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平成18年(2006年)3月、「創造性に富む市民が暮らし、外部との交流によって生み出された知恵が新しい産業や文化を育み、新しいコト、モノ、情報を絶えず発信していく街」を目指すという意思を示す宣言を行いました。
創造都市さっぽろ(sapporo ideas city)宣言
四季折々の豊かな自然と快適な都市機能を備える札幌は、暮らす人、訪れる人の創造力を刺激し、創造性を育む環境を有しています。
「人間の創造性=アイデア」は、21世紀の社会や経済をつくる貴重な資源であり、いま、世界の多くの都市がアイデアの重要性に着目し、地域の活性化のために活用しようとしています。
これからの私たちに必要なもの、それは、アイデアを生み、形あるものとし、創造力をいかしたまちづくりを進めることです。恵まれた環境の中で、市民の一人ひとりが創造力を発揮し、生活、文化、産業が、そして札幌の街がもっと元気になり、活気づき、人が集まり、都市の成長が持続していきます。
私たちが目指す創造都市・札幌は、創造性を活かしたコンテンツ産業など、新しい産業が発展し、あらゆる産業が創造性を発揮して競争力を高め、アートやデザインが生活の中にあふれ、感性を刺激し、感動を呼ぶ空間が生まれ、創造性あふれる人が育ち、絶えず新しいコトが起きる街となります。そして、創造性あふれる札幌の街には、世界中の人が訪れ、市民と交流し、それがまた札幌の創造性を高めていきます。
札幌の街は、市民とオープンなコミュニケーションを図り、全ての人の中に潜在しているアイデアや才能をまちづくりに活かしていきます。さらに、その取り組みを世界に発信し、知識・アイデアを資本とするクリエイティブ企業や世界で活躍する人材をひきつけ、創造的な環境を求める人々が住みたいと思う街へと札幌を変えていきます。
これからの札幌をつくるのは、「創造力=アイデア」です。市民一人ひとりの創造性を「ideas city」の中で開花させ、世界の「創造都市」を牽引する存在となることを目指し、ここに「sapporo ideas city」宣言をします。
2006年3月4日
札幌市長 上田 文雄
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