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更新日:2025年1月15日

ウォーカブルシティの推進

 

 「(仮称)札幌市ウォーカブルビジョン」の策定検討について

 札幌市では、令和5年10月に策定した「第2次札幌市まちづくり戦略ビジョン(戦略編)」に基づき、「居心地が良く歩きたくなるまち(ウォーカブルシティ)」を実現するため、都心・地域交流拠点・住宅市街地それぞれにおいて、ハード・ソフト両面から効果的な取組を推進していくこととしており、令和7年度には「(仮称)札幌市ウォーカブルビジョン(以下、「ビジョン」という。)」の策定を予定しています。

 ビジョンでは、1.札幌市におけるウォーカブル推進の意義・目的、2.都心・地域交流拠点・住宅市街地それぞれにおける目指す姿、3.ウォーカブル推進に向けた行政・民間事業者・地域住民の役割や取組の方向性などを示すことで、官民一体となってウォーカブルシティを推進していくことを目的として策定します。

 市民参加型「サッポロウォーカブルプロジェクト」について

市民のみなさんと一緒に「居心地が良く歩きたくなるさっぽろ」を考えるため、これまでに市民ワークショップや3回の実証実験箇所を巡るフィールドワークなどを実施してきました。次回の取組は現在検討中です。

 札幌市ウォーカブルビジョン策定検討委員会について

 「(仮称)札幌市ウォーカブルビジョン」の策定に向けて、学識経験者、関係団体等からなる「札幌市ウォーカブルビジョン策定検討委員会」を設置しました。委員会は公開で開催いたします。詳細は以下をご覧ください。

第1回札幌市ウォーカブルビジョン策定検討委員会 ※終了しました

第2回札幌市ウォーカブルビジョン策定検討委員会※終了しました【New】

 サッポロウォーカブルシンポジウムを開催しました!

 令和6年6月2日(日曜日)にビジョン策定検討に向けた産学官民連携のキックオフとして「サッポロウォーカブルシンポジウム」を開催しました。会場となった北海道大学FMI国際拠点には約80名が集まり、札幌市からの施策説明のほか「健康×ウォーカブル」「安全・安心×ウォーカブル」「交流・にぎわい×ウォーカブル」の3つのパネルディスカッションを行いました。

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 当日の様子はアーカイブ動画からご覧ください。

 「公共的空間活用による歩きたくなるまちづくり推進事業(サッポロウォーカブル実証実験)」

 本事業は、地域団体等が主体となって道路や公園、広場等の公共的空間を活用することでウォーカブルなまちづくりの可能性を検証し、また効果的な手法を確認することを目的に実施するものです。例えば、道路上にベンチ等の滞留空間を創出する活動や、道路空間でイベントを開催することなどが想定されます。

【審査結果について】

 募集期間内に全7件の応募があり、札幌市役所内部に設置した審査委員会による書類審査の結果、以下3件を採択しました。

  • 「平岸夏祭り」
    • 日 程:8月3日(土曜日)~4日(日曜日)
    • 概 要:これまでも継続的に実施されている「平岸マルシェ」において、道路活用範囲を拡大し、さらに近隣公園の活用も検討し、夏の風物詩である盆踊り・縁日を復活させる。特に地域の子どもたちに親しんでもらえるコンテンツを用意し、今後も住みたくなるまちにつなげていく。
    • 申請者:マルシェ本舗
  • 「コンサふれあい通りのホコテン化プロジェクト
    • 日 程:8月24日(土曜日)
    • 概 要:毎年、宮の沢ふれあい公園で行われる「コンサふれあいフェスタ」という地域に根差したお祭りにあわせて、道路空間の有 効活用や来場者の安全のために、コンサふれあい通り(宮丘小学校通西線)を通行止めにして、歩行者天国化することにより地域の賑わいを向上させる。
    • 申請者:宮の沢まちづくり協議会
  • 「真駒内駅前地区ウォーカブル実証実験」
    • 日 程:9月28日(土曜日)
    • 概 要:将来的に再整備が予定されている真駒内駅前地区において、道路空間や広場空間を活用して「青空市」「憩いの場」「ストリートパフォーマンス」を行い、地域住民にその効果性を理解・実感してもらうことで、再整備に向けた施設のありようを考えるきっかけとする。
    • 申請者:マコエキ会

 審査結果及び審査委員の講評につきましては以下をご覧ください。

1.募集期間(受付は終了しました)

 令和6年6月3日(月曜日)から令和6年6月21日(金曜日)まで【必着】

2.募集要項など

3.申請様式

4.採択後のスケジュール

  • 令和6年7月上旬頃:札幌市内部で書類審査の上、採択者の決定
  • 令和6年8~10月:現地での活動(実証実験)の実施
  • 令和6年11月頃:成果発表会の開催
  • 令和6年12月:12月6日までに実績報告書の提出(活動終了)

実証実験の成果報告会

令和6年11月17日(日曜日)に、「サッポロウォーカブル公募型実証実験の成果報告会」を開催しました。会場となったさっぽろテレビ塔レンタルホールには30名以上が集まり、第1部では実証実験を行った3団体(平岸:マルシェ本舗、宮の沢:宮の沢まちづくり協議会、真駒内:マコエキ会)からの成果発表、第2部では「ウォーカブルの取組を今後も継続するためのアイディア」や「冬のウォーカブルについて」をテーマにワークショップを行いました。

  • 第1部(成果報告会)の様子
  • 第2部(ワークショップ)の様子

第2部

  • 集合写真

集合写真

 札幌市ウォーカブル推進本部

 令和6年6月14日、札幌市役所における局横断的な推進体制を構築し、ウォーカブル関係施策を庁内一丸となって推進することを目的に、天野副市長を本部長とする「札幌市ウォーカブル推進本部」を設置しました。

第1回札幌市ウォーカブル推進本部会議

 令和6年6月18日には設置後初の会議を開催し、ビジョン策定に向けた進め方や推進体制、各局からの施策紹介が行われました。本部長(天野副市長)からは「ウォーカブル関連施策は、公共的空間の新たな価値創造が必要となることから、これまでの慣例に縛られず、新たな制度の活用や、既存の事業の見直しなどを積極的に行うこと」などの指示がありました。

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 参考

国土交通省のホームページです。ウォーカブルに係る制度や事例集等が掲載されています。

 

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このページについてのお問い合わせ

札幌市まちづくり政策局政策企画部政策推進課

〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎5階

電話番号:011-211-2139

ファクス番号:011-218-5109