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札幌市衛生研究所で、これまで実施してきたマススクリーニング関連事業について紹介します。
札幌市衛生研究所では、マススクリーニング関連疾患依頼検査事業として、新生児マススクリーニングに関連した疾患についての各種検査を、市内の医療機関からの依頼により行ってきました。これらの検査はマススクリーニングで発見された患児の治療経過を確認するためのフォローアップや、臨床症状等からマススクリーニングに関連した疾患が疑われる児の診断補助に寄与してきました。
対象疾患 |
検体の種類 |
検査項目 |
検査方法 |
---|---|---|---|
代謝異常症 |
ろ紙血 |
アシルカルニチン(22種) アミノ酸(13種) ガラクトース、ガラクトース-1-リン酸 ガラクトース関連酵素活性(2種) ビオチニダーゼ活性 総ホモシステイン・総システイン |
LC/MS/MS法 LC/MS/MS法 酵素法 蛍光法 比色法 HPLC法 |
凍結尿 |
有機酸(130種以上;半定量検査) オロト酸 総ホモシステイン・総システイン グリコサミノグリカン |
GC/MS法 LC/MS/MS法 HPLC法 比色法 |
札幌市衛生研究所では、胆道閉鎖症検査、妊婦甲状腺機能検査、神経芽腫検査を実施していました。概要は以下のとおりです。
検査の種類 | 胆道閉鎖症検査 | 妊婦甲状腺機能検査 | 神経芽腫検査 |
---|---|---|---|
検査内容 | 便の色調確認 | 血液検査 | 尿検査 |
実施時期 |
2001年度から2023年度 ※2024年度から に移行 |
1986年度から2022年度 | 1981年度から2016年度 |
受検者数 | 311,249人 | 291,582人 |
336,658人(生後6か月) 173,890人(生後14か月) 109,844人(生後18か月) |
対象 | 生後1か月の乳児 | 妊娠初期の女性 |
生後6か月の乳児 生後14か月の幼児 生後18か月の幼児 |
札幌市衛生研究所で、国際協力事業団(JICA)が実施する新生児マススクリーニングを開発途上の国々へ広めるための研修が行われました。世界中の国と地域から、医師、検査技師、行政官らを札幌に招き、札幌市衛生研究所職員と専門医師らが、それらの国で新生児マススクリーニングを開始するための技術指導を行いました。
実施時期 | 1991年度から2014年度 |
---|---|
実施回数 | 通算24回 |
受入国 | 39の国と地域 |
人数 | 182名 |
札幌市衛生研究所が、令和6年度(2024年度)までに市内の産科医療機関向けに発行した広報誌です。
※内容は、発行当時のもので、現在の内容とは異なる場合があります。
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