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日時 |
2023年9月12日(火曜日)14時00分~14時34分 |
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場所 | 記者会見室 |
記者数 |
14人 |
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先の会見(8月24日)でお知らせいたしましたけれども、ASEANTA(東南アジア諸国連合観光連盟)総会の誘致に向けて、マレーシア・クアラルンプールを訪問いたしましたので、その帰国報告をさせていただきます。
資料「ASEANTA総会誘致に関する出張 帰国報告1」(PDF:503KB)
まず、ASEANTAのエディ・クリスメイディ・ソマウィラガ会長と会談いたしまして、私からASEAN(東南アジア諸国連合)地域との観光交流の強化のために、ぜひ、ASEANTA総会を札幌で開催していただきたいと、直接お伝えさせていただきました。
エディ会長からは、札幌で開催するための準備を具体的に進めていきたいという、力強いお言葉をいただきまして、開催の実現に向けて、札幌市としてできる限りサポートすることをお約束いたしました。
そのほかにも、総会の開催時におきまして、札幌のみならず、国や北海道の観光業界の幹部の方との交流の機会を設けるなど、相互の観光交流のさらなる強化に向けた意見交換も行ってまいりました。
資料「ASEANTA総会誘致に関する出張 帰国報告2」(PDF:448KB)
続いて、マレーシア最大の旅行博「MATTA Fair」を視察してまいりました。
多くのマレーシア旅行会社ブースにおきまして、北海道・札幌へのツアーが目玉商品として売り出されておりまして、チャーター便を利用したツアーが満席になるなど、北海道・札幌のブランド力の高さを、あらためて強く感じたところであります。
またMATTA Fairの主催者であります、ナイジェル・ウォン会長とも意見交換を行いまして、現地から見た、観光客誘致につながる札幌の魅力などについて、大変参考となる貴重なお話をいただいたところであります。
続いて、在マレーシア日本国大使館の高橋克彦特命全権大使を表敬いたしまして、マレーシア情勢について説明していただきました。
新型コロナウイルス感染症拡大前の2019年の日本における、マレーシア人の延べ宿泊者数は、北海道が東京に次ぐ2番目ということでありまして、多くのインセンティブツアーにおいて札幌が目的地になるなど、北海道・札幌の人気は絶大であるとの印象的なお話をいただいたところであります。
また、大使館では、日本のさまざまな文化や取り組みのプロモーションを行っているところでありますけれども、それに合わせて、札幌のプロモーションにもご協力いただいておりますので、引き続きご支援をお願いしてきたところです。
資料「ASEANTA総会誘致に関する出張 帰国報告3」(PDF:414KB)
最後になりますが、札幌市とドン・キホーテを運営するPPIH(株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)との間で、札幌の食と文化の魅力発信と輸出拡大等に向けた連携協定を締結しておりますことから、ドン・キホーテの現地店舗の視察とJETRO(日本貿易振興機構)マレーシアとの意見交換を行ってまいりました。
現地では、道産食品のブランド力が想像以上に高くて、北海道という名称を前面に出した商品が多く見られたところであります。
また、JETROマレーシアでは、道産食品のさらなる輸出拡大や企業の海外展開の推進などについて意見交換を行ってまいりました。
今回の出張を通じてASEANTAのエディ会長をはじめ、ASEAN各国の旅行業界幹部とのネットワークをさらに深めることができ、総会開催に向けて非常に強い手応えを感じたところであります。
今後は札幌開催を実現させるために、実務者レベルの協議を進めてまいりますとともに、今回あらためて感じました、北海道・札幌のブランド力を活用しまして、今後の観光客誘致・道産食品の輸出拡大につなげてまいりたいと考えております。
円山動物園で8月19日に誕生いたしました、アジアゾウの仔の一般公開と愛称投票の実施についてお知らせをさせていただきます。
まず一般公開についてでありますが、母親のパールと仔ゾウの様子を慎重に見てまいりましたけれども、このたび、生育の状況等から、観覧を始めても特に問題ないと判断をいたしましたことから、9月15日から一般公開を開始いたします。
また、仔ゾウの愛称投票につきましては、一般公開と同日の9月15日から10月15日までの1カ月間、円山動物園内で来園者による投票を行い、愛称を決定したいと思います。
愛称の候補につきましては、円山動物園のほうで検討いたしまして、5つの候補を用意いたしました。
一つ目は輝く存在になってほしいということで、ミャンマー語で輝きを意味する「タオ」。それから、ミャンマー語でかわいいの意味である「ラパー」。動物園の宝物になってほしいという意味で、ミャンマー語での宝物を意味する「ラタナー」。さらに、ミャンマー語で翡翠(ひすい)を意味するチャウッセインから一部を抜粋した「チャウ」。最後に、ミャンマーの代表的な花の名前であります「パダウ」の5つから、来園された方に投票をいただいて、最終的に愛称を決定していきたいと思っております。
現在、アジアゾウの仔はすくすくと育っておりますので、ぜひこの機会に、多くの方にかわいい仔ゾウの姿をご覧いただいて、ぴったりだと思う愛称に投票していただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
なお、決定した愛称につきましては、10月21日に発表させていただく予定です。
引き続き、円山動物園にご注目いただき、周知方お願いいたします。
さっぽろレインボープライドが今週末(9月16日・17日)に開催されます。札幌市は、札幌市パートナーシップ宣誓制度を導入しており、ユニバーサル(共生)なまちづくりを掲げておりますけれども、当事者の方やパレードをご覧になる市民の方などに対するメッセージをいただいてもよろしいでしょうか。
このパレードは、性的マイノリティの方の存在をお知らせする、多様性を認め合うという大切な機会・場であると認識しております。
当日、私も応援メッセージをお伝えするために参加させていただきますけれども、札幌では、このレインボープライドが行われる以前の1996年からパレードが行われておりますので、そこからの回数を数えますと、もう23回目の開催という状況になります。
徐々に、パートナーシップ宣誓制度のような取り組みをする自治体の数も増えてきたり、企業でもいろいろな取り組みをする企業が増えてきているということで、社会的な認知はだんだん広がってきているとは思います。ただ、なかなか外に対して自身のことを言えないというようなことや、差別的な対応もまだまだあろうかと思います。
そういう意味では、誰もがお互いを尊重し認め合う社会、まさに共生社会の実現に向けて、これからも札幌市として取り組んでいきたいと思っておりますので、主催されている方々と一緒に、共生社会の実現に向けた取り組みを進めていきたいと強く思っています。
パートナーシップ宣誓制度について、2017年から始まった制度ですけれども、昨日(9月11日)現在で200組の方々が宣誓されていると聞いています。
制度を利用した方の声を踏まえて、この取り組みを導入して良かったことですとか、まだまだ課題が残るなという部分などがありましたら、お聞かせ願えますでしょうか。
お話のように、2017年に札幌市ではパートナーシップ宣誓制度を始めまして、この時は指定都市では初めてということでありました。
今は全国のだいたい300以上の自治体でこの宣誓制度が導入されておりますし、北海道の中でも(札幌市のほか)7自治体で導入しておりまして、広がりが出てきていると思っております。
宣誓していただいた方からは、パートナーと暮らす未来を選べて嬉しいというような声ですとか、社会に認められたという声をいただいております。
こういった社会の皆さまの理解のほか、札幌市LGBTフレンドリー指標制度に登録していただいている企業が現時点で76企業ございます。
このように理解が広がってきておりますけれども、これがもっと社会全体に広がっていくために、宣誓制度の中で扱っている事柄のほか、今、他の自治体との連携も進めておりますので、もっと広げていければと思っています。
オリンピック・パラリンピックの招致の賛否を問う意向調査の経費について、令和5年第3回定例市議会での補正予算の計上を見送るという話が一部の報道で出ています。
(市長は)調査経費の計上を見送るお考えでしょうか。また、見送る判断に至った理由などありましたらお聞かせください。
今後の招致の進め方については、JOC(日本オリンピック委員会)ともいろいろな協議をさせていただいております。今、各国の状況といった国際情勢をJOCとして情報収集しておりますし、国内でいいますと、東京大会におけるいろいろな不祥事の裁判がまだ継続しているということですとか、札幌では市民対話事業も行っておりました。そういった状況の中、市民対話事業ではまだまだ賛否両論があって、多様な意見があるなという状況であります。
今のいろいろな状況を踏まえて、今後どういう形で進めていくのかということについて、JOCと協議をしているところであります。
ですので、意向調査のタイミングについて、現時点でいつと申し上げる段階ではありませんけれども、その手法ですとか、タイミングについては議会ともしっかり議論していきたいなと思っています。
日程的にも意向調査については、まだまだ決まっていないというところかとは思いますけれども、やはり後ろにずれ込んでいくにつれてどんどん期間がタイトになっていくと思いますが、そのことへの懸念みたいな・・・。
いろいろな情勢について、今申し上げましたようにJOCともしっかり共有していきたいと思っています。
先ほど5つの愛称候補があったと思うのですけれども、率直に愛称を見てみてどう思ったのかということと、個人的にどの愛称がいいと思っているのかなと・・・。
個人的に(どの愛称がいいと思っているのか)というのは、私が今申し上げることは差し控えたいと思いますが、(愛称候補は)それぞれミャンマー語で意味を持っていますので、その意味ですとか音の響きといったものを踏まえて、市民の皆さまがどういう愛称がいいのか選んでいただく、それが一番かなと思っています。
今年(2023年)記録的な暑さになりましたが、小中学校でのエアコン設置に対する考え方をあらためて教えていただきたいということと、他都市でもエアコンを設置する動きですとか、札幌市議会の会派からも要望などの動きもあります。
その後、見えてきた動きですとか、最新の検討状況を教えていただきたいと思います。
今年は北海道においても猛暑日が続きまして、8月はほとんど30℃を超えるという状況で、これまでにない暑さを記録したところでありますけれども、今後もこういった暑さが続いていくのではないかというふうに思っています。
これまでは夏休みが過ぎればだいたい涼しくなっていましたので、エアコンの必要性はあまりなかったわけでありますけれども、北海道においても、子どもたちの健康を考えたときに、やはりエアコンの設置は進めていかなければいけないのではないかというふうに考えております。
ただ、これを設置していくには多額の財源が必要ですし、いろいろな物を調達していく必要もあります。そして、学校の場合、電気容量が足りているかということもありますので、こういったものを調査しながら、可能な限り早い段階で設置していけるようにしていきたいと思っております。
北海道市長会でも、札幌だけではなくて全道域でエアコンの導入を検討していかなければいけないという話が出ておりまして、先日(9月11日)に北海道市長会として国に対して要望を出しております。
そのような中で、先ほど言いましたように、電気容量が十分なのかといった調査も含めて、できるだけ早い時期にエアコンを設置していくことができるように今検討しているところであります。
併せて、(エアコンの設置は)どうしても数年かけてということを考えなければいけませんので、暫定的に進めていくことについても、今教育委員会を中心としながら、議論を進めているところであります。
今のお話でお聞きしたいのですけれども、北海道市長会ではもうすでに国に対して要望している・・・。
要望いたしました。内容としては、予算全体の確保ということ、そして、今は(設置費用の)3分の1が交付金として入ってきますけれども、そのかさ上げなどの財源手当についても要望しているところです。
日曜日(9月10日)に札幌ドームでラグビーワールドカップのパブリックビューイングが行われ、新モードでの初めての稼働となりましたが、そのことについて受け止めを教えてください。
今回、初めて新モードでのパブリックビューイングを行いました。そういう意味では、実際に新モードの会場はどういうような状況なのか、雰囲気なのかということを知っていただく機会になったと思っています。
引き続き、株式会社札幌ドームともしっかり連携しながら、新モードで使っていただくことも含めて、札幌ドームの活用をアピールしていきたいと考えています。
(ラグビーの)パブリックビューイングはもう1度予定されておりますけれども、市長としては、次の回はどのくらいの集客になってほしいなどの思いはありますか。
今回も、一般財団法人北海道ラグビーフットボール協会などのいろいろな関係の方と実行委員会をつくって実施しました。今後もそのような関係者との協議が整えば、実施していくことになるかと思います。
中古車販売店の株式会社ビッグモーターの店舗前の街路樹が枯れていた問題について、その後、市から北海道警察に被害届が出されたのかということと、以前の市長記者会見(8月24日)では、原状回復についても協議を進めているという話だったと思うのですけれども、その後、どのように進めることに決まったのかお伺いできますか。
刑事事件については、引き続き北海道警察のほうと協議を進めており、まだ被害届を出している状況ではありません。
これとは別に、ビッグモーターのほうから原状回復をしたいというお話をいただいています。例えば、費用負担という形で行うのか、植樹・植栽まで行うのか、土壌はどうするのか、こういったことについてまだ協議しているという状況です。
(ビッグモーターの)意向としては、何らかの原状回復をしたいというお申し出をいただいておりますので、その方向に向けて詰めているところで、詳細を決定している状況ではありません。
先ほど、民意の確認の方法や時期についてはまだ決まっていないという話だったと思うのですが、今、住民投票を求める市民団体の動きも把握されていると思います。市民団体の方たちの直接請求を求める動きとしては、例えば、議会に条例案を提出するといった手続きを踏んでいくと思うのですけれども、直接請求を求める動きの結果が出るより前に、市が民意の確認を実施する可能性はあるのかどうかという・・・。
先ほど申しましたように、時期等については未定です。
今後、いずれかのタイミングで民意の確認をした際に、招致反対が多数を占めた場合には、その結果は市の招致活動にどう反映されていくのかということについて、現段階で何か決まっているものは・・・。
以前にも申し上げましたように、反対が多ければ、それは前に進んでいけないのではないかと認識しています。
洋上風力発電を巡って国会議員が、受託収賄の疑いで逮捕された事案についてお伺いしたいと思います。
札幌市としても、Team Sapporo-Hokkaidoを立ち上げてGX投資を北海道に呼び込むという目標を掲げていらっしゃいますので、この事案を受けて、市長の受け止めをお願いいたします。
まさにこれから、GXに関してのさまざまな投資を北海道に呼び込んでいこうという動きを進めている中でありますので、この洋上風力に関しての事柄については非常に残念で、政治家のみならず、公人としてあってはいけない事柄だと思っております。
これから北海道のGX投資を行っていくに当たっても、このようなことは絶対に起こしてはいけないと思っておりますので、透明性・公平性ということについても、より十分に議論していかなければいけないと考えています。
市民対話が終わり、(市民の意見には)賛否両論があったということですけれども、あらためて市民の方々の受け止めをどう捉えていらっしゃるかということと、今後も市民対話のようなものを継続していく考えなのか教えてください。
今回のオープンハウスでありますとか、個別の説明会でいただいた意見をみますと、子どもたちの未来につながっていく、いろいろな可能性を伸ばしていくために、ぜひ開催してほしいという賛成の意見がありました。一方で、やはり将来的な経費の負担が心配だというような意見もありますので、経費の問題などについては、もっと議論を進め、情報提供していかなければいけない部分もあると思っています。
ですから、情報の提供・共有ということも含めて、市民との対話は引き続き行っていく必要があると認識しております。
昨日、官民対話事業(Meet for the Next 2023)の第1回が開催され、NPO法人の方ですとか、民間企業の代表の方が参加されていました。
あらためて、お話をされた中で、市として連携できる部分や後押しできる部分などがありましたら、言える範囲でお聞かせください。
それぞれの活動をされている方々の情報が共有できて、非常に有意義で前向きな議論ができたと思っています。いろいろなNPO団体や企業の方など、事業をされている方同士の中でも、例えば、子どもを対象にした活動をされている方もいらっしゃれば、同じような形で高齢者に向けた見守りの取り組みをされている方もいらっしゃって、共通する部分があり、うまく連動していけば地域としてもっといい活動につながっていくのではないかということで、お互いの気付きもありました。日頃のつながりや顔の見える関係がある中で今回のような協議が常時行われていれば、いろいろな方々が連携・情報共有してつながっていくことができ、他のNPO団体や企業で行っている内容に対して、自分たちも何か関わることのできる可能性があるということが共有できましたので、非常に有意義だったと思っています。
必ずしも、活動に対して金銭的な支援をしてほしいということだけではなく、行政も含め、いろいろな活動をされている方同士がつながっていけば、プラスアルファした形に展開していけるのではないかという可能性を感じました。
現在、各区で開いている市政報告の中で、今季の除雪についても説明されていると思いますが、具体的にどのような説明をされているのでしょうか。また、意見交換の中で出ている意見の内容についても教えていただけますか。
除排雪の関係では、やはり、生活道路の排雪の要望が非常に高まってきています。以前に比べて、宅配や介護サービスを受けるために住宅地の中にも車が入ってくるということがありますので、従前にも増して、生活道路の排雪について関心が高まっている状況があります。
一方で、今のパートナーシップ(排雪制度)では、地域の負担額が年々上昇していること、それから町内会の加入者が横ばい、あるいは減少していることから、(町内会に)入っている人と入っていない人の不公平感のようなことも地域の課題となっています。
また、事業者側の課題としては高齢化が進んでいますので、今後5年、10年後になると、除排雪の担い手を確保していくのは難しくなるというような今後の課題について共有させていただきました。
その上で、今後ニーズは高まっているけれども、人やお金をどうしていくのかということについて、それを解決していく手段など、これからいろいろ議論させていただきたいということで、具体的なやり方や内容について何かお示しをしたということではなくて、今後こういったテーマを議論させていただきたいということをお話しました。
また、検討していくに当たり、例えば、今年については、今後の排雪の効率化に向けてデータ収集をしていくために、市のほうから10地区ぐらいで試験実施をさせていただきたいというようなお話はしておりまして、具体的な作業についてはこれからいろいろ議論していくということを共有させていただきました。
今のお話にもあった、除排雪の担い手不足が課題としてあると思うのですが、市として取り組んでいることや取り組もうと思っていることがあれば教えていただけますでしょうか。
一つは、やはり若い人たちに就職先として、仕事として関心を持っていただくために、子どもたちとかいろいろな方々に除排雪を含めた建設業の仕事に就いてみたいと思っていただけるような取り組みを、業界団体と一緒に行っています。
併せて、(建設産業全体における)働き方改革として、週休2日制の導入、長時間労働をなくしていく、あるいは収入を上げていくという勤務条件の改善についても、業界と一緒に取り組んでいかなければいけないと考えておりますので、今、協議を進めてきているところです。
また、例えば除雪機械などの大きなものについては、安全性を確保するため2人乗りで行っておりますけれども、それを、センサーなどを付けて安全性を確保した上で、1人乗りにして人手の効率を上げていくとか、作業日報のようなものもICTを使って時間がかからないようにするといった効率化の取り組みも進めておりますので、引き続き、除排雪体制の確保を進めていきたいと思っております。
パートナーシップ排雪制度について、地域からの意見聴取や有識者の検証などを進めるという話がありますが、現状、今後のパートナーシップ排雪制度は継続可能なのか、どのように考えているかお聞かせいただけますでしょうか。
5年後、10年後も持続可能かどうかという議論と、それからそれに向けて議論をしていかなければならない状況かなと思っております。先ほど言いましたが、10年、20年先の担い手や負担という意味ではかなり課題が大きいわけですので、そこをしっかり市民の皆さまと共有して、議論していかなければいけない大きなテーマだと思っています。
先ほど、さまざまな意見の中で将来的な経費の心配がまだ大きいというようなことをおっしゃっておりましたけれども、説明会とか討論会を聞いても税金が使われるのではないかという不安は、なかなか説明をしても拭えないというか、難しいところがあるのかなと思います。
そこで、今後も経費の問題など情報提供していかないといけないということで、どのような形で説明していくのか、市長のお考えを伺います。
また、意向調査のタイミングとして、市が経費の問題含めしっかりと説明を尽くした上で行いたいのかなと思うのですが、7月から開催された(市民)説明会は一段落しましたけれども、現状として、意向調査をできるだけの説明を市としては尽くせたとお考えか、それともまだ対話をした上でないと意向調査はできないとお考えなのか、その辺をお聞かせください。
一つは、対話や協議は尽くしていくことが必要だろうと思っています。もう一つは、意向調査の手法についても、いろいろな議論があるので、内部的にも検討していきますし、議会などとも協議していく必要があると思っています。
この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。(作成:札幌市広報課報道係)
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