ホーム > 防災・防犯・消防 > 消防・火災予防 > 各消防署 > 西消防署 > 「西消防団機械器具取扱訓練」を実施

ここから本文です。

更新日:2024年11月22日

「西消防団機械器具取扱訓練」を実施

札幌市西消防団は、令和6年11月16日(土曜日)9時30分から、「機械器具取扱訓練」を札幌市消防学校(札幌市西区八軒10条西13丁目)にて実施しました。

この訓練は、地震や台風などの実際の災害活動で活用するため、西消防団に配備されている消火ポンプや救助資機材など、各種機械器具の取扱いを習得することを目的に、毎年実施されております。

また、地域における防災思想の普及を目的に、特別な研修を経て認定される「地域防災指導員」が西消防団員の中で17名選出されており、今回の研修はこの指導員が中心となって進行されました。

訓練には35名の西消防団員が参加し、冒頭、濱田義哲消防団長から、今回の研修をもとに防災技術の向上を図り、札幌市民の安全・安心に寄与できるよう訓示を受けました。機械器具特別点検の模様2

まず、訓練は「資機材確認訓練」から開始されます。

西消防団には、いざという時の災害活動を行うために様々な資機材が配備されておりますが、それらの資機材について、一つずつ展示、説明を受けました。中には普段の使用頻度が低く、普段触れることが少ない資機材もあり、参加した消防団員は真剣かつ興味深く、使用方法を学びました。

機械器具取扱訓練jの模様1次に行われたのが「消防ポンプ取扱訓練」です。

この訓練では、西消防団の5つの消防分団それぞれにすべてに配備されている「消防ポンプ」の操作方法を学びます。地震で消火栓が使用できない場合、この消防ポンプを使用し、川や沼、プールなどから消火水を汲み上げますが、今回の訓練では、従前できなかった浅瀬の水を汲み上げることができる「低水位ストレーナー」が新たに配備され、この使用方法を併せて習得しました。

最後に「防災資機材取扱訓練」を実施します。機械器具取扱訓練の模様3

町内会などの各地域に配備されているハンマーやジャッキ等、いざという時に災害活動で使用する防災資機材を実際に使用し、火災発生時における消火栓の使用方法や消火栓断水時に有効なバケツリレーの行い方を学びました

西消防団では、このような災害に対応するための訓練を定期的に行っており、災害に備えております。

災害は無いことが一番ですが、万が一発生した場合は、地域住民の皆様の「共助」が不可欠です。

今後とも、札幌市西消防団の活動にご理解ご協力いただきますよう、よろしくお願いします。

このページについてのお問い合わせ

札幌市消防局西消防署予防課

〒063-0830 札幌市西区発寒10条4丁目1-1

電話番号:011-667-2100

ファクス番号:011-271-0752