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大規模災害対応訓練
令和6年(2024年)1月26日金曜日、西消防署(稲童丸将人(いなどうまる・まさと)署長)は、大規模災害対応訓練を実施しました。
次々と入る出動要請を一覧に記載 |
災害活動を行う消防隊と無線交信 |
消防部隊の運用を検討 |
この訓練は、札幌市域を震源とした最大震度7の地震が発生し、火災や建物の倒壊など市内全域に被害が多数発生しているという想定の図上訓練で、札幌市消防局と市内の各区の消防署で同時間帯に一斉に行われました。
気象状況等から大規模な災害の発生などが予測されるとき、また、震度5弱以上の地震が発生したときは、市内消防機関では非常警備体制が発令されます。消防署では、職員が非常参集するとともに、火災や建物の倒壊などの災害対応要請に対して、区内の消防活動を一体的で円滑に実施するために署隊本部を設置し、出動要請の受付、消防部隊の運用、災害情報の収集、消防団や区役所、警察などの他の防災機関との連絡調整などを行います。
西消防署では、署隊本部が迅速で円滑な運営体制を確立し、的確な災害対応を図ることを目的として、「西消防署署隊本部運営マニュアル」を作成しており、この日は、マニュアルに基づき訓練が実施されました。
西消防署の訓練を企画した長谷川雅史(はせがわ・まさし)特別救助隊副隊長は「マニュアルに基づいて、職員がそれぞれの役割を理解して対応し、足りないところなどは職員同士で補いながら活動できたのがよかったと思います。次はより被害が甚大な災害を想定し、しっかり準備をしていきたいと考えています。」と述べていました。
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