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広報部では、市政情報や札幌市の魅力などを、市民の皆さまをはじめ、多くの皆さまとより一層、情報共有できるようにするために、日々の実際の業務を通した教育(OJT)はもちろんのこと、様々な取り組みにより、知識の習得やスキル向上に努めています。
その取り組みの一つとして、職員のスキルアップを目的とした職員研修に力を入れています。
広報部として様々な方々にしっかりと情報を伝えていくためには、試行錯誤を重ね、柔軟に広報を進めていかなければならず、職員の凝り固まった視点を転換していくことが必要不可欠です。一見、公務員としては一風変わったように見える研修でも、大組織が抱える硬直的な環境に楔を打ち新たな発想や視点を得るために有益であるものは、積極的に実施しています。
そして、これらで得た知見をもとに、これまでにない柔軟な発想、市民目線での広報・広聴活動を行い、市民の皆さまをはじめとした多くの皆さまとの情報共有を、より一層図ってまいりたいと考えています。
ここでは、実施した職員研修をご紹介します。
ギャル式ブレストとは、ギャルマインドとして定義された「自分軸」「直観性」「ポジティブ思考」といった思考様式を活用し、上司への忖度や部下の過度の気遣いにエネルギーが使われ、結果として、しがらみから抜け出せずに議論が膠着し、新しいアイデアが出てこない状況を打破し、発言の量を格段に増やし、アイデアの質を変えていくために考案された独自ルールに基づき行うブレインストーミングです。
これはコミュニケーションの活発化、直観性を用いたコミュニケーションによる思考のスピードアップ、自己受容、他者受容による相互理解の促進、環境の異なる他者との意見交換による柔軟な発想の創造などを目指すものであり、広報部職員に必要不可欠なスキルであるとして実施しました。
テレビでよく見られる「大喜利」は、単なる言葉遊びのように見えますが、これを理論、構造から理解することで、情報の捉え方、ことばの伝え方を磨き、結果として物事を柔軟に、より早く、より魅力的に考えられるスキルを身に着けることができると考え、市長室(総務局秘書部・広報部)職員において実施しました。
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