ホーム > まちづくり・地域の活動 > 伝統文化の伝承活動
ここから本文です。
かつて区内で盛んに行われていた「農村歌舞伎」や「藍栽培」などを未来に残す取り組みを紹介します。
お知らせ
新琴似歌舞伎が札幌市地域文化財に認定されたことに伴い、新琴似歌舞伎伝承会が主催で「歌舞伎フェスタ」を開催します。
北区も区民の皆さまに北区の農村歌舞伎を知っていただくため、このイベントに参加いたします。
イベントの詳細は「かぶきフェスタ」をご覧ください。
かつて北区で行われていた農村歌舞伎。その伝承には、活動を支える幅広い世代の担い手の確保と育成が必要になっています。保存・継承を行う団体に向けた北区の取組についてご紹介します。
北区の歌舞伎の栄枯盛衰の歴史と、子どもたちによって今に受け継がれる歌舞伎の舞台を動画でご紹介します。
【動画】北区の歌舞伎を後世に(歴史編・2分)
【動画】北区の歌舞伎を後世に(舞台編・2分)
平成5年に「新琴似歌舞伎伝承会」が結成され、以来、自ら演じることを目標に「プラザ新琴似」を拠点に活動しています。子どもたちの伝統文化への関心を高めようと中学校での歌舞伎公開講座も行っています。
札幌市北区新琴似7条4丁目プラザ新琴似内
電話011-764-8804
昭和61年に「篠路歌舞伎保存会」が結成され、郷土の伝統文化を子どもたちに伝えたいと、篠路中央保育園が歌舞伎をカリキュラムに取り入れました。大人顔負けの演技でいつも会場を沸かせています。
札幌市北区篠路2条9丁目篠路中央保育園
電話011-771-2117
北区で演じられてきた「新琴似歌舞伎」や「篠路歌舞伎」について、その歴史や現在の取組みの内容を広く知ってもらうため、平成28年度小学校3年生を対象とした副読本を作成いたしました。この副読本は、子どもから大人まで楽しめるような内容となっておりますので、ぜひご一読ください。
北区には、明治開拓初期、かつての篠路を中心とする一帯において、藍を栽培していた歴史があります。栽培した藍は、藍染めの染料である「すくも」に加工し、全国に販売していました。この「すくも」は、国内の博覧会で一等を受賞するなど、高い品質を認められたものでした。
しかし、明治中期、価格の安いインド産の染料が日本国内に出回るようになり、国産の藍は厳しい競争にさらされます。そして、徐々に藍栽培は衰退し、ついには篠路一帯から姿を消しました。
それでも、かつての藍栽培の記憶は、「あいの里」という地名や「英藍高校」の名称など、北区のいろいろなところに形を残しています。
北区では、このような藍栽培の歴史を「藍染め」に形を変えて伝承し、新たなまちづくりに生かしていこうと、地域の愛好団体等の協力を得て、平成5年度から、以下のような「藍栽培の歴史伝承」に関する取り組みを行っています。
リーフレット「北区 藍の歴史をたどって」(PDF:611KB)
「藍の種」無料配布 高等学校での歴史の授業 小学校での藍染体験授業
例年行っている事業
・4月:区役所や区民センター、各地区センターなど区内8箇所で「藍の種」を無料配布
・8月、9月:小学校、高等学校での「藍栽培の歴史を学ぶ授業」及び「藍染体験授業」の実施
篠路獅子舞
篠路獅子舞は、富山県から入植した若者を中心に望郷の思いを込めて、明治34年(1901年)に演じられたのが始まりで、毎年秋頃に篠路神社で奉納されます。
胴が長く頭に角のある男性的な舞の丘珠獅子舞に比べ、胴が太く優雅な女性的な舞が特徴です。大人8人で操る体長約6メートルの獅子と、赤いはんてんに白い鉢巻き姿の「獅子取り」と呼ばれる子ども2人が、1メートルほどの獅子取り棒を操りながら先導し、獅子は頭を左右に振って「京振(きょうぶ)り」の舞を演じます。また、獅子に頭をかんでもらうと病気をしないという言い伝えがあることから「獅子の頭がみの儀」も行われます。
動画で見る
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.