薬剤使用の注意事項
薬剤を使用する時は、駆除効果だけを考えるのではなく、環境への影響や安全性も検討してから取り扱いましょう。
厚生労働省では、シックハウス症候群対策として有機化合物の室内濃度指針値を定めており、一部の殺虫剤や防虫剤には該当する化学物質を含有するものがあります。
特に、家族に臭いや薬品に敏感な方がいる場合はひかえたほうがよいでしょう。
作業を始める前は...
- 説明書をよく読みましょう。
- 汚れてもよい服装(長袖)で、マスク、ゴム手袋、帽子、履物などを必要に応じて着用しましょう。
- 作業場所付近にある食品、玩具などは片づけるか、薬剤が付着しないようにしておきましょう。
- 多量の煙を発生するくん煙剤を使用する場合は、火災と間違われることのないよう、事前に最寄りの消防署に届出をしておきましょう。
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作業をしているときは...
- 薬剤は用法に従って使用しましょう。
- 薬剤が手などにつかないように気をつけ、風上から散布するようにしましょう。
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作業の後始末は...
- 殺虫剤を使った後は、部屋の換気をしましょう。
- 残った薬剤は必ずふたをして保管し、食品などと一緒にせず、小児の手の届かないところに置きましょう。
- 使い切った薬剤の容器は適切に処分しましょう。
- 手指や顔は石けんで洗い、シャワーや入浴をしましょう。
- 散布用具がある場合はよく洗浄しておきましょう。
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薬剤がついたり、吸ったりしたときは...
- 皮膚に付着した時は、直ちに水で洗い、石けんで洗浄しましょう。
- 薬剤を吸い込んだ時は、直ちに新鮮な空気のある所に移動して様子を見ましょう。
- 作業中や作業後に体調の異常を感じた時は、直ちに医師に相談しましょう。
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