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広報部では、市政情報や札幌市の魅力などを、市民の皆さまをはじめ、多くの皆さまとより一層、情報共有できるようにするために、日々の実際の業務を通した教育であるOJTはもちろんのこと、外部講師を招いて必要な知識・技術に特化して実務能力を習得するための研修など、職員のスキルアップを目的とした様々な取り組みを行っています。この取り組みの1つとして、令和5年2月に「ギャル式ブレスト」(部内研修)を実施しました。
札幌市においては、重要な市政情報を、広報さっぽろをはじめとした各種広報媒体やマスコミへの情報提供等により日々情報提供していますが、30歳代、特に29歳以下については、市政に関心のない割合が32%と高いことなどから、これまで採用してきた情報提供手段だけでは情報伝達が難しく、苦慮しながら広報を進めているところです。
幅広い年齢層の方にしっかりと情報を伝えていくためには、試行錯誤を重ね柔軟に広報を進めていかなければならず、職員の一定の凝り固まった視点を転換していくことが必要不可欠であり、大組織が抱える硬直的な環境に楔を打ち新たな発想や視点を得ることができる、また柔軟な発想、新たな視点、前向きな思考などを身に着けるための研修が必要と考え、この研修を取り入れました。
ブレインストーミングのテーマとした「札幌市の新たな魅力の発見と新しい視点での発信・広報」を踏まえ、各々の視点で札幌の魅力をどう発信していくかを考えながら、札幌の施設や街並みを講師とともに見て歩きました。
見て回った施設は、「大倉山ジャンプ競技場」、「札幌時計台」、「さっぽろテレビ塔」の3か所です。
まず、代表者が訪れた観光スポットの説明を行い、その後各々が自身のスマホで「自身が魅力だと思うポイント」を撮影する流れで進められました。
1日目に撮影した写真の「言語化」を実施しました。それぞれ撮影した写真の魅力を文字に起こし、付箋紙にまとめます。
1でまとめた内容について、全体共有を行いました。「撮ったもの」「魅力だと思ったポイント」「魅力に感じた理由」を発表していきます。
続いて、「もっと魅力的にするには?」をテーマに、発表された内容について、ディスカッションしていきました。ここでは、実現可否を問わずに自由に意見を出し、議論を深めていきました。
以下、出た意見の一例です。
これまでの議論を踏まえて、自身が札幌市の観光大使になったとして「伝えるポイント」「誰に」「どうやって」といった項目のワークシートを作成しました。
3でまとめた内容を発表し、その発表に対するポジティブな感想やアドバイスをもらいました。
研修後、研修の委託業者から提出されたアフターレポートを公開します(容量の関係で4つに分けています)。
研修実施後およそ1か月が過ぎたタイミングで、研修受託業者の御厚意でフォローアップが行われました。今回の研修が、どれだけ業務に活かされているかなどを確認する良い機会となりました。
今後も、広報・広聴に係る職員のスキルアップのための取り組みを進め、市民の皆さまをはじめたくさんの皆さまと情報共有をより一層図ってまいりたいと考えています。
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