
よろしくお願いいたします。
(ナレーション)
佐々木さんは、ご主人と男の子のお子さんの3人家族。
〈冷蔵庫の前に立つデレイナと佐々木さん〉
(デレイナ)
冷蔵庫の中を見せてもらっていいですか?
(佐々木)
はい。
(ナレーション)
冷蔵庫の中をきれいに整理整頓することで、使い残しはありません。
〈食卓でメモを書く佐々木さん〉
(デレイナ)
今、何を書いているんですか?
(佐々木)
今日買いに行くものをメモしているんです。買い物に行く前に冷蔵庫の中を確認して、無駄のないように買い物をするようにしています。
〈近所のスーパーに行く佐々木さんとデレイナ。佐々木さんは丸々1個のキャベツと半分にカットされたキャベツを持って悩んでいます〉
(佐々木)
どっちにしようかな。やっぱり半分の方にします。
(デレイナ)
そうですか?1個買った方がお得じゃない?
(佐々木)
まだうちの冷蔵庫にキャベツが残っているし、結局食べ切れずに捨てるともったいないので、私は必要な分だけ買うようにしています。
(デレイナ)
なるほど。
(ナレーション)
食材を余らせないように、必要な分だけ買うことも生ごみ減量のポイントですね。
〈佐々木さん宅の台所。佐々木さんは大根の皮を切っています〉
(デレイナ)
大根の皮も料理するんですか?
(佐々木)
大根の皮のきんぴらはとっても美味しいんですよ。野菜の皮や魚のアラも使うと生ごみも出ませんし、もう一品できてお得なんですよ。
(ナレーション)
食材を無駄にしない料理の工夫も大切ですね。
〈台所のシンクに生ごみ水切り器があります〉
(ナレーション)
台所でこんなものを発見しました。
(デレイナ)
これは何ですか?
(佐々木)
生ごみの水切り器なんです。
(デレイナ)
どうやって使いますか?
(佐々木)
捨てる前にギュッとひとしぼりをするんです。
(デレイナ)
結構(水分が)出ますね。
(佐々木)
生ごみって結構水を含んでいるものが多いんですよね。
〈トレイに野菜の皮が並んでいます〉
(ナレーション)
これは何でしょう?
(デレイナ)
これは何ですか?
(佐々木)
これは野菜の皮を干しているんです。
(デレイナ)
どれくらい干しているんですか?
(佐々木)
一晩だけでも結構乾きますよ。
(ナレーション)
野菜の皮などは、干すことでさらに水分が減って、生ごみの減量になりますね。
〈夕食の時間。男の子が食事をしています〉
(ナレーション)
夕食にもお邪魔しました。きれいに全部食べました。
(男の子)
ごちそうさまでした。
(デレイナ)
すごくきれいに食べましたね。
(佐々木)
うちでは家族が食べられる分だけ作っているので、食べ残しはありません。残さないことが生ごみ減量の基本だと思います。
(デレイナ)
なるほど。
佐々木さん、いつ頃から生ごみを減らす事を気をつけるようになったんですか?
(佐々木)
そうですね。前まではそんなに気にしなかったんですが、改めて自分の家のごみを見たところ、手つかずのまま残して捨ててしまっているものが結構あったんですよね。それでちょっと見直してみました。そうすると、今まで捨てていたものも美味しく食べられるということがわかって、料理も楽しくなりました。水切りもギュッとひとしぼりで簡単ですよ。
(デレイナ)
なるほど。
〈スタジオに戻って〉
(ダミアン)
佐々木さんすごいね。
(セキ)
みんな佐々木さんのようにすれば、生ごみの量はかなり減りますね。
(デレイナ)
私も本当に気をつけていますが、佐々木さんのやり方を見て勉強になりました。
(MC)
そうですよね。本当にちょっとしたことなんですが、一人ひとりが減らす努力をすれば、生ごみは必ず減ると思いますね。
ではここでもう一度、生ごみを減らす方法をおさらいしておきましょう。まず買いすぎない、次に食材を無駄にしない、そして作り過ぎない、食べ残さない、最後に水切りと乾燥です。できることから始めてみてくださいね。
みなさん、いかがでしたか?生ごみは生活していく上でどうしても出てしまいます。でも、減らす努力をしていけば、必ず減っていきます。そして、生ごみが減ることによって、様々な良いことが出てきます。まずは、みなさん一人ひとりが生ごみを減らす努力をして、きれいな札幌市を目指していきましょう。
ゲストのみなさん、ありがとうございました。
(MC、デレイナ、ダミアン、セキ)
さようなら。
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