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水痘は、水痘帯状疱疹ウイルスの感染により発症する疾患です。主な感染経路は、患者ののどなどの分泌物による空気感染や、水疱病変部に触れた手指などからウイルスを取り込む接触感染です。ウイルスが気道粘膜などから侵入後、約2週間の潜伏期間を経て、発疹・倦怠感・発熱などの症状が現れます。札幌市における患者報告数は、例年5~7月頃と12~1月頃に増加し、8~10月頃に減少する傾向にあり、定点あたりの報告数の推移は例年類似しています患者報告数は1歳から5歳までが多く、報告の約80%を占めています。健康小児における予後は、一般的に良好ですが、成人や免疫抑制状態にある患者は、合併症や重症化のリスクが高く、注意が必要です。感染予防には、患者との接触を避けることが大切です。しかし、発疹がでる1~2日前から感染することや、ウイルスの感染力が強いことから、ワクチンの接種により免疫を獲得しておくことが重要です。
36の小児科定点医療機関から報告された患者数は以下のファイルをご覧ください。
2024年:報告数(PDF:24KB)・報告数(CSV:2KB)
2024年:定点当たり報告数(PDF:26KB)・定点当たり報告数(CSV:11KB)
2023年:報告数(PDF:16KB)・報告数(CSV:2KB)
2023年:定点当たり報告数(PDF:18KB)・定点当たり報告数(CSV:13KB)
※2022年以前のデータは過去のデータのページからご覧ください。
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