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更新日:2018年9月18日

エキノコックス症

エキノコックス症とは

エキノコックス症とは、エキノコックスと呼ばれる寄生虫の卵が、ヒトの口から体内に入り、幼虫となって肝臓などに寄生し、肝機能障害などを起こす病気です。

エキノコックスの幼虫の発育は非常に遅く、自覚症状があらわれるまで数年から十数年かかるといわれています。

現在では、血液検査などで早期に発見でき、手術によって治すことができます。

感染経路について

ヒトの体内にエキノコックスの卵が入るのは、エキノコックスが寄生したキツネやそのふんに直接さわるなどの場合が考えられます。

また、キツネのふんで汚染された山菜を生で食べたり、沢水・わき水を飲んだりした場合が考えられます。

ヒトからヒトに感染することはありません。

ヒトへの寄生

予防方法について

エキノコックス症の感染予防のために、以下のことに注意しましょう。

  • 野山に出かけ、帰ったときはよく手を洗うようにしましょう。また、衣服や靴についた泥もよく落としましょう。
  • キツネにえさを与えないこと、また、キツネのえさになる残飯などはきちんと処理し放置しないようにしましょう。
  • かわいいからといってキツネを餌づけしたり、呼び寄せたりして手を触れることのないようにしましょう。
  • 野山の果実や山菜などを口にする場合、流水でよく洗い、十分熱を加えて食べるようにしましょう。
  • 沢水、わき水などの生水を飲まないようにしましょう。

エキノコックス症検診

札幌市民の方

札幌市の各区保健センターでは、小学生以上の市民の方を対象に、無料で検診(血液検査)を実施しています。

検診の実施日及び受付時間については、受検を希望される区の保健福祉部健康・子ども課(保健センター)にお問い合わせください(各区連絡先は以下に記載がございます)。

エキノコックス症及び検診に関するお問い合わせ先
札幌市保健所感染症総合対策課 011-622-5199
中央区保健福祉部健康・子ども課保健予防係(中央保健センター) 011-511-7221
北区保健福祉部健康・子ども課保健予防係(北保健センター) 011-757-1181
東区保健福祉部健康・子ども課保健予防係(東保健センター) 011-711-3211
白石区保健福祉部健康・子ども課保健予防係(白石保健センター) 011-862-1881
厚別区保健福祉部健康・子ども課保健予防係(厚別保健センター) 011-895-1881
豊平区保健福祉部健康・子ども課保健予防係(豊平保健センター) 011-822-2400
清田区保健福祉部健康・子ども課保健予防係(清田保健センター) 011-889-2400
南区保健福祉部健康・子ども課保健予防係(南保健センター) 011-581-5211
西区保健福祉部健康・子ども課保健予防係(西保健センター) 011-621-4241
手稲区保健福祉部健康・子ども課保健予防係(手稲保健センター) 011-681-1211
飲料水に関するお問い合わせ先

札幌市保健所環境衛生課

011-622-5165

札幌市以外・北海道以外にお住まいの方

札幌市以外の北海道内各市町村が実施する健康診断(血液検査)や、北海道以外にお住まいの方がエキノコックス症の検査を希望される場合については、以下ホームページをご確認願います。

エキノコックス症の知識と予防(北海道保健福祉部地域保健課)

 

住宅地でのキツネ対策について

近年、キツネを住宅地で見かけるとの情報が、保健所や区の保健センター等に寄せられています。その際に、キツネの駆除(殺処分)や捕獲(生けどり)をしてほしいとのご意見も寄せられることがあります。

野生動物であるキツネの駆除や捕獲をする場合には「鳥獣保護管理法」により、許可が必要になります。本市では、人間の生活環境とキツネの生息圏との間に一定の距離を保ちながら共存を図ることを基本としており、エキノコックス症対策を目的としたキツネの駆除(殺処分)は実施しておりません。

また、捕獲(生けどり)についても、出没地域がキツネに好まれる環境である場合、仮に捕獲が成功したとしても、他のキツネが入り込み、効果が一時的なものになる可能性があるなどの課題があります。

このため、まずは、キツネやエキノコックスについての正しい知識のもと、地域ぐるみでキツネを近づけない環境づくりをすることが大切になります。

対策等の詳細なご相談は、区の保健福祉部健康・子ども課(保健センター)にお問い合わせください(各区連絡先は以下に記載がございます)。

【対策の例】

  • 生ごみやコンポストが荒らされていないかなど、キツネが寄りついている原因を見つけて除去する。
  • ゴミステーションやコンポストの管理をしっかり行う。
  • エサとなる残飯や生ごみ、犬や猫のエサを放置しない。
  • キツネに向かって大きな音を立てて追い払う。
  • 木酢液などキツネが嫌がるものをまく。
  • 物置などは侵入されないようにしっかりと戸締りを行う。
  • 餌付けは絶対に行わない。
キツネなどの媒介動物に関するお問い合わせ先

中央区保健福祉部健康・子ども課生活衛生一係、生活衛生二係(中央保健センター)

011-511-7227
北区保健福祉部健康・子ども課生活衛生係(北保健センター) 011-757-1183
東区保健福祉部健康・子ども課生活衛生係(東保健センター) 011-711-3213
白石区保健福祉部健康・子ども課生活衛生係(白石保健センター) 011-862-1883
厚別区保健福祉部健康・子ども課生活衛生担当係(厚別保健センター) 011-895-5921
豊平区保健福祉部健康・子ども課生活衛生係(豊平保健センター) 011-822-2478
清田区保健福祉部健康・子ども課生活衛生担当係(清田保健センター) 011-889-2408
南区保健福祉部健康・子ども課生活衛生担当係(南保健センター) 011-581-5213
西区保健福祉部健康・子ども課生活衛生係(西保健センター) 011-621-4247
手稲区保健福祉部健康・子ども課生活衛生担当係(手稲保健センター) 011-681-1211
札幌市保健所食の安全推進課 011-622-5170

 

犬の飼い方について

犬の飼い方については、以下のことに注意しましょう。

  • エキノコックスの幼虫が寄生した野ネズミを食べた犬にも成虫が寄生することがあります。
  • 放し飼いはやめましょう。(犬が野ネズミを食べる可能性があります。)
  • 散歩のときは必ずリード(引き綱)を使用しましょう。
  • 道路上等に落ちているものを食べさせないようにしましょう。
  • 散歩のときは糞便を必ず持ち帰りましょう。
  • 犬に触れた後は必ず手を洗いましょう。
  • 飼い犬の感染が疑われる場合は、お早めに動物病院を受診しましょう。
犬の飼い方に関するお問い合わせ先

札幌市動物管理センター

011-736-6134

通知・事務連絡

厚生労働省から、愛知県知多半島の犬におけるエキノコックス症について事務連絡がありましたのでお知らせいたします。市民の皆様におかれましては、犬を飼育する際、上記「犬の飼い方について」にご注意いただきますよう改めてお願いいたします。

愛知県知多半島の犬におけるエキノコックス(多包条虫)感染事例について(情報提供)(平成30年3月28日_厚生労働省健康局結核感染症課_事務連絡)(PDF:533KB)

関係規定

札幌市エキノコックス症対策実施要領(PDF:65KB)

【目的】札幌市におけるエキノコックス症の予防と患者の早期発見・早期治療のための諸対策の強化を図ることにより、市民の健康保持に努めることを目的として、本要領を定めております。

【概要】札幌市は、各関係機関の協力を得て、衛生教育、検診、媒介(宿主)動物対策等の事業を実施しております。

  • 衛生教育:感染予防、健康診断、きつね等媒介(宿主)動物対策等について、ホームページによる周知、パンフレットの配布など、正しい知識の普及啓発に努めております。
  • 検診:患者早期発見のため、小学生以上の市民を対象に、区保健センターにおいて無料で検診を実施しております。
  • 媒介(宿主)動物対策:人間の生活環境とキツネの生息圏との間に一定の距離を保ちながら共存を図ることを基本として、キツネを人家周辺に近づけない対策を実施しております。

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このページについてのお問い合わせ

札幌市保健福祉局保健所感染症総合対策課

〒060-0042 札幌市中央区大通西19丁目 WEST19ビル3階

電話番号:011-622-5199

ファクス番号:011-622-5168

※ 緊急の対応が必要な場合は、直接お電話にて御連絡を願います。