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○旧札幌控訴院庁舎(札幌市資料館)は令和2年12月の重要文化財の国指定を受け、その歴史的価値を末永く後世に継承するとともに、市民の貴重な財産として今後も公開活用し続けるため、大規模な修理と整備を実施します。
○札幌市の総合計画である「札幌市まちづくり戦略ビジョン・アクションプラン2023」に掲げる事業の一つに位置づけ、「耐震補強」、「保存修理」、「活用整備」を一体的に行うことを目指した取組です。
現在、専門家とともに、下表のとおり、耐震補強方針や活用整備の手法について検討を進めているところです。
| 年度 | 検討事項 | 備考 |
| 令和5・6年度 | 耐震診断と保存活用計画の検討 | 耐震・保存活用の基礎検討を実施 |
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令和7年度
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○耐震診断追加検討 ○活用整備に係る調査検討 |
○補強方針を定めるため構造実験による補強案の検証を実施中 ○バリアフリー及び活用整備に係る調査検討を実施中 |
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令和8年度 (予定)
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整備方針の策定と保存活用計画の修正
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○R7年度の検討結果に基づき、「耐震・修理・活用」をまとめた整備方針を策定します ○決定した整備方針の内容を、令和6年度作成の保存活用計画(案)に反映し、文化庁協議を実施 |
令和5年度・6年度の2か年にわたり、耐震診断と保存活用計画の策定に向けた検討を実施しました。
| 検討内容 | 概要と成果 | 課題 |
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耐震診断
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○重要文化財指定前の耐震診断を参考に以下について追加検討を実施 ・札幌軟石や煉瓦等の物性調査、地盤調査等の実施 ・保有水平耐力計算等の実施 ・FEM解析等により、補強ポイントを検討 ○耐震補強方針(案)の作成 |
耐震補強方針を定めるためには、札幌軟石と煉瓦を組み合わせた特殊な外壁に対する補強方法について、構造実験により効果検証が必要
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保存活用計画
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建造物の文化財的価値を明らかにし、保護の方針や活用の基本計画(案)を作成 |
バリアフリー対策など、活用のための整備手法について追加検討が必要 |
この検討は、文化財の修理・活用の学識経験者で構成される検討委員会とともに慎重に進めています。会議の概要は、下記リンクよりご確認いただけます。
・第1回委員会(令和5年11月22日水曜日)概要(PDF:74KB)
・第2回委員会(令和6年3月6日水曜日)概要 (PDF:79KB)
・第3回委員会(令和6年6月19日水曜日)概要(PDF:81KB)
・第4回委員会(令和6年9月20日金曜日)概要(PDF:75KB)
・第5回委員会(令和7年1月8日水曜日)概要(PDF:85KB)
○補強方針を定めるため構造実験による補強案の検証を実施中
○バリアフリー及び活用整備に係る調査検討を実施中
昨年度に引き続き、文化財の修理・活用の学識経験者で構成される検討会とともに、検討を進めます。
○検討会(令和8年3月4日水曜日 午前中予定)
○検討会の議事については、施設の安全管理に関する事項のため、非公開で行います。
○一般傍聴は、会の冒頭迄、先着10名までとさせていただきます。
○一般傍聴ご希望の方は、当日会場で8:45~9:00までに受付をしてください。
札幌市役所本庁舎(札幌市中央区北1条西2丁目)
18階 第2常任委員会会議室
耐震補強案に係る協議
・担当:札幌市市民文化局文化部文化振興課資料館担当 田中、水野
・電話番号:011-211-2261
・E-mail:bunka@city.sapporo.jp
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