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更新日:2022年1月19日

令和4年1月14日臨時市長記者会見記録

日時

2022年1月14日(金曜日)18時30分~19時03分

場所 市本庁舎12階1~3号会議室
記者数

15人

市長から下記の話題について発表しました

配布資料

動画(内容は下記「発表内容」「質疑応答」で文字掲載しています。)

引き続き、次の話題について質疑が行われました

発表内容

 新型コロナウイルス感染症への対応について

 現在の市内の感染状況でありますけれども、(2021年)12月の下旬から感染者数が徐々に増え始め、特に今週に入ってからは増加傾向が顕著になっております。本日(1月14日)の新規感染者数は194人と、先週の同じ曜日(1月7日)の数を大きく上回っています。

資料「北海道におけるレベル分類の移行指標」(PDF:332KB)

 「北海道におけるレベル分類」にこの市内の感染状況を照らし合わせてみますと、昨日(1月13日)時点で病床使用率が10.8%、10万人当たりの新規感染者数は24.3人、療養者数が26人となっており、新規感染者数と療養者数は「レベル2」の移行の目安となる数字を超えている状況であります。

 オミクロン株につきましては、全国で驚異的な感染力を見せており、これまでに経験したことのないペースで感染者数が急増し、(1月)9日から広島・山口・沖縄の3県に「まん延防止等重点措置」が適用されたところであります。

資料「オミクロン株疑い(デルタ株陰性)割合の推移」(PDF:260KB)

 昨日時点で道内全体では42例、市内で17例のオミクロン株の感染が確認されております。毎日の陽性者数の7割から8割につきまして、デルタ株であるかどうかを判定するスクリーニング検査を行い、デルタ株であることが陰性の場合は、ゲノム検査を行っております。今月(1月)2日から昨日までの、日ごとのオミクロン株の疑い事例について見てみますと、当初、このスクリーニング検査に占める疑い事例は約1%でありましたが、昨日時点では約40%まで増加しております。

 これは、まだ確定していない状況でありますけれども、疑い事例が急速に拡大していることから、オミクロン株への置き換わりが相当早く進んでいると考えざるを得ないと思っております。

 国内、それから海外の感染状況を踏まえると、今後、札幌・北海道においても、さらなる急激な感染拡大が危惧される、危機的な状況にあると考えております。これらの状況を踏まえ、先ほど開催いたしました本部会議(第32回札幌市感染症対策本部会議)において、今後の感染者数の急増に対応するため、万全の医療提供体制を確保することに加えまして、全庁一丸となって、市民の生命と健康を守るために、直ちに保健所職員の応援体制を増強するよう指示したところであります。

資料「無料検査所」(PDF:254KB)

 市民の皆さまにおかれましては、オミクロン株の感染拡大に伴って、感染の不安を感じるという方が多くいらっしゃると思いますが、無症状の方を対象とした無料の検査所が、順次、市内40カ所に開設されますので、ご活用いただきたいと思います。

 そして、オミクロン株に対しては、ワクチンの3回目接種が有効とされておりますので、国の方針を踏まえて、まず、高齢者の3回目接種の前倒しに向けた準備を着実に進めてまいります。また、今後、3回目の接種が可能となる方が円滑に接種できるよう、引き続き、万全の体制を整えるよう指示したところであります。

 市内の3回目のワクチン接種につきまして、先月(12月)から医療従事者への追加接種を開始しているところでありますけれども、厚生労働省より、追加接種を前倒しで実施する対象者の考え方が示されたことを受け、65歳以上の一般高齢者の方について、これまでの予定をさらに前倒して、3回目のワクチン接種を行うことといたしました。

資料「65歳以上の高齢者への追加接種1」(PDF:304KB)

 まず、接種券の発送についてでありますが、1月中に2回目接種から7カ月を経過する一般高齢者の方に対しては、1月21日および24日に発送いたします。そして、2月以降に7カ月を経過する方に対しましては、7カ月に到達する前にお手元に届くよう、1月28日から毎週金曜日に接種券を発送いたします。

資料「3回目接種の前倒し」(PDF:302KB)

 なお、昨日付けで厚生労働省から、3月以降、一般高齢者につきましては、2回目接種から6カ月経過後、その他の年齢の方については、7カ月経過後に追加接種を実施するよう努めるようにという通知が出されました。その対応につきましては別途検討し、お知らせをさせていただきます。

資料「65歳以上の高齢者への追加接種2」(PDF:303KB)

 次に、3回目接種の予約・接種体制についてでありますけれども、接種に当たりましては、医療機関と集団接種会場で実施いたします。

 医療機関での接種につきましては、準備が整ったところから順次、予約および接種を開始いたします。基本的には1回目・2回目の接種を行った医療機関、あるいは、かかりつけの医療機関で、3回目の接種を行っていただくことになりますので、まずはそれらの医療機関の予約状況をご確認いただきたいと思います。

 このほか、かかりつけ患者以外にも接種を行う医療機関でも、3回目の接種が可能になります。詳しくは接種券に同封する医療機関の一覧や、札幌市公式ホームページの「さっぽろ新型コロナウイルス・ワクチンNAVI」でご確認いただきますようお願い申し上げます。

資料「65歳以上の高齢者への追加接種3」(PDF:303KB)

 そして、集団接種会場の接種についてでありますが、札幌市医師会館と各区の区民センターで接種を開始いたします。両会場とも、1月26日の正午から、電話とインターネットで予約の受け付けを開始いたします。接種につきましては、医師会館が2月1日から、各区民センター会場は2月5日から開始いたします。

 集団接種会場における予約数などの詳細につきましては、あらためてお知らせをさせていただきますけれども、希望される方が速やかに接種できるよう、引き続き準備を整えてまいりたいと考えております。

 最後になりますけれども、市民の皆さまには、オミクロン株の急速な拡大によって、予断を許さない状況であることをご理解いただきまして、あらためて基本的な感染対策の徹底をお願いいたします。

 特に、この年末年始に、普段同居していない方との飲食、会合というような機会に、どうしてもマスクを外して食事をする、会話をするというようなことがありまして、そこから感染が広がっているという事例が多く見られます。そういう意味では、飲食・会話の際は、必ずマスクを着用して、手洗い・手指消毒・換気などについても徹底していただくようお願い申し上げます。

 そして、全国的に感染が拡大している状況がございますので、とりわけ、まん延防止等重点措置の対象となっている県への不要不急の移動については、お控えいただくようお願いいたします。

 また、オミクロン株の感染では、比較的、症状が軽いということが報告されておりますので、つい軽い風邪と自己判断して行動されるケースが非常に多くなってございます。少しでも体調に異常を感じましたら、外出・仕事などを控えていただいて、早めにかかりつけ医、もしくは「#7119」にご相談いただくようお願い申し上げます。

 引き続き、北海道と感染状況・医療提供体制等について情報共有をしながら、感染がさらに急拡大した際には、機を逸することなく対策を講じられるよう準備をしてまいりたいと考えておりますので、市民の皆さまにおかれましては、引き続きご協力をお願いいたします。

 大雪への対応について

資料「北区・厚別区における積雪深の前年同日比」(PDF:209KB)

 先週から今週にかけまして続いております、この大雪への対応でございますけれども、今回の大雪で、市内でも特に積雪深の多い北区と厚別区のデータを見てみますと、1月14日時点で100センチメートルを超えており、昨年(2021年)は、北区で57センチメートル、厚別区で47センチメートルという状況から比較すると、約2倍の積雪深となっております。それだけ雪が非常に集中的に多く降っているということでありますので、市民生活へ大きな影響が及んでいる状況でございます。

 こうした状況を踏まえ、市民生活への影響を最小限とするための緊急対策を実施するため、先ほど「令和3年度札幌市雪害対策連絡会議」を開催したところであります。

 その中では、通学路や幹線道路など、特に市民の生活に大きな影響が出る部分について、拡幅除雪や排雪作業を早急に進めて、道路の幅員を確保することなどについて指示したところであります。

 可能な限り早く除排雪作業を進めて、市民生活への影響を極力最小限に抑えるよう努めてまいりますので、市民の皆さまには今しばらくご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 また、交通状況が改善されるまでは、自家用車での不要不急の外出はお控えいただき、できる限り公共交通機関を積極的にご利用いただくようお願いいたします。

 さらに、迷惑駐車や道路への雪出しは、除排雪作業の実施に支障をきたしますので、こういった迷惑行為についてはおやめいただくよう、市民の皆さまのご協力を重ねてお願い申し上げます。

質疑応答

 新型コロナウイルス感染症への対応について(1)

北海道新聞

 現状の感染状況と道のレベル分類の関連でお話をお伺いしたいと思います。レベル2ですと、例えば、まん延防止等重点措置の検討に入ると思うのですが、現状、札幌市では、感染者や患者数はすでにレベル2の段階に達していると思います。

 一方で、医療提供体制はレベル1という状況の中で、もちろん道が最終的に判断するということにはなるのですが、市長としては、まん延防止等重点措置の要請などについて、どのように考えられておられますか。

市長

 オミクロン株の患者さんの状況を見ますと、やはり軽症・無症状の方が圧倒的に多いという状況で、デルタ株とは異なり、酸素投与などが必要な中等症以上の方の割合が非常に少ないという状況です。

 そういう状況の中で、いろいろな行動制限をお願いしていくときの考え方として、やはり、医療提供体制、医療の逼迫(ひっぱく)状況を重視していくことが、国の(新型コロナウイルス感染症対策の)基本的対処方針にも示されており、道のレベル移行の基準にもなっております。

 感染者数は非常に増えておりますけれども、先ほどお話しましたように、現状においては、この病床使用率は約10%ということで、(レベル2への)移行の目安である20%を下回っておりますし、重症者数も今はゼロという状況になっております。ですから、今後は、病床使用率を注視していきたいと思っております。

 当然のことながら、この20%という(レベル2への移行の)目安に近づいてくれば、何らかの行動制限のお願いや、まん延防止等重点措置への移行について、(北海道と)協議させていただくことになろうかと思います。

 今、北海道では、レベル2へ移行するのは、こういった数字が全てレベル2の基準を超えて、さらに2週間程度、継続して感染者が増えた場合ということになっていますが、オミクロン株の感染速度は非常に早いので、2週間待つという点についてはどうなのかなと思っております。

 そういう意味では、病床使用率が20%を超えた際は、直ちに、まん延防止等重点措置を要請していただくというようなことを含めて、北海道と今後協議をしていきたいと思っています。

 さっぽろ雪まつりの開催について

北海道新聞

 (2022年)2月5日から、第72回さっぽろ雪まつりが開幕されることになっておりますが、今後の感染状況次第によると思うのですが、雪まつりについて、このまま開催するのか、もしくは中止などを検討するのか、現時点でどうお考えでしょうか。

市長

 きょう(1月14日)時点では、まん延防止等重点措置等の行動制限をお願いするという状況にありませんけれども、オミクロン株への置き換わりがかなり進んできているという状況からしますと、来週以降、2月にかけて、かなり新規感染者数が増えてくることを想定しておかなければいけないと思います。

 当然、病床使用率が道のレベル2の基準を超えるということになれば、まん延防止等重点措置の適用を申請するということになりますので、その段階になると明らかに、開催は難しいだろうと思います。今、病床使用率は、レベル2の基準までは達しておりませんけれども、今後、急速に感染が拡大していくということを踏まえると、通常どおり開催するのは難しくなるのではないかと考えております。

 そのような中で、さっぽろ雪まつり実行委員会のほうには、こういった感染状況を踏まえて、場合によっては、無観客での開催や、昨年行ったオンライン開催といったようなことも含めて、感染の状況を踏まえた対応を取っていただくよう要請したところであります。これから、実行委員会のほうでも今後の対応について協議いただけるものと思っております。

北海道新聞

 今の話ですと、現時点では中止とはしないが開催は難しいと考えているということでしょうか。

市長

 現時点で中止にするという状況ではないですけれども、今後、感染が拡大していくことを踏まえると、当初想定をしていた、観客に見ていただくという開催方法が本当に可能なのかどうか、オンライン開催なども含めて、感染状況を踏まえた対応が取れないのかどうかといったことについて、検討いただきたいという要請をしたということです。

 新型コロナウイルス感染症への対応について(2)

北海道新聞

 政府がオミクロン株感染者の濃厚接触者の定義について変更する方針を掲げました。

 基本的には待機期間の短縮であったり、無症状であれば、検査で陰性を確認した上で、医療従事者は出勤できるといった対応について、市長はどのように評価されておりますか。

市長

 オミクロン株の性質を踏まえた対策を取っていかなければいけないと思っています。

 現状では、発症までの潜伏期間であるとか、症状回復後の感染を広げる可能性がある期間というのは、従前のアルファ株やデルタ株よりは非常に短くなっているという報告があります。

 例えば、医療従事者などが濃厚接触者になったときに、2週間出勤できないというように、いわゆるエッセンシャルワーカーの方が出勤できないというケースは、沖縄の例もそうですし、世界的にもそういうケースが出ております。

 オミクロン株の性質を正しく理解した上で、ご判断いただき、その結果、濃厚接触者の待機・隔離期間が短くなるということについては、そういう議論がされる状況にあると思いますし、濃厚接触者の待機期間等が長いことによって、いろいろなところに支障が出ることがあってはいけないと思っています。

 さっぽろ雪まつりの開催について(2)

北海道新聞

 雪まつりのオンライン開催等を検討できないかということを実行委員会に諮られたということですが、きょう申し入れされたのですか。

市長

 はい。

 新型コロナウイルス感染症への対応について(3)

北海道新聞

 先ほどの本部会議で、感染状況がより悪化した場合、疫学調査等の保健所業務の優先順位を決めて、最優先すべきものを絞り込んでいくというお話がありました。

 担当局長から、現状で行われている疫学調査などを高齢福祉施設などに限定していくというような言及がありましたけれども、切り替える基準ですとか、そういった対応を取る狙いをお答えいただけますか。

市長

 まず、保健所の体制を強化するということで、これまでも例えば、1日の感染者数が100人を超えたら、200人を超えたらという、それぞれのフェーズ(局面)に合わせて応援職員の数を増やしてきました。

 最大で約1,000人レベルまで応援職員を広げる体制を準備していますけれども、例えば、最大限の応援職員を投入しても、全ての対応が取れなくなるという状況も想定しておかなければならず、最大の応援体制を取っても、いろいろなことに支障が出れば、やはり、業務を重点化し、優先順位をつけて進めていかざるを得ないという報告だったと思います。

 オミクロン株の感染者は、比較的軽症の方が多いので、自宅療養されるケースが増えてくるということを想定していかなければなりません。そうすると一番重要なのは、検査の結果が出たらいち早くその方にお伝えするし、濃厚接触者やご家族の方々にも検査をしていただくということと、さらに、入院が必要な方は入院、自宅あるいはホテル療養が可能な人については、まずそちらにとどまってもらうという連絡をする。それから自宅療養やホテル療養の方の健康観察をして、症状が急変しないかというところを重点化していかなければいけないということです。まず、命を守る、医療につなげることを最優先しなければならないフェーズが来るかもしれないことを想定しておきましょうということです。

 今、直ちに、疫学調査をやめるということではなく、個人の調査は当然するわけでありますけれども、例えば、集団感染が起きた場合に、日常的なゾーニングの仕方がどうか、感染経路はどこに注意をするかなど、事業所などに職員が入り込んで対応しています。

 例えば、一般企業やオフィスで(集団感染が)起きた場合も、そういう形を取っていますけれども、高齢者施設など、重症化リスクの高いところに限定していかざるを得ないということです。まず命を守ることを最優先した状況で、仕事を切り分けていくという考え方であります。

 今申し上げたように、最大限応援体制を投入した上でもカバーしきれなくなることも、想定しておかなければいけないということをご理解いただければと思います。

北海道新聞

 きょうは(市内の)中学校で始業式があり、来週(1月19日)には小学校の始業式があると思います。道外の学校では、クラスターなどが起きているようですけれども、分散登校なども含めて、学校への対応についてどうお考えでしょうか。

市長

 学校の場合、これまで、1人でも感染者が出れば、学級閉鎖などで早期にその部分だけを閉じるという対策を取ってきました。学習の部分を止めない、学校生活を止めないことを基本としており、現時点ではこれまでの対策と変わりませんので、分散登校や休校というようなことは考えておりません。

 特に小学校・中学校では、マスクの着用を徹底しており、給食を食べるときも、みんな向き合わずに黙々と食べてもらっています。子どもたちは、マスクを外しての会話の場面ですとか、飲食の場面というのは相当注意をしております。現時点では、大幅に感染が拡大する状況とは考えておりませんので、まずは感染者が出た場合には、そのクラスを止める、あるいは複数感染者が出ていれば学年を止めるという対策を基本に進めていきたいと思っています。

北海道新聞

 3回目のワクチン接種について、国のほうが前倒しを次々と自治体に求めているような状況だと思いますが、一方で、ワクチンの配送見通しについて、国から十分に示されているとお感じになっていますでしょうか。

市長

 これまで何度も、先々の供給スケジュールを早く示してほしいということは申し上げています。現時点で、2月までの配送量は示されておりますが、3月以降は示されておりません。また、昨日の厚労省の通知の中でも、配送スケジュールは変えないが、前倒しを検討してくれということで、少し矛盾していますよね。

 ですので、オミクロン株が拡大してきていて、本当に(感染拡大の)スピードが速いということを踏まえると、できるだけ早く3回目の体制を作っていかなければならないと思っておりますけれども、やはり、それに見合う供給と、北海道からの配送が的確に行われなければうまく進みませんので、あらためてどのようにすれば、どこまで前倒しができるのかということを検討していきますが、今のところは、3月以降についての前倒しということですので、供給や配送スケジュールを確認しながら進めていかざるを得ないと思っています。

 大雪への対応について

北海道建設新聞

 大雪に関して、本日夕方の雪害対策連絡会議の中で、運搬排雪についての報告がありましたけれども、現時点で2割程度が実施済みということですが、今後いつまでにどの程度の作業を終えたいという見通しはありますでしょうか。

市長

 やはり、道路幅を確保していく必要がありますので、運搬排雪を全てできる状況かというと、なかなか難しいと思います。まずは、主要幹線やバス路線、それから来週から学校も始まりますので通学路、こういったところの除排雪を優先していくことになると思います。

 ですから、計画的に運搬排雪を進めていきますけれども、それだけでは多分追い付きませんので、その場合は、拡幅して道路幅を確保するという作業を優先し、来週中には主要幹線やバス路線などについては、道路の幅員を確保できるようにしていきたいと思っています。

北海道建設新聞

 今シーズンの除雪予算について、近年の少雪傾向を踏まえた予算編成をされていたと思いますけれども、今回の大雪の対応を含めて、現状の予算の執行状況はいかがでしょうか。

市長

 現時点での予算の執行状況は、3割ぐらいの執行率と報告を受けております。ただ、例年、この時期であれば3割までも至っておりませんので、今後の降雪の状況にもよりますけれども、現状では、例年よりも予算の執行状況はかなり高くなっています。先ほど申しましたように、除排雪量なども非常に多くなっておりますので、今後の降り方にもよりますけれども、現行の予算をオーバーすることも想定し、補正予算の対応を検討するよう指示しているところです。

北海道建設新聞

 今後の状況を踏まえながら、追加するかどうかを見極めるという形でしょうか。

市長

 はい。

 冬季オリンピック・パラリンピック招致に向けた今後の取り組みについて

朝日新聞

 2030年の冬季オリンピック・パラリンピック招致に向けた子どもワークショップなどが、今月末に始まると思うのですが、感染拡大を受けて、こういったイベントについて、どう対応されるのか、延期なども考えていらっしゃるのか、お聞かせいただきたいと思います。

市長

 子どもワークショップなどは、オンラインでの実施を想定しておりますので、感染が拡大した状況でも実施できると思います。一方で、シンポジウムや出前講座は、対面で行うことになりますので、感染状況によっては開催が難しくなるケースも出てくると思います。そういった場合に、オンラインの活用を含めて、できるだけ実施していくことを考えていきたいというふうに思っています。

 

 この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。(作成:札幌市広報課報道係)

 

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