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令和6年(2024年)1月11日木曜日、札幌西区少年消防クラブ協議会(佐々木真理子会長)が「救急研修会」を開催しました。
札幌西区少年消防クラブ協議会は西区内の琴似、発寒北、西町、八軒、西野の5つの少年消防クラブで構成され、合同事業の実施等を通じて連絡協調を図り、各クラブが発展することを目的として平成元年に設立された団体です。
この日は、受講対象となる小学6年生のクラブ員、中学生のリーダークラブ員、高校生のマスタークラブ員9名とクラブ指導者4名の合計13名が受講者として、応急手当の実技指導の担当として、応急手当普及員の資格を持つクラブ指導者11名が参加しました。
西消防署予防課防火推進係の阿部係長による講義と実演に続き、4つのグループに分かれて心肺蘇生法とAEDの使用法の実技指導が行われました。
初めて参加した中学生は「思っていた以上に心肺蘇生は強く押すので、指が痛くなりました。」と、別の中学生は「人間の身体をこんなに強く押さなければ効果がないのかと驚きました。」と感想を述べていました。高校生は「救命講習はこれまでクラブでも学校でも何回も参加していますが、いつも長い時間行うのはきついと感じます。なので、万が一心肺蘇生をしているところに居合わせたら、自分も行います。」と心強く語ってくれました。
主催した札幌西区少年消防クラブ協議会の佐々木会長は「元日には石川県を中心に能登半島地震が発生しました。命の危険にさらされている方がいるときに、救命に必要な応急手当の方法を知っていると一人でも多くの救われる命があります。今日はしっかり身につけて、いざというときに役立ててほしいと思います。」と述べていました。
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