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日時 |
2014年9月5日(金曜日)16時00分~ |
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場所 | 記者会見室 |
記者数 | 22人 |
本日、午前中に、私どもが一緒に仕事をしてまいりました副市長であります秋元克広氏が、退職をしたいということで、退職願を私に提出されました。私は、真意を確認しながら、その本人の決意は固いということでございますので、これを受理するということとさせていただきました。
従いまして、現在、札幌市の管理体制は、市長および2人の副市長によってなされるということでございます。市政にとりましては非常に大きなことでございますので、皆さま方にいち早くお知らせをしようということで、きょう、こうして記者会見をさせていただいているところでございます。
お知らせすることは、以上でございます。
今の話ですけれども、秋元氏からは、初めて辞意をお聞きになられたのはいつだったのかということと、その際に、秋元さんから市長選出馬への言及があったのかを確認しておきたいのですが。
今朝、8時55分ころでしたでしょうか、辞表を持参され、そのとき初めてお聞きしたということでございます。併せて、市長選等についての話題はございません。
分かりました。
もう1点は、後任なのですけれども、残り任期は、上田市長は、来年6月までということですが、後任については置かれる考えなのか、そのまま空席になるのか、その確認をしたいのですが。
今のところ、後任は置かないで、何とか2人の副市長がそれぞれ、秋元さんが担っておりました分野につきまして、分担をして執行させていただきたいというふうに考えているところでございます。
きょう、秋元副市長からそういった辞職の願いがあったということなのですが、その辞職する理由について、何か、どういう理由でもって今回辞めるというふうに説明があったのでしょうか。
一身上の理由ということでございまして、それ以上深い話はお聞きしておりません。それ以後につきましては、もちろん、いろいろ私もお聞きしましたけれども、私のほうから発問をさせていただいて、意思が固いということを確認させていただきましたけれども、一身上の理由の中身は、ご本人が語らなきゃならないことだというふうに思いますので、近々、皆さま方にお話をさせていただくということでもございますので、私からは今申し上げたような内容ということでございます。
一身上の都合ということなのですが、秋元副市長、出馬の意向というのが取り沙汰されていますが、秋元副市長に札幌市長を引き継いでもらいたいと思うかどうか、お聞かせください。
出馬表明のない方にやってもらいたいかどうかということはお答えしにくいというふうにお答えをさせていただきます。
ただ、非常に私を支えていただいた方でもあり、また、35年と言いましたでしょうか、市役所で事務方からずっと頑張ってこられて、14,000人の職員から非常に人望がある、そういう方として今日まで来られ、最後の1年数カ月はまさにトップであります副市長ということで私と一緒に仕事をさせていただきました。
そういう方でありますから、間違いのない人生を送っていただきたい、そういうふうに思っているところでございます。
先ほどもちょっと入っていたのですが、秋元さんへの人物評、その仕事ぶりと、市長から見た人物評を教えていただけますでしょうか。
今ほど申し上げましたように、非常に人望豊かな、知識、経験共に優れた方であることは、今日までのキャリアを見れば明らかでありますし、本当に多くの方々から信頼を、職員から非常に多くの信任を得られた方だというふうに思います。だからこそ、私を支えていただける仕事もできたのだろう、そんなふうに思っているところでございます。
副市長の意向を聞いて、市長のほうから何か声を掛けたというか、そういうことはあったのでしょうか。
人生を誤るなよと。それだけであります。
それに対して、秋元さんは何かお答えになられたのでしょうか。
それはなかなか答えにくいことだと思いますので。ご本人とはそういう冗談も交わすことができる間柄として今日まで来ましたので、特に改まってですね、一身上の事由だというふうに本人が言えば、そうだよなということでセレモニーは終わらせていただいたということでございます。
辞職は何日付ですか。
きょう付です。
その面会というのは、トータルでどのくらいの時間だったのでしょうか。
セレモニー自体は3分ぐらいですけれども、その後、10分ほど、15分ぐらいでしょうか、思い出話も含めてお話をさせていただいたということでございます。
3定(平成26年第3回定例市議会)の議会が今月の22日から開かれる予定になっていると思うのですけれども、それに向けて、2人の副市長でいろいろ質疑に応じるということで、なかなか大変なところもあると思うのですけれども、どういう担当で副市長はいくのでしょうか。
今、既に、残った2人の副市長と調整をさせていただいておりまして、もちろん、いろいろな審議の都合とかですね、今回の3定は決算特別委員会でありますが、来年の1定(平成27年第1回定例市議会)の予算特別委員会も、これは同時に2部に分かれて審議がされます。そうしますと、同時に委員会に出なきゃならないということになりますので、事務がダブらないように、審議に不都合が生じないように調整をさせていただいているということでございます。
いろいろな質疑に、3定で質疑になると思うのですけれども、秋元さんも担当されていたと思うのですけれども、札幌国際芸術祭ですとか、いろいろ関連施策はあると思うのですけれども、担当はどういうような形に。
これは、井上副市長が引き継いでやらせていただくということでございます。
ずっと担当されてきた副市長が一身上の都合ということで退職されて、その辺りの答弁というか、なかなか大変なところもあると思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。
国際芸術祭は、本当に大きな事業でございまして、これについて深い審議をしていただくためにですね、多くのご質問が予定されるというふうに思いますが、主管局でございます観光文化局、この間、一生懸命、答弁の準備をさせていただく、そしてまた、この芸術祭につきましては、部局を超えて、市長副市長会議等でじっくり議論をしながら進めてまいりましたので、議論の質、答弁の質を落とすようなことにはならないと、こんなふうに考えております。
きょうは、秋元副市長のほうから、一応、決まったとおり、書式の何か文書でもってきょうは。
全て自書で、退職願というものでございます。
(以上)
この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。(作成:札幌市広報課報道係)
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