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日時 |
2015年3月30日(月曜日)14時00分~ |
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場所 | 記者会見室 |
記者数 | 13人 |
皆さま方には大変お待たせをしていたところでありますけれども、昨年の12月21日に生まれましたホッキョクグマの赤ちゃんを、明後日、4月1日に公開するということになりましたので、その旨、お知らせをさせていただきたいと思います。
2年ぶりのホッキョクグマの赤ちゃんでございますので、あの愛らしい姿をぜひ多くの皆さま方にご覧いただけることを願うばかりでございまして、私どもも大変うれしく思っているところでございます。
このまま順調に生育をすれば、お母さんのララにとりましては、6回8頭目の出産・育児成功ということになりまして、ララ自身が持っております日本記録というものを更新することになりますので、無事、育て上げるということができるように、動物園、そして市民の皆さん方にしっかり見守っていただきたい、こんなふうに考えているところでございます。
今後は、少し成長を待って、性別を調べまして、夏ごろまでには、市民の皆さまの投票によって名前を決めていきたい、こんなふうに考えているところでございます。
多くの皆さま方にご覧いただきたいと考えておりますので、報道機関の皆さま方におかれましては、ぜひ、周知方、よろしくお願い申し上げたいと思います。
また、円山動物園では、今年も季節に応じたイベントを開催していく予定でございます。ゴールデンウイークの5月2日から6日には、春まつりを開催いたします。今年は、熱帯鳥類館で、鳥を見ながらコーヒーなどを楽しめる鳥カフェを臨時に開店するなど、趣向を凝らした催しというものを行う予定でございます。
連休中は、ホッキョクグマの赤ちゃんもかわいい盛りでございますので、市内外から大勢の皆さんに足を運んでいただきたいというふうに考えております。秋にはアフリカゾーンをオープンいたしまして、動物たちの自然本来の姿というものを見ていただく機会が増えるなど、動物園は、市民や観光客が何度訪れても楽しんでいただける、そんな魅力的な施設に育ってきているというふうに私は考えております。
今年度の来園者は、ホッキョクグマの双子が人気を博しました昨年度には及ばなかったものの、あと2日を残しまして、86万人を超える方々にお越しをいただいているところでございます。新しいホッキョクグマの赤ちゃんは、昭和54年以来となる年間100万人突破に向けまして、その立役者になってもらえるであろうと、こんなふうに期待をしているところでございます。
報道機関の皆さま方におかれましては、今後とも、動物園の取り組みにご注目をしていただければ大変ありがたい、周知方、よろしくお願い申し上げたいと思います。
最後に、ゾウに関するお知らせが一つございます。
現在、ミャンマー政府と動物交換に関する調整を進めておりまして、現段階では、キリンを含めた数種類の動物を交換の対象にしようということで調整をさせていただいております。ゾウを4頭、こちらで頂戴することになりますので、それとのバランスを考えて調整中でございます。この調整がまとまれば、来月、4月の下旬にも、私がミャンマーに出向きまして調印式を行う予定とさせていただいているところであります。うまくいけばの話でありますが、その成果につきましては、帰国後、皆さま方にご報告をさせていただきたい、こんなふうに考えております。
もう4月を目前にして、雪もこんな状況で、今年は除雪費も大型で付けたと思うのですが、今振り返ると、付け過ぎたかなという額だったので、どれぐらい残るのかと思いまして、それを伺いたいと思います。
62億円の補正予算を組ませていただきまして、史上最大の規模になるということでありましたけれども、2月以降、あまり雪が降らないという状況になりまして、融雪も進んでいるというようなこともございまして、その62億円のうちの35億円から40億円は剰余金になるのではないか、そんなふうに考えているところでございます。
それを今後どうするかということになりますが、一応、剰余金でありますので、半額につきましては財政調整基金に積み立てると、こういう約束事はございますので、そのような扱いにさせていただく予定でございます。残ったものについてはどうするかと、繰越金になるわけでありますが、その趣旨も、議会で、雪災害のために慎重に審議をしていただいて、これだけの予算を組ませていただいたわけでありますので、雪あるいは自然災害ということもございますので、そういう目的に向けた積み立てができるようなことも次年度の議会等で議論をいただいて、そして積み立てができればいいのではないかなという考え方を持っているところであります。
ゾウの関係で、4頭を入れる、私の記憶では4頭程度だったような記憶があるのですけれども、4頭で固まったのかどうかということと、雄、雌とかは決まっているのでしょうか。
雄1頭と雌3頭ということで、4頭ということでございます。
もう一つ、昨日、市長選が告示されて、知事選も含めて選挙戦が始まっていますけれども、まず一つは、市長選の争点はどのようなこと、もちろん、市長ご自身がやってきたことへの評価ということもあるのでしょうけれども、市長ご自身は、今回の市長選の争点は、どういうことで、どういう議論を期待しておられるのか、その辺りをお願いしたいのですが。
最大の論点は、人口構造が変わっていくよと、少子高齢社会が本当に直前に来ていて、それがまさに札幌市のこれまでの歴史で経験したことのない時代に足を踏み入れる、そういう中で、持続可能な札幌というまちの発展をどうするかということについてのビジョンが述べられ、語られ、議論されるべき課題である、そんなふうに考えております。
また、そういうことを踏まえまして、私は、この12年、持続可能な発展を遂げるための札幌市の市政を続けさせていただいたところでございまして、これまでやってきたことの評価、そして、今後についての展望、現状をどうしっかり認識していただいて議論を展開していただけるか、そこら辺が論点ということになろうかと思います。
もう一つ、札幌市にとって重要なパートナーである北海道知事選も今行われているわけですけれども、こちらには、どのような争点で、どのような議論を期待されますでしょうか。
これも、人口減少ということが両候補とも言っておられると思いますので、より急速に人口減少が進む、あるいは人口構造が変わっていくということに北海道も直面しているわけでありますので、私が期待するのは、札幌市という大都市と北海道との関係をどうするのかということについて、知事選におきましてもしっかり議論していただければありがたいというふうに思っているところでございます。
(以上)
この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。(作成:札幌市広報課報道係)
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