アタマジラミについて
アタマジラミは現在も1年中発生しています。特に、保育所や幼稚園、小学校(低学年)の児童に多く見られます。清潔かどうかに関係なく発生しますので、発生した場合も差別やいじめにつながらないよう正しい知識を持って対応してください。なお、アタマジラミで病気がうつる心配はありません。
保健所では、アタマジラミ対策の訪問指導を行っています。まずは、お電話でご相談下さい。
アタマジラミってどんな虫?
成虫、幼虫
- 大きさは1~4ミリで、色は灰黒色です。
- 人の髪の毛につくシラミで、幼虫と成虫は頭の皮膚から血を吸います。
- 被害にあうとかゆみがあります。
- 髪の毛から離れると長くは生きられません。
- 60度以上の熱処理をすると死んでしまいます。
- 羽がないので飛びません。
卵
- 大きさは約0.4ミリで、色は乳白色です。
- 髪の毛にしっかりとくっついています。
- 約10日ほどでふ化します。
- 髪の毛から離れると長くは生きられません。
- 60度以上の熱処理をするとふ化できなくなります。
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アタマジラミの見分け方
- 成虫は見つけにくいので、髪の毛についた卵を見つけることが大切です。
- 主に、後頭部や耳の後ろの生え際などに多く見られます。
注意しましょう
- アタマジラミは髪と髪が直接触れてうつります。また、くし、タオル、寝具、帽子などを共有することでもうつります。
- アタマジラミの卵は、フケの一種(ヘアキャスト)と見間違えやすいので、気をつけましょう。
- 卵→なかなか動きません
- フケ→簡単に動きます
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駆除の方法
- シラミ駆除用の薬が市販されていますので、説明書をよく読んで使用しましょう。
- 毎日洗髪して、目の細かいくしで髪をよくすき、卵や虫を取り除きましょう。
- 卵の付いている髪の毛を切り取りましょう。
- シーツや下着などは、60度以上の熱湯に10分以上浸して、殺虫しましょう。
- 家庭内で広がらないように、タオル、くしなどの共用は控えましょう。
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アタマジラミに関するパンフレット
アタマジラミに注意
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アタマジラミの対策
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すきぐしを用いた駆除方法 |
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