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更新日:2019年8月24日

残念!! ホッキョクグマの赤ちゃんは次の機会に期待

画像:ホッキョクグマのララ。2007年秋
ホッキョクグマのララ 2007年秋撮影

ララ、出産ならず
 2007年11月から妊娠の兆候が見られ、、出産準備に入っていたホッキョクグマの「ララ」ですが、予定の12月中旬を1ヶ月余り過ぎた現時点でも出産は確認されていません。
 大事をとって現在まで継続してララの行動を見守ってきましたが、出産の兆候は見られないため、今回は可能性が無いものと判断しましたのでお知らせします。
 ホッキョクグマの飼育下での自然繁殖は大変難しく、国内で2000年以降に元気な子を産み育てることができたのはララだけです。
 加えて、2006年に絶滅危惧種に指定され、種の保存の必要性が急速に高まっていることもあり、過去2回(ツヨシピリカ)の成功に続き3回目も、という期待を集めていた中、今回は残念な結果となりましたが、デナリとララは年齢的にも若くて仲も良く、まだまだ繁殖の可能性が高いペアですので、次の機会に期待したいと思います。


世界のクマ館観覧再開
 また、これに伴い、ララの出産・子育てに備えて2007年11月29日から観覧を中止し、職員の出入りも制限していた「世界のクマ館」をご覧いただけるようになります
 観覧中止の期間中はご迷惑・ご心配をお掛けしましたが、約2ヶ月ぶりに屋外に出る「ララ」をはじめ、他のクマたちの元気な姿をぜひご覧ください。
【観覧再開日時】
 平成20年2月1日(金曜日)9時~(開園より)

(2008年1月30日・記)

■関連リンク
ツヨシの思い出
ピリカの思い出
ララを産室に収容しました(2007年11月20日)

<2019年8月24日リンク修正>


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