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更新日:2020年8月13日

1歳前後の食事:離乳後期(生後9~11か月頃)

この資料は、離乳のすすめ方の目安です。
お子さんの食欲や成長・発達の状況に応じて、食事の量、固さ、大きさなどを調整しましょう。

月齢 離乳後期(生後9~11か月頃)
食事のポイント
  • 食事のリズムを大切に、1日3回食に進め、食欲に応じて、離乳食の量を増やしましょう。
  • 栄養のバランスに気をつけましょう。

    主食(穀類)+副菜(野菜)や果物+主菜(たんぱく質性食品)

  • 家族等と食卓を囲み、共食(きょうしょく・一緒に食べること)を通して、食の楽しい体験を増やしましょう。

  • 食べ物に手を伸ばすようになり、手づかみ食べが始まります。
  • 鉄が不足しやすいので、赤身の魚や肉、レバーを取り入れるなど工夫をしましょう。
    料理に使用する牛乳・乳製品のかわりに、育児用ミルクを使用してもよいでしょう。
    ※ハチミツ、ハチミツを使った料理やハチミツ入りの飲料・お菓子などの食べ物は、乳児ボツリヌス症予防のため、1歳を過ぎるまでは食べさせてはいけません。
離乳食と母乳(ミルク)の
1日の回数(例)

<離乳食の回数>3回

  • 3回食に慣れてきたら、大人と同じ食事時間にします。
  • 離乳食の後に母乳やミルクを飲ませます。
  • 離乳食とは別に、授乳のリズムに沿って母乳は飲みたいだけ、ミルクの場合は、1日2回程度飲ませます。
固さの目安

歯ぐきでつぶせる固さ(バナナぐらい)

味付け 離乳の進行に応じて、砂糖、塩、しょうゆなどの調味料を使用する場合は、素材の味を生かしながら、うす味でおいしく調理しましょう。

1回あたりの目安量

 

(魚・肉・豆腐・卵・乳製品は、いずれかを1品)

穀類…全がゆ90~軟飯80g おかゆ:全がゆ(5倍がゆ)が目安。徐々に軟飯に慣れさせる。

パン:育児用ミルクや加熱した牛乳に浸してもよい。軟らかいパンは、小さくちぎってそのまま食べさせてもよい。

いも類:つぶし方を粗めにする。

めん類:軟らかくゆで、1~2cmくらいの長さに切る。
野菜・果物…30~40g 緑黄色野菜も使う。繊維の多い野菜以外は、軟らかく煮れば、ほとんどの野菜を使うことができる。歯ぐきでつぶせる固さなら、生でもよい。
海藻…離乳の進行に応じて取り入れましょう 細かくもんだのり、軟らかく煮て刻んだわかめなども使うことができる。
…15g 十分に加熱する。いわし、さば、さんまなどの青皮魚を使うことができる。
…15g 豚肉や牛肉は、最初はひき肉が調理しやすく、食べやすい。鉄が多く含まれるレバーも、少量なら使うことができる。
豆腐…45g 納豆、高野豆腐も使える。大豆は、丸飲みしないように軟らかく煮たものを必ずつぶして食べさせる。
…全卵2分の1個 かきたま汁などに、全卵を加熱して使う。
乳製品…80g 牛乳:パンがゆ、マッシュポテト、シチューなど調理用に使う。飲用は1歳を過ぎてから。

ヨーグルト:プレーンタイプ(無糖)を使う。

チーズ:プロセスチーズ(粉チーズなど)やカッテージチーズをおかゆやシチューなどに入れ、加熱して使う。

…少量

油やバターは炒め煮、ムニエル等に使うことができる。少量のみそ、しょうゆ、塩、砂糖、ケチャップなども使うことができる。

 

1歳前後の食事(PDF:380KB)

1歳前後の食事

食事のポイントなどもご覧ください。

 

 

その他の月齢のすすめ方はこちらです。

 

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