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札幌市厚別区の埋立処分場「山本処理場」のうち、埋立の完了した約52haの敷地において計画している公園です。稼働中の残りの区域についても、処理場の役割を終えた将来は緑化する予定であり、広大な緑地空間を構成する一部となります。事業規模の大きさから、札幌市環境影響評価条例に基づく評価対象案件となっており、手続きを進めております。
札幌の市街地を取り囲む「環状グリーンベルト構想」の拠点の一つ
札幌の自然環境を生かしながら、市街地をみどりで包み込む「環状グリーンベルト構想」の拠点の一つとして計画しております。すでに山本処理場施設内に隣接して「環状夢のグリーンベルト発祥記念の森」が設置されています。
厚別区の「総合公園」
休息や観賞、散歩、運動などを目的に市民が総合的に利用できる公園整備を行います。公園の種別については→札幌の公園緑地の種類について
厚別山本公園の整備にあたっては、市民の皆様との意見交換などを通じて、「多様な生態系を生み出す」、「利用度と自然度のバランス」、「エコロジカルな取り組み」の3つを計画のキーワードとし、「みどり環境づくりのシンボルとなる公園」を整備方針として定めました。
この整備方針のもと、人とみどり環境が関わることのできる場所づくりや仕組みづくりを行うため、基本計画を策定しました。
<場所づくり>
・みどりとの関わりの中で、多様な学び、遊び、交流ができる場として、
自然観察、森林浴、圃場空間、水遊びなどを検討
・幅広い層に親しまれる癒しの場として、
くつろぎ空間、親水空間、眺望空間、ユニバーサルな公園などを検討
<仕組みづくり>
・人、地域の歴史文化、周辺環境とオープンに繋がり進化し続ける仕組みづくりとして、
みどり創造運動、みんなでつくり続ける公園、持続可能、次世代に受け継ぐ、市民参加、時代に合わせた施設更新、歴史、文化、人との繋がり等を創出
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計画平面図 |
整備イメージ図 |
この公園事業は規模が大きいため、「札幌市環境影響評価条例」に基づいて、周辺に与える環境影響(例えば騒音・振動などの生活環境、周辺の動植物などの自然環境に与える影響)を調べる必要があります。この手続きは、市民の皆様からのご意見を頂きながら、現在の状況把握と公園の造成・供用が与える影響の予測評価を行い、この作業を通して環境に対する適切な配慮を行うもので、平成20年度から取り組みをはじめ、平成24年7月に評価書の手続きを完了しました。
平成26年度から工事に着手し、環境への影響を最小限に抑える取組を行いながら整備を進めています。
<取組の例>
・草原環境及び樹林環境を可能な範囲で改変しないような整備内容とする。
・資材や機械の運搬車両の運行ルートは、住宅密集地を可能な限り避ける。
環境影響評価の手続きについては、札幌市環境保全のページを御覧下さい。
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